失った記憶と不可解な状況。スマホ向け謎解きゲーム「The White Door」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第2212回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向け謎解きゲーム「The White Door / ホワイトドア」（iOS / Android）を紹介しよう。記憶をなくした主人公の謎を，ひとつずつ解き明かしていくのだ。

アプリはiOS版が370円（税込），Android版が360円（税込）。PC版はSteamにて410円（税込）で配信中

「The White Door / ホワイトドア」ダウンロードページ

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　ヒルが目を覚ましたのは，病室のように無機質な印象を受ける，見知らぬ一室だ。見覚えがないその部屋を調べていると，スケジュール表を見つけることができた。どうやらこの表に沿って動き，謎を解き明かしていくことで，1日の時間が経過するらしい。
　なお，言語設定は英語だが，設定画面から日本語を選択可能だ。

基本操作はタップとスワイプ。画面左側で移動，右側で詳しく調べることができる

　1日の予定を終えてベッドに入ると，ヒルが夢を見ているのか，回想シーンがはじまる。モノローグを頼りに謎を解いていこう。
　回想が終わると，次の日がやってくる。目を覚ましたヒルを動かし，スケジュールをこなして，新たな1日の終わりを目指そう。

現実世界と回想シーンを交互に繰り返しながら，作中の時間を1日ずつ進めていく

　なぜ，ヒルはこのような場所にいるのか。どうして記憶を失ってしまったのか。周囲に対する猜疑心と，断片的に蘇る過去。隠された手掛かりを見つけた先に，彼の結末が待っている。

物語だけでなく，さまざまな謎解きも本作の魅力だ

　物語，謎解きともにクオリティの高さをうかがわせる本作。各日程ごとに用意された「隠し要素」をこなすことで，サイドストーリーもアンロックされる。やり込むほどに広がっていく，真相を追ってほしい。

著者紹介：げっつ☆先生
　ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが，隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。

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