企画記事
ドッジボールRPGからローグライクホッケーまで。「Steam スポーツフェス」で押さえておきたい変わり種スポーツゲームを紹介
Tape to Tape
最強のホッケーチームを目指す“ローグライトホッケー”ゲーム。最初は寄せ集めのチームで始まり,試合やイベントなどを通じて新しい能力や選手を獲得し,チームを強化していく。試合は物理演算ベースで,打ち出したパックがほかの選手のヘルメットにぶつかって,そのままゴールに――なんてことも起き得る。また,頭突きを食らわせたり,スティックを投げつけたりといったラフプレイも戦略の1つとなっている。最大4人でのローカル協力プレイにも対応しており,友達と遊べば盛り上がること間違いなしだ。
Dodgeball Academia
「ドッジボールは人生」という考えが一般的な世界を舞台にしたドッジボールRPG。プレイヤーはドッジボール・アカデミアに入学し,自身の腕を磨きながら,チームを作るために友情を育んでいく。「バトルドッジボール 闘球大激突!」をもっとはちゃめちゃにしたような試合展開が見どころの1つ。広大なキャンパスを探索して,学校の謎を解いていくアドベンチャー要素もあり,ドッジボールとじっくり向き合える作品になっている。
Wrestling Empire
自由度の高さがウリのプロレスゲーム。リングだけでなく,バックヤードやオフィス,地下鉄など,いろいろな場所を自由に行き来でき,そこらにいるNPCに技を仕掛けたりもできる。キャリアモードがメインとなり,試合以外での立ち回りによって評価が変動することも。基本操作は「打撃」「つかみ」「走り」「拾う」の4つで,方向キーとボタンの組み合わせで,つかみから繰り出される技が変わるといった感じだ。レトロなグラフィックスもゲームの雰囲気にマッチしており,とくに古き良きプロレスゲーを求めている人にオススメしたい一作だ。
Mutant Football League
血に飢えたミュータントたちが罠だらけのフィールドでぶつかり合うアメフトゲーム。各セットアップごとに複数ある戦術の中から1つを決めて,ボールを10ヤード以上進めることを目指すという流れは「Madden NFL」シリーズに似ている。一方で,ルールはラフプレイにかなり寛容であり,相手チームの選手をボコボコにしようが爆殺しようが試合は止まらない。なんなら,気に入らない審判をなぶり殺してもいい。いわばリアルタイム制にした「Blood Bowl」といった感じで,はちゃめちゃなアメフトが楽しめるわけだ。
Golf With Your Friends
「オアシス」「海賊の入り江」「宇宙ステーション」など,個性あふれる11種類のコースをプレイヤー自身がゴルフボールとなってラウンドできるパターゴルフゲーム。最大12人でのマルチプレイに対応し,レベルエディタによりオリジナルコースも作成できる。Steamワークショップには1万を超えるコミュニティステージがアップロードされており,これ1本と一緒に遊んでくれる友達がいれば長く遊び倒せるはず。
HELLISH QUART
17世紀のポーランドを舞台に,近世ヨーロッパ各国の剣士達が決闘を繰り広げる格闘ゲーム。西洋版「ブシドーブレード」といった感じで,どんな攻撃でも当たりどころ次第では一撃で勝負が決まる。一般的な格闘ゲームのようにコンボを覚えたりといったことは必要とせず,操作も簡単なので,格闘ゲームが苦手な人にもオススメ。一回の試合時間も短いので,友達と気軽に盛り上がれる作品を探している人はチェックしてほしい。
LETHAL LEAGUE BLAZE
画面を高速で飛び交うボールを避けたり,タイミング良く打ち返したりして,相手のプレイヤーにボールをぶつける対戦アクションゲーム。ラリーの回数に応じてボールの速度がどんどん上がっていくのが特徴で,最終的には人の目で捉えるのも難しいほどのスピードで画面中を飛び回る。打ち返し方によってボールがさまざまな挙動を見せるなど,単純明快ながらもゲーム性は奥深く,実力が拮抗しているプレイヤー同士であれば熱い駆け引きが楽しめる作品だ。
LONELY MOUNTAINS: DOWNHILL
“マウンテンバイク・ダウンヒル”をテーマにしたスポーツゲーム。コックピット視点や後方視点ではなく,俯瞰視点が採用されているのが特徴で,マウンテンバイクに乗るプレイヤーをラジコンのように操作して,険しい山道を駆け下りていく。舞台となる4つの山それぞれに4つのコースが用意され,同じコースでも複数のルートやショートカットが存在するなど,やり込み甲斐のある作りになっている。
SkateBIRD
小鳥になってスケードボードを楽しむスポーツゲーム。文房具や食器など生活用品があふれる部屋をパークに見立て,数々のトリックを披露していく。自身のスケーティングが評価されればほかの鳥たちにも注目され,新たなパークが開放されるという流れだ。ストローの上でグラインドし,ホッチキスの上でキックフリップを決める。翼を持つ鳥ならではのトリックも複数用意されており,リアル志向のスケボーゲームとはまた違った味わいのある作品といえるだろう。
ローラードローム
ローラースケートのアクションにシューティング要素が組み合わさった3人称視点のアクションシューティングゲーム。プレイヤーは,残虐性と暴力に満ちた新たなアリーナスポーツ「ローラードローム」の新人選手「カーラ・ハッサン」となりチャンピオンの座を目指す。トリックを決めると弾薬が補充されるなど,ローラースケートならではの動きを組み合わせたアクションが複数用意され,本作でしか味わえないプレイフィールを生み出している。
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