お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2024/02/07 09:00

プレイレポート

[プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 スクウェア・エニックスが2024年2月29日に発売するPS5用ソフトFINAL FANTASY VII REBIRTH(以下,FFVIIリバース)の先行プレイレポートをお届けしよう。

画像集 No.038のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 リメイク第1作「FINAL FANTASY VII REMAKE」PS4 / PS5 / PC)にて,魔晄都市ミッドガルを脱出したクラウドたちの冒険は,FFVIIリバースにて広大な世界へとその舞台を広げる。2023年9月の試遊(関連記事)でのジュノンエリアの探索に続いて実施された今回のメディア向け試遊では,CHAPTRE2のグラスランドエリアを4時間以上にわたってプレイできた。同エリアの探索やバトル,前回の試遊では触れられなかった新要素について紹介しよう。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

「FINAL FANTASY VII REBIRTH」公式サイト

関連記事

[インタビュー]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」はどのような思いで“広大な世界での冒険”を描いたのか。開発のキーマン3名に話を聞いた

[インタビュー]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」はどのような思いで“広大な世界での冒険”を描いたのか。開発のキーマン3名に話を聞いた

 発売まで1か月を切ったスクウェア・エニックスの新作「FINAL FANTASY VII REBIRTH」について,開発のキーパーソン3名に話を聞いた。クラウドたちの広大な世界での冒険を描くFFVIIリメイク第2弾は,どのような思いで作り上げられたのか。

[2024/02/07 09:00]


ワールドマップを探索し,情報を収集・解析して「ワールドレポート」を埋めていく


 FFVIIの世界により深く触れられるのが,新要素の「ワールドレポート」だ。これは,リメイク第1作から引き続き登場するチャドリーの調査依頼をこなし,各エリアの情報を集めるというもの。依頼内容は,モンスター討伐や旧共和国の通信塔の再起動,特定のスポットの調査,正体不明の物質の回収などさまざまあり,なにに挑むか,どの程度協力するかはプレイヤー次第だ。

神羅カンパニー科学部門の元研究員であるチャドリー。前作では戦いに関する調査(バトルレポート)をしていたが,本作では世界の情報をデータ化してさまざまな研究を進めており,そのための各エリアの調査を進めているようだ
画像集 No.017のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 新種のマテリアの追加や「バトルシミュレーター」のアップデートによる新たな「バトルコース」の開放など,調査協力によって得られる冒険やバトルへの恩恵もたくさんある。
 なにより,さまざまな調査ミッションをこなすことでワールドマップの各エリアの情報精度が高まり,それによって冒険の目的が広がっていく感覚は本作ならではだ。FFVIIの世界をより深く触れられるだけではなく,攻略に有利となる機能も開放されるワールドレポートの各ミッションは,メインストーリーに並ぶ本作のメインコンテンツとなるだろう。

ワールドレポートでまずすべきことは,各地に点在する通信塔の起動だ。これを行うことでそのエリアの周囲の情報が集まり,新たな調査依頼が開放される
画像集 No.018のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
画像集 No.019のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
画像集 No.020のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 今回の試遊では,「ライフスポット」「召喚獣の祠」「討伐拠点」「モーグリハウス」といったワールドレポートの調査ミッションを確認できた。
 ライフスポットは,その土地に流れるライフストリームを解析することで「エリアレポート」を得られる場所だ。このライフスポットの解析を進めることにより,対象のエリアのさらなる調査対象が開放される。

ワールドマップ上で遭遇する不思議な鳥「ホウホウ」を追いかけると,ライフスポットにたどり着ける
画像集 No.021のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 召喚獣の祠は,召喚獣の知識が結晶化したクリスタルがある場所で,解析することにより召喚マテリアを強化できる。道中に生成された「誘導石」を壊したときに放出される光が,召喚獣の祠の場所へと誘ってくれる。

クリスタルを解析するには,ミニゲームをクリアする必要がある
画像集 No.022のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
画像集 No.023のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 討伐拠点は,珍しいモンスターの棲息地にて,特定の条件を満たしてバトルを勝利するというミッションだ。勝利するとデータの解析が進み,バトルシミュレーターに新たなコースが追加されていく。

討伐拠点では,MAIことMonster Assessment Instrumentがナビゲートしてくれる
画像集 No.026のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
画像集 No.025のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 モーグリハウスでは,不思議な生き物・モーグリたちの暮らしをのぞき見できるほか,ミニゲーム「モーグリ・コープ」をプレイできる。モーグリの子どもたちのいたずら攻撃を避けながら,彼らをうまくモーグリハウスに追い込むか,捕まえて連れ戻していくというルールで,子どもたち全員をモーグリハウスに連れ戻すとクリア,いたずら攻撃に3回当たると失敗になる。やんちゃな子たちとの遊びは,モーグリ好きにはたまらないものがあるはず。

画像集 No.027のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
FFシリーズおなじみのキャラクターであるモーグリたちが暮らすモーグリハウス
画像集 No.028のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
魔法を放ったりバナナの皮を投げたりと,いろいろないたずら攻撃を仕掛けてくるモーグリの子どもたち。厄介だが,しかしかわいい……
画像集 No.029のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
いたずら攻撃を回避しながら子どもたちを追いかけ,モーグリハウスに帰してあげよう

モーグリ・コープをクリアすると,「モーグリショップ」が開店。ワールドマップ上の箱などに隠されている「モーグリメダル」とアイテムを交換できるショップだ
画像集 No.030のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 モーグリと同じく,FFシリーズの定番キャラクターとしておなじみなのがチョコボだ。そんなチョコボが,広大なエリアを探索するうえで重要な仲間となることは,前回のジュノンエリアのレポートでも伝えたとおり。今回の試遊では,チョコボに関するさまざまなコンテンツに触れることができた。

画像集 No.010のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 まず,メインストーリーを進めていくと,チョコボファームから逃げ出したチョコボを捕獲するイベントが発生した。はぐれたチョコボ・ピコを捕まえるため,草むらに隠れたり,チョコストーンを投げて注意を逸らしたりしてほかチョコボたちの視線を避けながらピコに近づくというミニゲームに挑戦することに。草むらに身体をひそめて近づき,なかなか用心深いチョコボたちの視線をかいくぐりながら近づきピコの捕獲に成功。ともに旅をするチョコボが仲間になった。

画像集 No.011のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 チョコボストップという“バス停のチョコボ版”のようなスポットでは,倒れた看板を修復することでファストトラベルのポイントとして開放される。街などの特定の拠点に加えて,チョコボストップをファストトラベルのポイントにすることで,よりスムーズに探索を進められそうだ。チョコボと気ままにフィールドを歩き回りつつ,決まった目的地があるときはファストトラベルを活用するといったように,メインストーリーと探索のどちらを進めるときでも重宝するだろう。

チョコボストップを修復し,ファストトラベルのポイントとして活用しよう。はぐれチョコボ(クラウドの右にいる小さなチョコボ)についていくと,壊れたチョコボストップを見つけられる
画像集 No.013のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 ほかにも,貴重なアイテムを探す「チョコボでお宝探し」「チョコボで発掘スポット」,タイムアタックレースの「ダッシュ・デ・チョコボ」などがあり,チョコボ関連のコンテンツは充実しているようだった。なお,チョコボとの発掘やチョコボスポットの修復は,ワールドレポートのミッションに含まれている。チョコボとの旅を楽しみつつそれらも進めていくといいだろう。

画像集 No.014のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
「チョコボでお宝探し」や「チョコボで発掘スポット」では,チョコボの嗅覚を頼りに穴掘りウサギが埋めたアイテムや貴重なクラフトチップを探し出せる
画像集 No.016のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
タイムアタックレース「ダッシュ・デ・チョコボ」。広大なフィールドを使ったチョコボ関連のコンテンツも盛りだくさん

 このように,さまざまなミッションや達成要素が用意されているFFVIIリバースは,バトルや探索だけではなくミニゲームも充実している。ミニゲーム自体はオリジナル版でも多かったが,本作ではさらに多くの遊びが用意されているとのことだ。
 今回の試遊でプレイできたなかでは,「クイーンズ・ブラッド」の作り込みが印象的だった。盤面に交互にカードを置き,横一列の「レーン」ごとに蓄積したパワーを競い合って勝敗を決めるという戦略思考型カードゲームで,最初にルールやカードの特性を覚えるのが大変だが,それらを理解できたとき,冒険を忘れて“いちカードバウター”として街の強者たちとの戦いに明け暮れてしまいそうだ。

「クイーンズ・ブラッド」はただミニゲームとしてだけではなく,各地のカードバウターと戦うストーリーも楽しめる
画像集 No.032のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん


仲間の「好感度」や「スキルブック」による強化,「アイテムクラフト」が登場


 今回体験できた要素のひとつが,クラウドに対する仲間たちの「好感度」。これは,ゲーム中のクラウドの行動や会話の選択によって仲間たちの好感度が変化し,その変化がメインストーリーに影響を与えるというものだ。好感度が高まった仲間とは,ゲーム進行中に特別なイベントが発生する。オリジナル版をプレイした経験のある人なら,ゴールドソーサーのゴンドライベントを思い起こすことだろう。

仲間との会話における選択で,好感度が変化する
画像集 No.002のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
画像集 No.003のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
連携アビリティの発動でも,好感度が変化することを確認できた。なお好感度は,自由行動時などの仲間たちの頭上に表示されるアイコンで確認できる
画像集 No.004のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 そして新要素の「UPGRADE SKILL BOOKS」は,各地の魔導書店にて「スキルブック」を読み解くことにより,仲間の能力強化を図る機能だ。スキルブックを開くと,仲間ごとに「スキルツリー」が記されているので,SP(スキルポイント)を割り振って「スキルコア」を開放していく。SPはバトルのほか,「剣技指南書」などの「スキルブックアイテム」を入手することで獲得できる。

スキルコアにカーソルを合わせると,開放に必要なSPと獲得可能なアビリティやアクションなどを確認できる
画像集 No.006のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 スキルコアを開放すると,仲間のパラメータが上昇し,新たなアビリティや仲間と協力して発動させる「連携アビリティ」「連携アクション」などを習得できる。「パーティレベル」を上げれば,スキルブック自体のレベルが上がって新たなスキルコアが追加され,さらに仲間との連携を強化することが可能だ。パーティレベルは,一緒に大きな困難を乗り越えたり,困っている人々の依頼を解決したりして,仲間達との絆を深めることによって上がっていく。

画像集 No.007のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
スキルコアを開放すると,隣り合うスキルコアが開放可能になる。なお,スキルコアはいつでもリセット可能で,消費したSPもすべて戻ってくるので自由に振り直しできる
画像集 No.008のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
魔導書店出張所(クラウドの右側にある機械)でもスキルコアを開放できる

 FFVIIリバースのバトルで重要な要素となっているのが仲間との共闘。ともに戦った仲間との信頼や絆がストーリー本編の展開上でも重要となるのは,オリジナル版のプレイヤーかつFFVIIリバースが“「忘らるる都」でのイベントが終わるまで”を描くことを知っている人であれば,「なるほど」と納得がいくはず。そのメインストーリーを追ううえでも,ゲームシステムがとても効果的に機能していることが感じられた。
 また細かいところだと,パーティ編成を最大3つまで用意し,それを切り替えながらゲームを進められるところはけっこうありがたかった。

ほかにも,獲得した「クラフト素材」を用いてポーションなどのアイテムを作成する「アイテムクラフト」を確認できた。クラフトにはレベルと経験値の概念があり,未作成のアイテムを作成するとクラフト経験値が得られ,クラフトレベルが上がると作成できるアイテムの種類が増えていく
画像集 No.009のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 実際に本作をプレイして好感触だったのが,オープンワールドスタイルのワールドマップを思うままに探索することにより,「FFVII」の世界観やさまざまな設定,それらに基づく情報が次々に開示されていくところだ。オリジナル版の「FFVII」は,伏線が張り巡らされたストーリーや個性的なキャラクターが織りなすドラマが最大の魅力だが,今回あらためて本作のワールドマップを自分自身で探索し,膨大な情報に触れることにより,“この緻密に作られた世界や設定があってこそ,「FFVII」の重厚な物語が生まれたのだ”と再認識できた。

画像集 No.034のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 今回は探索がメインで,ストーリーに関しては深く触れることはできなかったためあまり言及できないが,イベントシーンや会話の場面で,キャラクターたちが言葉ではなく,そのときどきの感情をちょっとした表情や仕草でも的確に表現しているところが印象的だった。とくにティファやエアリス,そしてセフィロスの3人は,ストーリーの展開上という理由もあれども,リメイク第1作よりも確実に魅力を増しているように感じた。
 2023年9月のインタビューでも語られているとおり(関連記事),本作では「忘らるる都」でのイベントまでの物語が描かれる。物語の構成や巡ることになるロケーションの順番がオリジナル版とは異なるということで,どのような形で世界を周り,そして「FFVII」の大きな展開となる忘らるる都の出来事に向かっていくのか。それらがどう描かれるのかが楽しみだ。

共に広い世界を旅する者として,前作以上につながりの深さを感じるFFVIIリバースでの仲間たち。イベントシーンでの表情はもちろん冒険中のちょっとした仕草も,その人となりがうかがえるような細かい表現になっている
画像集 No.036のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 さて,リメイクの2作目と聞くと,「話が途中からだと,リメイク第1作かオリジナル版をプレイしていないと楽しめないのでは……」と思う人もいるかもしれない。しかしそこは安心してほしい。リメイク第1作は言わば「FFVII」の壮大なプロローグといった作品で,本編はこのFFVIIリバースのスタート地点から始まると言っても過言ではない。クラウドたちが広大な世界へと旅立つ“ちょうどいい区切り”となっているので,今から「FFVII」を始めようという人にもオススメできる。

画像集 No.033のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん
画像集 No.035のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

 本作にはリメイク第1作のあらすじが収録されており,それを見てゲームを始めても十分に楽しめるだろう。FFVIIリバースを楽しんでからリメイク1作目をプレイし,自身の目であらためて始まりの物語を体験するのもありだ。ともあれ,本作からリメイクプロジェクトに触れても,「FFVII」の世界をしっかりと楽しめる環境が整っていることは伝えておきたい。
 発売日が近づき,さらに注目度が高まるFFVIIリバース。オリジナル版をプレイした人も,リメイクプロジェクトで初めてFFVIIに触れた人も,ぜひ本作でクラウドたちの物語の続きを追ってほしい。

画像集 No.037のサムネイル画像 / [プレイレポ]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」グラスランドエリアを探索。広大なフィールドにはミッションやミニゲームが盛りだくさん

「FINAL FANTASY VII REBIRTH」公式サイト

  • 関連タイトル:

    FINAL FANTASY VII REBIRTH

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月25日〜12月26日