宇宙ステーションを舞台にした人狼系ゲーム「DUBIUM」，ファイナルβテストを開催中。Steamで登録すれば誰でも参加可能に

　韓国のMUMO Studioは，開発中のPC向け新作ソフト「DUBIUM」のファイナルβテストを開催中だ。テスト期間は北米時間の2023年4月10日までで，Steamのストアページで登録すれば，誰でも参加できる。

「DUBIUM」公式サイト

Final Beta Patch Note

　2023年第2四半期の正式サービス開始が予定されている「DUBIUM」は，爆発の危機に瀕した宇宙ステーションを舞台とした人狼系ゲームだ。プレイヤーは，5人の「フロンティア」の1人として，生命維持装置の修理や酸素ボンベの収集，太陽光発電機の回収などさまざまなミッションに挑むが，5人のうち1人は「裏切者」。フロンティアは生き残りをかけて裏切者をあぶりだし，一方の裏切者はフロンティアのひっそりと片づけつつ，彼らの任務を失敗させることになる。


　今回のファイナルβテストでは，初めて挑戦するフロンティアのための「フロンティアトレーニングセンター」が導入されたという。ゲームに必要な要素を学べるほか，発生する突発的な非常事態に対処するのにも役立つ。また，キャラクターの成長要素も公開されており，宇宙船から無事に脱出できれば，さまざまな報酬が得られ，これらを使ってキャラクターをカスタマイズしたり，成長させたりすることができる。ただし，脱出に失敗した場合，ゲーム中に得られたすべてのものを失うというローグライクなシステムになっているという。


　MUMO Studioによれば，過去に実施した2回のテストによって多くのフィードバックを集め，ゲームの完成度をさらに高めたとのこと。フロンティアと裏切者に適切な情報を提供し，ゲームの緊張感をアップしたほか，新たな武器の導入，太陽発電機を修理するミニゲーム，デイリーミッションなど，さまざまなコンテンツが追加されている。


　ゲームの背景を紹介するトレイラーも公開されており，宇宙ステーションで発生した事件の背景や，ゲームの重要な要素となる物質「キーストーン」，フロンティアの「エネルギーキューブ」を破壊するミッションなどが，独特なタッチのアニメーションで説明されている。