2019年2月10日,フェルマーは,
ShenZhen ZhiHaiHe Techが展開するゲーマー向け製品ブランド「
Varmilo」(アミロ)製キーボード新製品の予約販売を開始した。
今回のラインナップはなかなかにポップな色合いなのだが,それとは別に,Cherry MXメカニカルキースイッチ搭載モデルと,
Varmilo独自開発という静電容量スイッチを採用した製品もラインナップしてあるのが見どころだ。
左は「Sea Melody」,右は東京ゲームショウで披露された「Sakura」カラーのモデル。[Space]キーのキートップに,Sea Melodyはくじら,Sakuraは桜のイラストが描かれている
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カラーバリエーションは「Sea Melody」「Sakura」「Forest Fairy」「Black Gray」「Black Black」「Panda」「Double Rainbow」「CMYK」の8種類。10キー付きの日本語113キー配列モデルと10キーレスの日本語92キー配列モデル,10キーレスの英語87キー配列モデル,10キーおよびファンクションキーを省略した日本語73キー配列モデル,21キーを搭載した10キーパッドモデルの5ラインナップ展開となるが,カラーバリエーションによって配列や選択可能なキースイッチの種類は異なる点には注意が必要だろう。
一例を挙げると,水色と白色を基調色とした「Sea Melodyモデル」の場合,フェルマーの通販サイト「ふもっふのおみせ」における価格は,日本語配列113キーの静電容量式スイッチモデルが
2万1770円(税込),日本語配列113キーの「Cherry MX Black」スイッチモデルが
2万450円(税込)。日本語92キーの静電容量式スイッチモデルが
1万9630円(税込),日本語92キーのCherry MX Blackスイッチモデルが
1万8200円(税込)となっている。
こちらはForest Fairyの73キータイプ(左)。Sea MelodyとForest Fairyの2色は,これに加えて113キーのフルキーボードタイプや92キータイプ,10キーパッドタイプの4種類をラインナップしている。右はBlack Grayで,92キータイプと10キーパッドの2種類から選択可能だった
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黒一色のBlack Black(左)は92キータイプと10キーパッドの2種類展開。右はPandaカラーで,[Space]キーに竹林でたわむれるパンダのイラストが描かれている
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Double Rainbowは,キーによってキーキャップの刻印が異なる色となっているのでレインボーと呼ぶようだ。なお,本製品だけは,選択可能なキースイッチがCherry MXシリーズのみとなっている。また,CMYKのラインナップは,英語配列の87キータイプのみだ。
Double Rainbowは左端のキーに書かれた刻印が赤で,右端が紫という7色に色分けされている(左)。CMYKは,左右の[Ctrl]キーとその周辺だけがカラフルな色で,それ以外はモノトーンという独特の配色をしている(右)
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メカニカル静電容量式スイッチを分解したCG。メカニカルスイッチにおける接点のような部品がある
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さて,今回の新製品でポイントとなるVarmilo独自の静電容量式スイッチは,「Electrostatic Capacitive Mechanical Key Switches」(メカニカル静電容量式スイッチ)と呼ばれており,一見するとメカニカルスイッチの内部で見かける金属製接点のような電極がある。メカニカルスイッチであれば,接点同士が接触して通電することでスイッチのオンを判定するわけだが,Varmiloのメカニカル静電容量式スイッチでは電極同士が直接触れることはなく,電極間に生じる静電容量の変化で判定を行う仕組みであるそうだ。
これにより,メカニカル静電容量式スイッチは接点の摩耗による劣化がおきないため,事実上無限の耐用年数を実現しているとフェルマーは主張している。
Varmiloのメカニカル静電容量式スイッチ(左)と,一般的なメカニカルスイッチ(右)の違いを示したCG。メカニカルスイッチは接点同士が接触するが,メカニカル静電容量式スイッチは接点同士が触れていないという
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Varmiloが展開する静電容量式スイッチのバリエーション。今回の製品で選択できるのは,Varmilo Sakura軸とVarmilo Rose軸の2種類である
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なお,Varmiloの静電容量式スイッチには,3種類のバリエーションがあるそうで,今回国内発売となった製品が採用しているのはこのうち,クリック感がなく押下圧約45±10gの「Varmilo Sakura軸」と,同じくクリック感なしで押下圧約55±10gの「Varmilo Rose軸」という2種類とのこと。静電容量式スイッチにクリック感を付けた「Varmilo Green軸」というスイッチも今後登場するそうだ。
ゲーマー向けの仕様としては,Nキーロールオーバー対応で,また[Windows]キーの無効化や,[Windows]キーと[Fn]キーの入れ替えといった機能を備えているという。キーボードバックライトも備えており,発光色は固定であるが,常時点灯または点滅の切り替えや輝度調整が可能とのことだ。
●Varmilo製キーボード新製品の主なスペック
- 接続インタフェース:USB
- キースイッチ:メンブレンスイッチ(Varmilo独自),メカニカル(Cherry MXシリーズ)
- 基本キー数:日本語113,92,73,21キー,英語87キー
- キーピッチ:未公開
- キーストローク:メンブレンスイッチ:未公開,メカニカル:スイッチにより異なる
- アクチュエーションポイント:メンブレンスイッチ:未公開,メカニカル:スイッチにより異なる
- 押下特性:45±10g(Varmilo Sakura軸),55±10g(Varmilo Rose軸),メカニカル:スイッチにより異なる
- ロールオーバー数:全キー
- 複数キー同時押し対応:対応
- キー耐久性:メンブレンスイッチ:未公開,メカニカル:約5000万回
- ポーリングレート(USBレポートレート):未公開
- オンボードフラッシュメモリ:未公開
- LEDイルミネーション:搭載
- 公称本体サイズ:
日本語113キー:442(W)×137(D)×33(H)mm
日本語92キー:356(W)×134(D)×33(H)mm
英語87キー:356(W)×134(D)×33(H)mm
日本語73キー:341(W)×108(D)×35(H)mm
21キー:125(W)×86(D)×40(H)mm
- 公称本体重量:
日本語113キー:約2.5kg
日本語92キー:約930g
英語87キー:約900g
日本語73キー:約760g
21キー:約220g
- ケーブル長:未公開
- 対応OS:未公開
- 発売日:2月10日
- 保証期間:1年間