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「ぷよぷよパズルポップ」配信開始。熟成された面白さと充実の初心者サポートにより,パズルゲームのデファクトスタンダードを目指す
「ぷよぷよパズルポップ」公式サイト
「ぷよぷよパズルポップ」ダウンロードページ
さまざまなサポート機能や10連鎖まで組めるようになるレッスンを搭載
「ぷよぷよ」シリーズは,“ぷよ”と“ぷよ”を4つ以上つなげて消していく落ちものパズルゲームだ。基本ルールはシンプルながら奥深い戦略性があり,現在はeスポーツ展開も行われ,大会には小学生から社会人まで幅広い層が参加している。
シリーズ最新作「ぷよぷよパズルポップ」は,AppleのサブスクリプションサービスであるApple Arcadeの独占で世界150か国以上に向けて配信される。先日行われたメディア向け体験会では,同作のディレクターを務める中島玄雅氏,シリーズ総合プロデューサーの細山田水紀氏が登場。「世界の人たちに,初めて触る『ぷよぷよ』を提供したい。皆が楽しめるものを作った」(中島氏),「デファクトスタンダードとしてのパズルゲームを,Appleさんとの強力なタッグで世界へ向けてアプローチしていく」(細山田氏)と意気込みを語った。
本作には,物語を楽しめる「アドベンチャーモード」,オンラインランキングを備えた1人用の「とことん」,さまざまなモードが選べる「ひとりでぷよぷよ」,2〜4人用のオンライン対戦「みんなでぷよぷよ」,基本から応用まで学べる「レッスン」といったモードが収録される。
配信後も月1回程度のアップデートを半年ほど継続していく予定だ。なお,広告や追加課金は存在せず,アドベンチャーモードの物語もしっかり完結するとのこと。
操作性は快適で,タッチパネルでも問題なくプレイできた。デフォルトの「スライドでぷよ移動,タップで回転」をはじめ,仮想パッド風のボタン式,フリックによる回転,片手でのプレイなど,さまざまな操作方法が用意されている。さらにBluetooth接続のゲームパッドにも対応しているため,操作の面で戸惑うことはなさそうだ。
印象的だったのは,「れんさ予告」「オートプレイ」「ぷよタッチ」といった初心者を補助するシステムの多彩さ。初心者が上達していけるように,さまざまなサポートが用意されている。
れんさ予告は「このぷよを消すと連鎖がスタートする」というカーソルがフィールド上に表示される機能だ。また,オートプレイを使用すると,AIが8手分(※ハンデ設定により回数を変更可能)のぷよを連鎖しやすい形に組んでくれる。細山田氏によると,一番美味しい連鎖のスタートはプレイヤーに譲ってくれるそうだ。なお,オートプレイには回数制限があり,使用後はクールタイムが必要になるため,ずっとAI任せにはできない。
一方,ぷよタッチもAIがぷよを積んでくれる機能だが,オートプレイとの違いは随時マニュアル操作に戻せること。ゲームに不慣れな人はオートプレイでお手本を見せてもらい,ぷよタッチから通常プレイへの移行を徐々に目指せる。また,ぷよを問題なく操作できる人はれんさ予告でヒントをもらうといったように,自分の腕前に合った選択肢が用意されている。
さらに腕を磨きたい人には「レッスン」モードがオススメ。ぷよの消し方から,連鎖の組み方や「かいだん積み」「折り返し」「挟み込み」といったテクニックまで座学と実践によって教えてもらえる。「最後までやると7〜10連鎖くらいは組めるようになる」(細山田氏)というから,中級者のステップアップにも役立ちそうだ。
なお,上記のサポート機能はオンラインランキングでは使用できないが,オンライン対戦では参加者が任意で使用可否を選択できる。
アドベンチャーモードでは,アルルやアミティ,りんごといった歴代のキャラクターが「ユメのセカイ」で一堂に会する。ユメのセカイの案内人を名乗るメエーナが,みんなを召喚したからだ。メエーナは強大な魔力でみんなの夢を叶えようとするが,その魔力は借り物であり,この世界に閉じ込められてしまう。脱出方法を探すため,ぷよぷよ勝負に挑むという流れになっている。
シリーズ伝統の「まんざいデモ」は健在だ。キャラクターは3Dグラフィックスで描かれ,感情豊かにさまざまな表情と動きを見せてくれる。フルボイス収録なので,実に賑やかだ。
ストーリーを進めていくと,すけとうだらやラフィーナなどのサブキャラクターもアンロックされ,それぞれのまんざいデモが楽しめる。配信開始時のプレイアブルキャラクターは9名だが,アップデートにより総勢24名の実装が予定されているというのだから豪華だ。
また,アドベンチャーモードには「ぷよの落下を遅くする」「ぷよが連鎖しやすい形に組まれた状態からスタートする」「試合開始時,相手のフィールドにおじゃまぷよを降らせる」といったサポートアイテムも用意されており,これを使えば普段とは少し違う試合が楽しめる。
本作の発表直後から話題になっている「フォトモード」では,プレイヤーが自由にまんざいデモ風のシーンを作成できる。背景やキャラクターのポーズ,感情表現のエフェクトを設定し,空白のフキダシや定型文が入ったフキダシ,称号とアイコンが書かれた「マイぷよカード」も配置できる。
撮影したシーンはiPhoneの「写真」フォルダに保存されるため,さらに加工を加えるのもアリ。マイぷよカードを自己紹介風にしたり,空白のフキダシにセリフを入れて呼びかけたりと,いろいろな使い方がありそうだ。プレイヤーの創意工夫に満ちた作品を見るのが楽しみになってきた。
本作は熟成されたぷよぷよの面白さを,長年のノウハウで培われた操作性が裏打ちし,レッスンとサポート機能によって入門から上達まで幅広くフォローしている。「ぷよぷよ」をプレイしたことがない人はもちろん,連鎖やテクニックを学んでステップアップしたい人にもオススメできるだろう。
Apple Arcadeでは「ソニックドリームチーム」「サンバ DE アミーゴ:パーティー・トゥー・ゴー」など,さまざまなセガタイトルも楽しめる。また,Apple ArcadeとApple Music,iCloud+とApple TV+がセットになった「Apple One」プラン(月額1200円)もあるので,この機会に試してみてはいかがだろうか。
「ぷよぷよパズルポップ」公式サイト
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