「Call of Duty: Modern Warfare 3」，オンラインサービス「Call of Duty: Elite」とFacebookの連動によりクラン活動を強力にサポート

　北米において2011年11月8日の発売が迫る大人気FPSシリーズ最新作「Call of Duty: Modern Warfare 3」（PC / PlayStation 3 / Xbox 360。以下，CoD：MW3）の，最新トレイラーが公開された。この映像では，Call of Duty用のオンラインサービス「Call of Duty: Elite」とFacebookを綿密に連動させることで，ゲームから直接，Facebook上の友人達とコミュニケーションがとれるというフィーチャーが紹介されている。


　Activision傘下のBeachhead Studiosが開発しているCall of Duty: Eliteは，Bungieの「Bungie.net」やBlizzard Entertainmentの「Battle.net」などと同様に，パブリッシャが自社タイトルのプレイヤーに向けて提供するサービス。同サービスはCoD：MW3の発売と共にローンチされ，現在のところ同作および「Call of Duty: Black Ops」（PC / PlayStation 3 / Xbox 360）を対象としたサービスが提供される予定となっている（関連記事）。

　このCall of Duty: Eliteは，すでにiOSやAndroid OSの端末からアクセスできるなどのフィーチャーがアナウンス済み。さらに今回の紹介映像によれば，プレイヤーがゲームのアカウントとFacebookのアカウントを結びつけておくことで，より多くの仲間とコミュニケーションがとれるようになるという。

　たとえば，クランのメンバーが現在どこでプレイしているか，どんな状況にあるのかが把握可能になるため，プレイヤー達はクランのステータスを向上させるための計画を練りやすくなる。CoD：MW3には，クラン向けのレベルシステムやクランごとのリーダーズボードなどの新要素が搭載されているため，クランメンバー同士の円滑なコミュニケーションや個々のプレイヤーのプレイ内容分析といったニーズが高まるのは間違いない。Facebookと連動したクラン活動のサポート機能は，非常に的を射たフィーチャーであるといえるだろう。


　映像の中で，開発元Infinity Wardのエクゼクティブプロデューサー，マーク・ルービン（Mark Rubin）氏は「Call of Dutyは，もはやゲームではなく社会現象だ」と語っている。そんな大ヒットシリーズの最新作だけに，こうしたファン向けのサービス拡充は大いに望まれるところだろう。その全容は，いよいよ来週，明らかになる。

「Call of Duty: Modern Warfare 3」公式サイト