パッケージ
極限脱出ADV 善人シボウデス公式サイトへ
読者の評価
80
投稿数:1
レビューを投稿する
海外での評価
89
Powered by metacritic
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

極限脱出ADV 善人シボウデス

極限脱出ADV 善人シボウデス
公式サイト http://zendesu.chunsoft.jp/
発売元・開発元
発売日 2012/02/16
価格 6090円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
80
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • 良い意味でイライラさせられる作品 80
    • 投稿者:semipop(男性/30代)
    • 投稿日:2013/01/09
    良い点
    ・【協力】【裏切り】を何度も選ぶシナリオはプレイヤーの感情移入をしやすくなっており一般的なADVの弱点を消している

    ・考察しがいのあるストーリー

    ・脱出ゲームが面白い

    前作「9時間9人9の扉」での不満をほぼ全て解消
    ・脱出ゲームのボリュームが倍増(それ以上に増えてる)

    ・脱出ゲームの難易度選択可能

    ・シナリオ分岐のフローチャート&ジャンプ機能

    ・難しい専門用語に対するTIPS(シークレットアーカイブ)

    ・スキップ機能の速度アップ
    悪い点
    ・続編ありきのエンディング

    ・SF設定が増えすぎて、どれがストーリー上で有効なSF設定なのかが分かりにくく混乱する。また伏線も多すぎて理解が難しい(良い点にもなりえるが・・・)

    ・イベント用静止画がしょぼい(2Dイラストがもっと欲しかった)

    ・前作のキャラに愛着がある人が少しガッカリするストーリー展開(そもそもその辺りの解決は続編に続く様子)

    ・タッチパネルの判定が厳しく少し操作感が悪い
    総評
    ゲームとしての完成度は前作より遥かに高く、ユーザーからの要望に応えながら、新しい面白さを追加するという制作者の真面目な姿勢は素晴らしい。
    「かまいたちの夜」シリーズが死に体となり、428のイシイジロウも抜けたチュンソフトにおけるADVの良心と言えるシリーズになった。

    そもそも脱出ゲームの出来が素晴らしい。出来るだけ理不尽に感じない且つ悩み甲斐のある難易度だ。難易度選択も出来るようになったため初心者から玄人まで楽しませてくれる。

    ストーリーは前作と変わらずテンポが良く、続きが気になる度は前作以上だ。
    テキストも読みやすくて上手い。

    新要素となるABゲームでの【協力】【裏切り】よりのどちらを自分は選ぶのか。他人はどちらを選ぶのか。これが真剣に悩ませてくれる。合理的に判断すべきか、心情的に判断すべきかをプレイヤー自身にしっかり考えさせる仕組みが素晴らしい。どちらを選んだ場合のシナリオも用意されているのでライターの手間はかなりのもののはずだが、捨てシナリオは無く、全て意味のある答えになっている。

    ただし前作は脱出ゲームだけでなくADVとしても初心者向けだったのに対して、今作はある程度ADVに慣れた人向けになっている。とにかく設定も膨大だし、伏線回収は前作よりずっと少ない。前作は泣ける物語だったのに対し今作はSFの面白さ重視である。
    だからSF嫌いの人には厳しいかも。

    前作は脱出ゲームの必要性がシナリオ上で強く説明されていたが、今作においては説明は途中あるものの最後の脱出ゲームを行う必要性がシナリオに無いように感じられる。
    また前作は脱出ゲーム中にストーリーの重要な説明が入るが、今作は脱出ゲームとノベルパートは完全に分けられている。そのため快適性は上がっている。
    つまり前作が「ゲーム性」を犠牲にして「シナリオ(演出)」を取ったのに対し
    今作は「シナリオ(演出)」を犠牲にして「ゲーム性」を取っている。

    今作の最大の不満としては前作のキャラが報われなさ過ぎな所だろう。
    まさかあの人があんなことになっているなんて・・・前作での頑張りは何だったのか・・・?
    そもそも前作で、最良の答えを出すには全員で協力しなければならない、と学んだはずの人物が味方を裏切るというのはどうだろうか。理由は明確に示されるが、それでもその人はそんな選択はしない人だと思っていたので少し寂しくなってしまった。

    とはいえ全ての答えは「続編に続く」なので、続編に期待。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 5 4 5
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
AD(最終更新日:2022/12/16)
極限脱出ADV 善人シボウデス(仮称)
ビデオゲーム
発売日:2012/02/16
価格:¥1,500円(Amazon) / 1545円(Yahoo)
amazonで買う
Yahoo!で買う
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:03月28日〜03月29日