さまざまな困難を乗り越えながら地球への生還を目指すサバイバルRPG「The Long Journey Home」がリリース

　ドイツに本拠を置くDaedalic Entertainmentは，同社が開発した「The Long Journey Home」を北米時間の2017年5月30日にリリースした。
　本作は，地球の軌道上で行われたワープ実験の失敗により，科学者達が，搭乗していた小型宇宙船ごと太陽系を遠く離れた謎の場所に飛ばされてしまったという設定のサバイバルRPGだ。異なる知識を持つクルーが，それぞれのノウハウと経験を駆使して，地球帰還へ向けた長い旅をすることになる。

「The Long Journey Home」公式サイト

　クルーは10人おり，パイロットや機械修理の専門家，さらにはエイリアンとのコミュニケーション担当などの知識や特技を持っている。ただし，ゲーム開始時点で選択できるのはその中の4人だけで，その選択によってゲームの進行が大きく変化していくことになる。クルー同士の相性のようなものもあるようだ。
　本作は，ゲームを開始するたびにマップが自動生成されるというプロシージャルなシステムが採用されており，旅の途中でどのような惑星やエイリアン，あるいは気象に出会うのかなど，高いランダム性がウリで，ゲームのリプレイアビリティを高めている。


　プレイヤーは，エイリアンの攻撃や小惑星帯への突入などで次第に壊れていく宇宙船をなんとか操りつつ，青い地球を目指して進んでいくという過酷なサバイバルが堪能できそうだ。

　現時点で日本語版は予定されていないので，ハードルはやや高めだが，発売に合わせて上に掲載した3つのチュートリアル映像が公開されている。本作が気になる人は，チェックしよう。