![]() |
![]() |
火災,交通事故,立てこもり――限られた車両と人員でどの現場へ誰を送るか,判断するのはあなただ。
守るべき街は,世界のどこにでも築ける。
本日は,ドイツのPeDePeが手掛ける「Global Rescue」を紹介しよう。
本作は世界中の都市を舞台にした緊急サービス運営シミュレーションだ。プレイヤーは消防・警察・救急・SWATの司令官として,自分の拠点を一から築き,日々飛び込んでくる通報に応えていく。
![]() |
このゲームの特徴は,Overtureの地図データを利用して世界中の任意の場所に拠点を構えられる点にある。
パリ,東京,ワシントン,リオデジャネイロはもちろん,自分が暮らす街そのものを舞台にすることも可能だ。
![]() |
プレイヤーは洗車場や駐車スペース,事務室,休憩室,衛生設備に至るまで,敷地のレイアウトを自由に設計し,車両と人員を維持しながら拠点を拡張していく。
![]() |
出動指令はリアルタイムで進行し,火災の鎮圧から交通事故処理,証言聴取,救急医療,さらには高難度のSWAT作戦まで多彩なシナリオが展開する。
地元の地名がそのまま現れる驚き
![]() |
マップを日本に設定すると,現実の建物や施設の名称がそのまま画面に表示される。見慣れた駅や公園,馴染みのある通りが出動先になるのは,なかなかの臨場感だ。
日本語ローカライズもしっかり対応しているため,テキスト表示で違和感を抱く場面は少ない。一方で音声まわりについては,読み上げが機械音声めいた仕上がりになっており,没入感の点ではやや惜しい部分もある。
基地建設と運営の奥深さ
![]() |
拠点の設計は単なる飾りではない。車両を保管するガレージ,洗車場や燃料補給施設,整備区画を確保しなければ出動体制は維持できない。
同時に職員のための事務スペースや休憩室を整え,スタッフの効率を保つ必要もある。23種類の車両と豊富な家具・設備を組み合わせ,研究ツリーで段階的に組織を拡大していく流れは,シミュレーションとしての手応えが十分にある。
200を超えるミッションとミッションエディタ
![]() |
収録ミッションは200以上。火災や交通事故といった日常的な事案から,証言聴取,飲酒検問,速度取り締まり,SWATによる高リスク作戦まで内容は幅広い。
さらに統合ミッションエディタを使えば自作シナリオを生み出すことも可能であり,Steam Workshopを介して車両やスキン,ミッションを共有できる仕組みも整っている。
「Global Rescue」は,リアルな地図データと骨太な経営システムを組み合わせ,緊急サービス運営という地味になりがちな題材を魅力的な遊びに仕上げた一作だ。
City Bus Managerで好評を博した開発チームのノウハウが随所に活きており,アーリーアクセス段階から完成度は高い。
経営シムやマネジメント系作品が好きな人,自分の街を舞台にしたシミュレーションに興味がある人には間違いなくおすすめできる。

























