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印刷2026/06/18 12:00

プレイレポート

[プレイレポ]お家に帰る? それともおさんぽする? 「リトルキティ・ビッグシティ〜まいごの子猫の街さんぽ〜」たくさんの出会いと体験を

 Double Dagger Studioが2024年に配信し,世界中で人気を集めたオープンワールド猫アドベンチャー「Little Kitty, Big City」をご存じでしょうか。

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 配信開始からわずか2日で販売本数10万本を突破。ロケットスタートを記録したインディーゲーム「Little Kitty, Big City」は,話題になっていたので目にした人も多いのではないでしょうか。
 なお,本作はNintendo Switch / PC / XBOX Series X|S / XBOX One向けに2024年に,PlayStation 5 / PlayStation 4向けに2025年に配信されています。

 その「Little Kitty, Big City」が,このたび「リトルキティ・ビッグシティ〜まいごの子猫の街さんぽ〜」(以下,「リトルキティ」)となってセガより2026年6月18日にパッケージ版が発売されます! 価格は3980円(税込)です。


 内容は「Little Kitty, Big City」と同じで,パッケージ版となることで,普段ニンテンドーeショップなどのオンラインストアをあまり利用しない人でも,お近くのゲームショップや家電量販店の店頭で手軽に買えるようになります。

 可愛らしい子猫が描かれるパッケージは,お子さんへのプレゼントにもぴったりです! より多くの人の目に触れ,手に取ってもらえる機会が増えること間違いなし。幅広い層が楽しめる「リトルキティ」の魅力について,ご紹介します。

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お家に帰れない,なのにワクワクが止まらない!?
子猫の大冒険がスタート


 本作は,窓辺でお昼寝していた子猫が,気持ちよさに寝返りを打つところから始まります。しかし,寝返りが大胆すぎたのでしょう,つるんと滑り,あっという間に高いマンションの窓から落ちてしまいます。
 何とか無事に着地したものの,お家への帰り方が分からない。さあ,どうする――というところから,子猫の冒険が始まります。

 ひとまず周りを確認してみると,なにやら魅力的なものがたくさんあるようで……。

 本作の主な目的は「家に帰ること」ですが,街を探検していると,さまざまな出会いや可愛らしいファッションアイテムとの遭遇,自由気ままな街さんぽを堪能できます。

 気になるところがあれば覗いてみたり,入ってみたり,塀の上を歩いたりするのもへっちゃら。邪魔な鉢植えがあれば落としちゃえ! 子猫の目線で街を巡れます。

 また,猫は水が苦手というイメージがうまく活用されており,MAP上の通行不可エリアには水たまりがあります。近寄ると子猫は拒絶反応を見せて進まないため,まっすぐ進めばよさそうな道でも遠回りせざるを得ない場面が出てきます。

なんてところで寝ているの!? と思わずヒヤヒヤしてしまうオープニング
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 ストーリーとしては,最終的にお家にたどり着く流れだと思って「リトルキティ」を始めたのですが,かなり序盤で帰るべき家が見つかります。そのため,お家に帰れないかわいそうな子猫というわけではありません。

 ただし,家に帰るには入り口に犬がいて近づけなかったり,ほかの道で帰ろうとしてもお腹が空きすぎて進めない……といった具合で,自然とほかの手段を探りながら進むことになります。

進む道が見えているのに,進めないジレンマ……。通れないので素直に別の道を探すしかない
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行く手を阻むのは水たまりだけじゃない! 大きな犬は別の手段で注意を引くしかないし,お腹だって空いている
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 さんぽ中の自由度や子猫の表情も素晴らしいのでご紹介しますね。

 コントローラの各ボタンには,子猫の動作が割り振られています。なお,ここではNintendo Switch版でプレイした際の操作をもとに紹介します(ボタン配置はプラットフォームによって異なります)。

 Xボタンは猫の鳴き声にあてられており,押すたびに可愛らしい鳴き声を聞けます。

 また,長押しすると特定のアクションを実行でき,街で出会う動物たちとの交流などを通じて,新たなアクションが増えていきます。Bボタンは可愛らしいジャンプで,長押しするとジャンプ後の着地地点を肉球マークでターゲットできます。

 Yボタンでは,街を歩く通行人の足元にすり寄ったり,物をくわえて,置いてあるものをずらしたりできます。

 ZLとZRでは,それぞれ子猫の左右の手を動かせるため,時には通行人を転ばせてみたり,邪魔なものをどかしてみたり(という名の破壊行為に及ぶ)……プレイヤーは子猫になったつもりで街さんぽを楽しめます。

 また,通行人を転ばせると,手に持っているものを落とさせ,それらを奪ったり食べたりできます。なかには子猫ならではのリアクションが見られるものもあるので,積極的に試してみてください。人によっては多少のコツが必要な場面もありますが,動作は初心者でも感覚的に操作しやすく,誰でも楽しくプレイできます。

肉球マークのターゲットで着地地点を見定めて,飛びかかる!!
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通行人が持っている食べ物はさまざま。食べられるけど,ものによっては大変な目に……!?
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 序盤で仲良くなるカラスの九郎には,「キラリ」を集めてくるように言われます。光るものが大好きな九郎にいいように使われている気もしますが,集めて損はないので積極的に集めましょう。道端や草木の中を探したり,三角ポールを動かしたり,空き缶をゴミ箱に捨てたりして,キラリを集められます。

 このキラリ集め,さまざまな場所に散らばっているおかげで,釣られるようにそちらの方向へ進んでしまいます。そのため,キラリばかり追いかけていると,まったく違う方向に進んでいることもあるので注意しましょう。

 キラリは主にストーリーを進めるうえで必要ですが,そのほかに,街のガチャガチャを回すと子猫の帽子コレクションを入手できます。これが本当に可愛らしく,収集と着替えの欲求を満たしてくれます。帽子コレクションはガチャガチャだけでなく,街中で見つけたり,お手伝いをしたりして入手できるものもあるので,気になる人はぜひフルコンプを目指しましょう。

集めた帽子は身に着けることが可能。お気に入りの一つを探してみよう
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子猫自身のカスタマイズも充実。デフォルトは黒猫だが,三毛猫やシャム猫などベースを選んでからスキン作成を開始する
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スキン作成では,さらに各パーツ(右前足,左前足,しっぽ,右耳,左耳など)の模様とカラーを細部までカスタマイズ可能。愛猫に似せたデザインや,奇抜なカラーリングの子猫を作るのも面白い
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 本作ではさまざまな動物たちと出会い,仲良くなっていきます。そこで欠かせないのが「やること」です。

 「やること」にはストーリーを進めるうえで重要なクエストがいくつか書かれています。
 また,街に散らばるイタズラやコレクション要素を中心とした,サブクエスト・やりこみ要素寄りの一覧「アチーブニャント」もあります。

 街さんぽをより便利に進められるアライグマとの出会いは重要で,マンホールのワープ機能はぜひ開放しておきたいところです。マンホールを経由すればショートカットできます。

 ワープを使わないと行けない場所もありますが,街さんぽを進めていくと徐々に行ける範囲も広がります。ワープを活用してもよし,可愛らしく歩いて巡るもよし,プレイヤーの時間が許す限り街さんぽを楽しめます。

タダではワープを使えない。素材を入手してポータルを活用しよう
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「やること」のうちのひとつ,親カルガモから,はぐれた子ガモを探すようお願いされるが,MAPに描かれたヒント位置を探してもなかなか見つけられず苦戦……。みんな上手に隠れていて(というか遊んでいて),「えっ,そんなところにいたの!?」と思うほど。街の立体的な構造がうまく利用されている
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 「リトルキティ」では,帰る条件さえ満たしていれば,好きなときに家に帰ってエンディングを迎えられます。そして嬉しいことに,エンディング後も引き続き街さんぽを堪能できます。

 そのため,発生した「やること」や「アチーブニャント」をすべて終わらせてから家に帰るもよし,先にエンディングを見てからじっくり遊び尽くすもよし。帰らずにずーっと遊んでいたい,そろそろ家に帰りたくなってきたかも……など,自ら子猫となってどのように過ごすかを選べるところもまた本作の魅力の一つです。

 ちなみに筆者は街さんぽを楽しみながら気になった「やること」と「アチーブニャント」を一部クリアしつつ帰る条件を満たしてエンディングを迎えましたが,一度エンディングを迎えていると,帰らなきゃ! という気持ちを気にせず街さんぽを謳歌できてすごい解放感でした。

 帰らなきゃいけないけど街さんぽ楽しすぎる〜というのを楽しむこともできますので,何も制限されることなく自由気ままな子猫としてビッグシティを駆けまわってくださいね。

PC作業をする人の邪魔をするのも,子猫の醍醐味
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街中には,お昼寝スポットがいくつか点在。全て探し出し,お気に入りの一つを見つけよう。気持ちよさそうに眠る子猫に癒される。ただ眠るだけでなく,お気に入りの物を集めてスポットを充実させ,秘密基地のようにして楽しむのもおすすめ
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細かな設定が可能なカメラ機能もあり,お気に入りの場所やポーズを撮影して楽しめる。カメラを起動するとゲーム内の動きがピタッと一時停止するので,あちこち動き回る子猫のベストショットもじっくり狙えてとても便利
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 最初は何も分からない子猫が,ストーリーを進めていくうちにさまざまな動物と出会い,会話し,助け合うことで,できることを広げていく様子には,成長を感じずにはいられません。
 また,その寄り道の先でも道がさらに分岐していたり,潜り込めそうなところがあったりして……さんぽがより一層捗ってしまいます。

 効率よくクリアするゲームはそれはそれで魅力がありますが,「リトルキティ」は自由気ままにさんぽして,気になったことは突き詰めて,ちょっとほかのことが気になったらそっちにも行ってみる。でも疲れたら休む。そんな思うがままに過ごすことの楽しさを教えてくれる作品です。

 ひとりでじっくり子猫になって自由気ままな街さんぽを楽しむもよし,家族や友達と一緒に見ながら癒されるもよし,さまざまなクエストをクリアしてやりこみ要素を埋めるもよし。一人ひとりが自分なりの楽しみ方を見つけられる「リトルキティ」。

 今回のパッケージ版発売で本作を知った人はもちろん,以前からSNSなどで見かけて気になっていた人も,ぜひこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。

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