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マフィア梶田の二次元が来い!:第476回「ふんわり時間で銀河の彼方を駆け巡るセブンスコード」
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印刷2019/11/05 16:30

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マフィア梶田の二次元が来い!:第476回「ふんわり時間で銀河の彼方を駆け巡るセブンスコード」

画像集 No.004のサムネイル画像 / マフィア梶田の二次元が来い!:第476回「ふんわり時間で銀河の彼方を駆け巡るセブンスコード」

著者近影:先日更新された「GOHOマフィア!梶田くん」の第30話。突然のストーリー漫画に皆さま驚かれたのではないでしょうか。この方向性,意外な手応えを感じたのでしばらく続けてみたいと思います
画像集 No.012のサムネイル画像 / マフィア梶田の二次元が来い!:第476回「ふんわり時間で銀河の彼方を駆け巡るセブンスコード」
 ちょっと前までは,番組などでご一緒する方々がスタッフなども含めてほとんど年上でした。それが最近では,現場に自分より年下の人間がジワジワと増えてきていることに気付いてしまい,戦慄しているマフィア梶田です。

 なかでも顕著なのは若い世代がどんどん出てくる声優さんですが,彼らはオーラそのものが若々しい芸能人みたいなものなんで見て見ぬふりができていました。「昔からラジオ聴いてました!」とか言われると,過ぎ去っていった年月を自覚させられてダメージを受けますが,まだ嬉しさの方が勝ります。

 ヤバいのは共演したクリエイターや,仕事を依頼してくるクライアントが自分より若い現場ですね……。業界の新陳代謝を肌で感じてしまうので,精神的に逃げられねぇ。そもそも,ここ10年くらいを「ちょっと前」で括っているところからしてアウト。「スナックバス江」で読んだやつですものコレ。

 ……とはいえ,現場の人間みんなが自分より年下になってしまうくらい,この業界で長くやっていければそれはそれで幸せだなと。前向きに考えたいですね!


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 「RADIO 4Gamer Tap(仮)」第127回では,アプリボットが配信中の「SEVEN’s CODE」iOS / Android,セブンスコード)を特集。ゲストとしてUNLIMITED STUDiOのNAOKI MAEDA(ナオキマエダ)氏と菅原涼介氏をお招きし,ゲームの魅力をご紹介いただきつつ,実際にプレイしてきました。

 「カッコいい音ゲー」らしいスタイリッシュなビジュアルと,RPGのように重厚なストーリーの融合。意外とありそうでなかったジャンルに挑戦している本作ですが,その完成度は高いです。世界観やシステムの随所に独自のセンスが光っており,“音ゲー”というだけでは括れない魅力がありますね。
 プレイヤーをトランス状態へと誘う,色彩とリズムの奔流をぜひ体験してみてください。

「SEVEN’s CODE」公式サイト

「SEVEN’s CODE」ダウンロードページ

「SEVEN’s CODE」ダウンロードページ



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 10月25日にリリースされたObsidian EntertainmentによるオープンワールドRPG「The Outer Worlds」は,「Fallout: New Vegas」を開発したことで知られるObsidianの新作ということで,濃いめのゲーマーを中心にアツい視線を集めていますね。「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」でもライブ配信を行い,ジワジワと視聴数を伸ばしています。


 もちろん,オープンワールドゲームに目がないマフィア梶田はプライベートでも本作のPC版をプレイしており,休日は朝から晩まで銀河の彼方を冒険中。この手のゲームはプレイヤーによって楽しみ方が変わってきますが,自分は満遍なく舐め尽くすようにサブクエストを潰していくスタイルなので,一向にメインストーリーが進行しておりません。他のプレイヤーから評判を聞くところによると,メインストーリーだけを追いかけた場合はあっという間にエンディングを迎えてしまうということらしいですが,サブクエスト込みだと相当なボリュームではないのでしょうか。

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 「Fallout: New Vegas」にどっぷりハマって何度も遊んだ身からすると,ObsidianのRPGに期待していたクオリティには十分に達している印象です。タイトルの核となる世界観の構築は見事ですし,冒険の道行きにおける選択肢の豊かさだけで見ても,近年の「Fallout」シリーズを明らかに超えていますから。
 序盤のクエストひとつとっても,御都合主義のシナリオで八方丸く収まる方法はなし。NPCそれぞれに事情があり,正義があり,プレイヤーの選択に大きな責任がのしかかってくるのが実にObsidianらしい。自分にとって最善の道を選んでも,必ず心の片隅にモンヤリした気持ちを抱えてしまうようにできているあたり,“ロールプレイング”における没入感の演出は極めて優れています。……底意地が悪いとも言う。

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 一方で,クリーチャーのバリエーションや装備品の多様性という面ではもうひと工夫が欲しかったところ。多くのユニークアイテムがデザインそのまま,名称の違いのみでお茶を濁されているのは正直ちょっと寂しいです。性能面でも大差ない,あるいはその時点で入手できるノーマル装備より弱いといったことが多くて,「やったぜユニークだ!」と発見してテンション上がった直後にはガッカリしちゃうんですよね……。せめて武器のスコープやマガジンなどを改造できればまた違ったんでしょうが,なぜかユニークアイテムは部品を弄れないというのも扱い難さに拍車をかけています。

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 そのほか,任意のアイテムをジャンク指定はできる一方でお気に入り指定はできない点など,細かい粗を挙げればキリがありません。しかし,それらを差し引いてもメチャクチャ面白いのがさすがというか何というか。現状でも十分に傑作の部類へ入るのですが,今後「Fallout」シリーズのように積極的なMOD対応をするか否かで,長く遊ばれるゲームになるかも決まってくるんじゃないかなぁと思いますね。

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 というわけで「The Outer Worlds」「Fallout」シリーズがお好きならマストバイ。そうでなくとも,別世界にどっぷり逃避できるボリュームたっぷりなRPGをお求めなら,今のところ最高の選択肢なんじゃないかと。ぜひプレイしてみてください。

「The Outer Worlds」公式サイト

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