「I am Bread」のBossa Gamesが贈るオープンワールドのCo-opアクション「Lost Skies」，ゲームシステムの一部を紹介するスクリーンショットを公開

　Bossa Gamesは本日（2023年11月30日），開発中のアクションゲーム「Lost Skies」のゲームシステムなどを紹介する最新スクリーンショットを公開した。

「Lost Skies」公式サイト

　ご存じの人も多いと思うが，Bossa Gamesは，食パンを主人公とした物理系アクション「I am Bread」や，水槽に入った魚たちが大海原を目指す「I am Fish」，そして，過激な外科手術シム「Surgeon Simulator」シリーズなどで知られるイギリスのスタジオだ。
　そんな彼らの新作「Lost Skies」は，仲間と最大6人のチームを組んで，空中に浮かぶ島で構成された広大な世界を探索するという作品だ。オープンワールドとして構成された世界は，コミュニティによってどんどん広がっていくという。


　建造した飛行船をカスタマイズし，猛烈な嵐に立ち向かい，モンスターと戦い，古代文明の謎や忘れられたテクノロジーを発見したりしながら，崩壊した世界の謎を追っていく。

　現在，コミュニティから選ばれたテスターによるプレα版のプレイテストが行われているという「Lost Skies」だが，公開されたのは，以下のようなスクリーンショットだ。

プレイテストに並行して，ゲーム内ツール「Island Creator」をテストするビルドも公開したとのこと。Island Creatorは，プレイヤーが自分の島を構築し，アップロードできるようにするもので，プレイテストのビルドにも，コミュニティが制作した島や，世界が崩壊する出来事の前に存在した文明の断片などが追加された

Bossa Gamesの目標は，ソロプレイヤーのゲーム体験を制限することなく，マルチプレイで仲間と一緒に楽しめる世界の構築にあるという。どこかが見えるなら，登ったり，空を滑空したり，グラップリングフックを使ったりして，必ずそこに到達できるようにしている

「Lost Skies」は，プレイヤー自らがゲーム世界を作ってオープンワールドを広げていくBossa Gamesの「Worlds Adrift」（2017年にアリーアクセス版公開。2019年にサービス終了）から多くのインスピレーションを得ており，物理演算に基づいたグラップリングフックなど「Worlds Adrift」で人気だったゲームメカニズムを採用している。プレイヤーが行きたい場所にどうやって到達するのか，コミュニティは開発者たちも予期しなかったやり方を見つけているという

　プレαということで，リリースまでにまだ時間がかかりそうな「Lost Skies」だが，Steamのストアページによれば，日本語にも対応する予定とのこと。続報に期待しよう。