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スペースコロニー&工場建設シム「Dawn Apart」が日本語対応を発表。ウィッシュリスト登録者の約3分の1が日本人であることから
同社は,ベルリン在住の4人のゲーム開発者による小規模なスタジオだ。彼らの発表によれば,「Dawn Apart」は日本からの関心を多く集めており,Steamのウィッシュリストに登録している人の約3分の1が日本人とのこと。彼ら自身,理由はよく分かっていないようだが,ゲームジャンルや画面の美観が日本人プレイヤーの心に響いているのではないかと想像している。こうしたことから,ゲーム内テキストをすべて日本語に翻訳する判断を下したという。
「Dawn Apart」でプレイヤーは,遠い惑星「オーロラ」に派遣され,資源を採掘し,住民の居住地を維持し,母星の開拓を快く思わない先住民からコロニーを守ることになるという。とはいえ,スポンサー企業から課された厳しいノルマをこなすだけでもいいが,新たな故郷を搾取する貪欲な企業に対して反乱を起こすこともできるというのが興味深いところだ。
建築シムとしては,ハマり要素としてクローズアップされることの多い「自動化」に対応しており,複数のフロアを縦方向に伸ばして組み立てラインを拡張する高層工場が建設できる。ベルトコンベア好きは,ぐっとくるはずだ。
カクカク感のあるボクセルベースのグラフィックスが採用されており,建設したものなどは最後のボクセル1つに至るまで粉々に破壊可能とのこと。破壊要素がゲームメカニクスとしてどのように活用されるのかはよく分からないが,気持ちがいいことは間違いなさそうだ。
日本語対応が発表された「DAWN APART」は,2024年春にアーリーアクセス版がリリースされる予定になっている。小規模スタジオにとって多言語対応はなかなか大変だと思うが,都市&工場建設シム好きや自動化ファンは,今から期待しておこう。
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