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  • 発売日:2017/09/14
  • 価格:パッケージ版,DL版:7600円(税抜)
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[E3 2017]「ウイニングイレブン 2018」は駆け引きをより楽しめるように進化。田谷APに話を聞きつつ,出展バージョンを遊んできた
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印刷2017/06/16 17:52

プレイレポート

[E3 2017]「ウイニングイレブン 2018」は駆け引きをより楽しめるように進化。田谷APに話を聞きつつ,出展バージョンを遊んできた

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ウイニングイレブン 2018のアシスタントプロデューサー・田谷淳一氏
 KONAMIは,2017年9月14日に発売予定となっているサッカーゲームシリーズ最新作「ウイニングイレブン 2018」PlayStation 4 / PlayStation 3)を,E3 2017に出展していた。
 本作における進化のポイントはすでにムービーなどで紹介されているが,今回はアシスタントプロデューサーを務める田谷淳一氏に話を聞きながら,E3出展バージョンを実際にプレイしてきたので,その感想をお伝えしよう。

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 今回,試遊を始めて最初に気がついたのが,前作「ウイニングイレブン 2017」PS4 / PS3)との「選手のスピードの違い」だ。
 前作は,選手がピッチの上を滑るように移動していたのに対し,今作の選手の移動には「体の重さ」を感じる。スパイクが地面をかんでいるような動きとでもいおうか,足の運びの一つひとつを,より意識できるスピードになっていたのだ。

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 田谷氏によると,今回はあえてゲームスピードを落とすことで,前作以上に対戦時の駆け引きを楽しめるようにしたのだという。
 たとえば今回,田谷氏との対戦時に筆者は何度もフェイントに揺さぶられる場面があった。そのシーンが強く印象に残ったのは,ゲーム全体のスピードが落ちたことにより「自分がフェイントにひっかかった」ということを認識しやすくなったためだろう。
 ちなみにドリブル時に,移動に使う左スティックを進行方向とは逆に軽く倒すと,シチュエーションに応じてスティックを倒した方向に体の一部が(一瞬ではあるが)傾いたりする。フェイント自体も,前作よりやりやすい印象だ。

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 今作では,選手同士がボールをめぐって「体を入れ合う」シチュエーションのモーションも増えているという。実際ルーズボールを追いかけるときなどは,背後から迫る選手に追い抜かれないように腕を高く上げて妨害するといったことが自動で行われていた。前作でも多少はそれらしい動きはあったが,今作ではよりはっきりと「邪魔している」と分かる。

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 シチュエーションに応じて自動で発動するものはほかにもあり,たとえばボールを持つ選手にプレッシャーがかかっていないときには「足をクロスさせてパスを出す」など,おしゃれ(?)な動きをとることもあった(これは選手による)。

 上記の「おしゃれパス」のように自動でさまざまな動きを見せるようになっているものの,それがプレイの邪魔になるようなことはない。田谷氏もその点を強調していたが,あくまでもリアリティを求めたうえでのプラスアルファであり,対戦での影響はなさそうだ。

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 前作では,「コンセプトアレンジ」や「リアルタッチ」など対戦時の駆け引きをより面白くするための要素が追加されていた(関連記事)。ウイニングイレブン 2018ではその方向性はそのままに,駆け引き部分がさらに成熟しているという印象だ。

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カンプ・ノウ,ジグナル イドゥナパルといった公式ライセンスを取得したスタジアムは,現地取材に基づいて描かれている。取材時に試合と同じ条件で照明をつけてもらい,光の当たり方なども細かく再現しているそうだ
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 また,今作では対戦を面白くするための試みとして,大会用モードである「PESリーグ」に新機能が取り入れられる。それは「選手能力を平均化する」という機能である。

 従来のウイニングイレブンの大会では一部の強豪チームばかりが使用される傾向にあり,はっきり言って似たような対戦カードが多かった。勝負にこだわる以上,それは仕方のないことだが,選手の能力が平均化される機能が追加されることにより,この問題はある程度解消するだろう。
 もちろん平均化といっても,全選手の能力が同じようなものになるわけではなく,ドリブルが得意,足が速いといった基本的な特徴は残るそうだ。

 駆け引きとは別の部分でも,たとえばショートコーナー時だけに使える戦術などが用意される。
 また,プレイヤーが操作している選手の頭上にはアイコンが表示されているが,今作では,[L1]キーを押すと「どの選手に操作が切り替わるのか」が表示されるようなっていた。「自分が想定していなかった選手に切り替わってしまって,慌てて戻す」といったことが減るわけである。
 ただしこれはオプション機能なので,従来どおり表示しないようにすることも可能だ。

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 ウイニングイレブン 2018は9月14日に発売予定で,7月にはシリーズ初となるβテストが実施される。βテストはオンライン対戦での検証を主な目的としたものだが,ゲームのスピードなどもこのテストを通じてあらためて調整する可能性もあるという。ウイイレファンなら積極的に参加したいところだ。

「ウイニングイレブン 2018」公式サイト


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