［AnimeJapan］2023年の注目ブースをまとめて紹介。配信サービスによる大規模ブースのほか体験型コーナーが今年も盛りだくさん

　一般社団法人アニメジャパンは2023年3月25日と26日の2日間，東京ビッグサイトにて世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2023」を開催した。

　本イベントには，数多くのアニメ文化に関連したブースが多数出展した。さらに制作陣や声優など，アニメ産業にまつわる出演者によるステージイベントに加え，グッズ販売なども実施されていた。


　本稿では「AnimeJapan 2023」開催1日目の3月25日における各ブースの模様を現地写真とともにお届けしていこう。

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Arcanamusica (ｱﾙｶﾅﾑｼﾞｶ)

　集英社とエイベックスのタッグによる「Arcanamusica (ｱﾙｶﾅﾑｼﾞｶ)」はタロットカードをモチーフに，あるアプリに導かれた歌い手たちの物語を，音楽やマンガ，ボイスコミック，SNSなどさまざまなメディアで展開している。

　「AnimeJapan 2023」における出展ブースでは，グッズ販売に加えて，特大キャラクターパネルの展示，無料の試し読み小冊子配布が実施されていた。さらにSNSフォローキャンペーンも展開されており，来場者は特典のクリアファイルを受け取ることができた。

さらにこのブースでは，一部キャストによるお手振り会も実施されていたそうだ

無料の試し読み小冊子では，新メンバー3人のショートストーリーも先行掲載！

「Arcanamusica」公式サイト

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マーベラス

　マーベラスによるブースでは，2次元ホスト音楽原作コンテンツ「ファビュラスナイト」の映像やキャラクターイラストの展示とともに，パフォーマーによる生の掛け声とダンスを味わえるシャンパンコール体験が実施されていた。

　シャンパンコールの体験時には，来場者がドリンクメニュー風の一覧から楽曲を選ぶことができ，パフォーマンスだけでなくブース内の映像も楽曲に合わせて変化する。そのうえコールの終了後には，領収書風の特製カードや応援うちわも配布されていた。

「ファビュラスナイト」公式サイト

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アニメ「アイドルマスター」

　「AnimeJapan 2023」では，「アイドルマスター」が初めてシリーズ単独でブースを出展。2023年4月よりテレビ放送予定の「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」，2023年8月より劇場先行上映が予定されている「アイドルマスター ミリオンライブ！」をはじめとした，2023年展開の新作アニメシリーズにまつわる展示が公開されていた。

　「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」の展示では，キービジュアル，キャラクタースタンド，アニメ映像のみならず，漫画「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」の作者である廾之氏が描いた黒板アートも設置。


　そして「アイドルマスター ミリオンライブ！」の展示では，ライブ劇場のエントランスをイメージしたコーナーに，宣伝隊長の春日未来が登場し，自らブースを宣伝していた。

「アイドルマスター シャイニーカラーズ」コーナーには，アニメキービジュアルとキャラクターパネルが展示されていた

「アイドルマスター」ポータルサイト

アニメ「アイドルマスター」公式サイト

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DMM TV

　DMM TVブースでは，DMM TVオリジナルコンテンツのコラボステージやDMM pictures作品， DMM GAMESのスペシャルステージを実施。また展示コーナーでは，無数のアニメタイトルを背景にした「AnimeJapan」の10周年を祝うメッセージボードが設営されていた。


　そしてDMM GAMESからは「コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ」（PC / iOS / Android）の最新情報＆フォトスポットが出展されており，ブース内における「AnimeJapan」10周年記念メッセージの反対側の壁一面を彩っていた。

「コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ」公式サイト

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バンダイナムコグループ

　バンダイナムコグループのブースでは，バンダイナムコフィルムワークス，バンダイナムコピクチャーズ，バンダイナムコミュージックライブが共同出展していた。同グループにおけるキャラクターのスタンドパネルがズラリと立ち並び来場者をお出迎え。

　
　グループコンテンツにまつわる数多くの展示物があるなかで，「機動戦士ガンダム　水星の魔女」をはじめとした「ガンダム」シリーズ，「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」に「ラブライブ！」シリーズ，「転生したらスライムだった件」「SANDLAND」といった最新作が大々的に取り上げられていた。

「株式会社バンダイナムコホールディングス」公式サイト

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EVIL LINE RECORDS/Dazed

　キングレコード内のレーベルEVIL LINE RECORDS＆Dazedが「AnimeJapan」に初出展。同レーベルにて展開されている音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」（以下，ヒプマイ）や，超人的シェアハウスストーリー「カリスマ」のキャスト陣によるステージイベントも実施されていた（アーカイブ配信あり）。

【3月25日(土)13時生配信】カリスマ声優ほぼ全員集合スペシャル　〜アニメジャパンからこんにちは編！〜　DAY1

【3月26日(日)12時生配信】カリスマ声優全員集合スペシャル　〜アニメジャパンからこんにちは編！〜　DAY2

【3月25日(土)15時】「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- HPNM Hangout！ +」AnimeJapan2023出張編 DAY1

【3月26日(日)14時】「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- HPNM Hangout！ +」AnimeJapan2023出張編 DAY2

　展示コーナーでは「ヒプマイ」のキャラクターで彩られたパネルに加えて，「カリスマ」のスタンドパネルや，各キャラクターのプロフィール，部屋のイラストを見ることができた。


　さらに2023年3月27日から5月31日にかけて実施される「ヒプマイ」とプリントシール機「ルートミー」のコラボを先行体験できるコーナーも設けられていた。

「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」公式サイト

「カリスマ」公式サイト

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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」

　イルミネーションと任天堂が共同で制作する「スーパーマリオ」のアニメーション映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」がブース出展していた。


　ブース内の特設劇場では，日本語吹替版キャストのスペシャルインタビューや2023年4月28日に日本での公開が予定されている本作の最終トレーラー3D版が公開されていた。

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」公式サイト

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「東京カラーソニック!!」＆「URADOL」

　バディ×音楽CD「東京カラーソニック!!」＆最強の異色アイドル育成CD「URADOL」による合同ブースでは，両作品のフォトスポット展示に加えて，来場者がアイドルになりきれる体験会が実施されていた。さらにアイドル応援うちわや，描き下ろし4コマ漫画が掲載された小冊子の配布も。

「東京カラーソニック!!」公式サイト

「URADOL」公式サイト

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Netflix Japan Anime

　Netflix Japan Animeの出展ブースでは，取扱作品の展示物だけではなく，絵柄を揃えることで該当作のカードがもらえる「ネトフリアニメカードスロット」が設置されていた。


　このほかにも「サイバーパンク エッジランナーズ」の体験型アトラクションとして「サンデヴィスタンインストーラー」が設営されており，作中における「サイバーウェア」を体感することができた。

「Netflix」公式サイト

「サイバーパンク エッジランナーズ」公式サイト

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ニジゲンノモリ

　兵庫県立淡路島公園内で，アニメ×テクノロジー×自然をテーマとした新感覚テーマパークのニジゲンノモリは，「ドラゴンクエスト アイランド　いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」や「NARUTO＆BORUTO忍里〜SHINOBI-ZATO〜」の体験型ブースを出展していた。


　「ドラゴンクエスト アイランド　いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」のコーナーでは，つぼの中を調べてアイテムを獲得する過程をモチーフとしたアトラクションが展開されており，「NARUTO＆BORUTO忍里〜SHINOBI-ZATO〜」コーナーでは，印を結んで忍術を発動する稽古を体感できた。

「ニジゲンノモリ」公式サイト

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メディコス・エンタテインメント

　メディコス・エンタテインメントによる出展ブースでは，アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の描き下ろしイラストを使用した等身大パネルのほか，本展において初公開となるフィギュアが展示されていた。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」公式サイト

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アクロス

　「ゆるキャン△」を中心としたさまざまなグッズで知られる「アクロス」のブースには，グッズ販売のほか各地に出没して話題を呼んだ「ゆるキャン△ピングカー」が登場。東京ビッグサイトの内部に車両が展示されているインパクトもあってか，多くの来場者が足を止めて見入っていた。

アニメ「ゆるキャン△」ポータルサイト

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コミックス・ウェーブ・フィルム

　新海 誠氏をはじめとしたクリエイターの作品を手掛けるコミックス・ウェーブ・フィルムは，「すずめの戸締まり」にまつわるブースを出展。劇中の要素を再現した設営のみならず，制作陣からのイラストボードも展示されていた。

「映画『すずめの戸締まり』」公式サイト

「コミックス・ウェーブ・フィルム」公式サイト

　なお，今回の総来場者数は10万51人を記録したこと，次回「AnimeJapan 2024」は2024年3月23日と24日に開催されることが発表されている（関連記事）。来年は各企業，コンテンツがどのような趣向を凝らしたブースを出展するのか今から楽しみだ。

「AnimeJapan 2023」公式サイト

4Gamer「AnimeJapan 2023」掲載記事一覧