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「Radeon Software Adrenalin 21.11.3」が「MSFS GotY Edition」などに対応
本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,11月18日発売予定のフライトシミュレータ「Micro
ただ,両タイトルに対する性能向上は謳われていない。
そのほかに,新たなVulkan拡張のサポートが追加されている。AMDがRadeon SoftwareのバージョンとVulkan拡張の対応,Vulkan API公式ドキュメントへのリンクをまとめたページを作成してくれているので,興味のある人はそちらを参照してほしい。
AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるといいだろう。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 21.11.3の対応GPU
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon 600シリーズ(OEM向け)
●Adrenalin 21.11.3の対応APU
- Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
- Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
- Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
- Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
- Athlon PRO 200GEシリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
●Adrenalin 21.11.3が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 21.11.2)
- Display Driver Version:21.30.37.01-211116a-373733E
-Rad eon Soft ware (←21 .30 .33 .05 -211 110a -373 547E -Rad eon Soft ware) - Radeon Settings:2021.1116.1830.33299(←2021.1110.1511.27337)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01510
- OpenGL:29.20.11000.14761
- OpenCL:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.21
- Vulkan Driver:2.0.204(←2.0.198)
- Vulkan API:1.2.196(←1.2.188)
●Adrenalin 21.11.3おける最適化
- 記載なし
●Adrenalin 21.11.3における新要素
- 「Microsoft Flight Simulator: Game of the Year Edition」「Farming Simulator 22」に対応
- 8種類のVulkan拡張に対応
●Adrenalin 21.11.3で解決した問題
- Radeon RX 6900 XTなど一部のAMD製GPUで「Battlefield 2042」をプレイすると,ドライバのタイムアウトやゲームのクラッシュが生じることのあった問題
- Radeon RX 5700 XTなど一部のAMD製GPUで,「DayZ」プレイ中に画面のカクつきや描画性能が低下することのあった問題
- 一部のRadeonユーザーで,「Multimedia Athena Dumps」フォルダ(※詳細不明)によりディスクスペースが消費されることのあった問題
●Adrenalin 21.11.3における既知の問題
- 「Radeon RX 5500 XT」など一部のAMD製グラフィックス製品で「Marvel’s Guardians of the Galaxy」をプレイしたときに,ドライバのタイムアウトが発生することがある。この問題は「Radeon Anti-Lag」を無効化することで一時的に回避できる
- 「Radeon RX 6800M」などのAMD製GPUで「Call of Duty: Black Ops Cold War」をプレイすると,視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることがある
- 複数のディスプレイを拡張モードで接続して,「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」のロビー内にいるときにメニューを介してセカンダリディスプレイでRadeon Softwareを開こうとすると,Radeon Softwareの応答がなくなることがある。この問題は[Alt]+[R]キーを押すことで一時的に回避できる(※[Alt]+[R]はRadeon Overlayを呼び出すショートカットキーだ。つまり,ショートカットキーで開けば,Radeon Softwareの応答が戻るということだと思われる)
- 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
- Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
- 「AMD Link」のストリーミングにおいて,インターネットを介して接続したときにHEVCコーデックを使用すると,断続的に映像フレームが壊れることがある。この問題はAVCコーデックを用いることで回避できる
- 関連タイトル:
AMD Software
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