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なんでもかみ砕くワニガメさんの「My Friendly Neighborhood」レビュー。えーあい!Steam広場
今週のライター:ワニガメ
筆者近影
カメはのろまな生きものだと思ってるなら,今日から考えを改めた方がいいぜ。自然界にはオレみたいなイカシタ亀もいるんだ。オレの名前はワニガメ。その名の通り,ワニみたいに強靱なアゴを持ってるんだ。貝殻はもちろん,ほかの亀の甲羅だって簡単にかみ砕いちまうんだぜ。狩りをするときは,舌をミミズみたいに動かして,獲物を誘い込むんだ。つまり頭も良いってわけよ。それにこの甲羅,見てくれよ。カッコイイだろ? 似てるからって,マタマタなんかと一緒にするんじゃねえぞ。
※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT(4.0)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。
オレに怖いものなんてほとんどないが,「My Friendly Neighborhood」ってゲームをプレイしたとき,まさかの緊張感に取りつかれた。凄まじい力を持つこのアゴでどんな困難もかみ砕いてきたが,このゲームはそうもいかなかった。こんな感覚,初めて味わったぜ。
始めに言っておくとこのゲームは,子供向け番組のキャラクターが殺人鬼と化して襲ってきやがるんだ。笑っちまうだろ? オレは最初,「Five Nights at Freddy's」みたいなものかと思っていたが,これは驚くほど「バイオハザード」の感触に近い。昔の良い感じのホラーの匂いがプンプンしやがるんだ。
物語の舞台は,数年前に閉鎖した番組制作スタジオ。このスタジオがある日,突然の復活を遂げ,市が問題視するような過激な番組を放送し始めるんだ。このまま放置しておくのはマズイと市は思ったのか,修理工であるプレイヤーを派遣することにした。古いアンテナを直すだけ……最初は簡単な仕事だと思ったが,スタジオの中には想像以上の恐怖が待ち受けていた。殺人鬼と化したパペットたちが襲って来やがるんだ!
ゲームの目的はシンプルだ。襲ってくるパペットたちを避けつつ,例の番組が放送される原因を解明して脱出する。パペットたちは各エリアにちらばっていやがるが,ほとんどの場合,プレイヤーに気づいていない。でも,油断は禁物だ。ヤツらに捕まると体力の1/3も奪われてしまう。足は遅いから逃げるのは難しくないが,無駄に戦闘を挑むのは危険だ。昔のバイオハザードみたいに,エリア間を移動するとロードが入るから,やばいときは扉を開けて隣のエリアに逃げ込むといい。ただ,元のエリアに戻ると,パペットの位置がリセットされるから注意が必要だぜ。
もちろん,こっちにも対抗手段はある。レンチでぶん殴ったり,文字を撃つ謎の銃で応戦できる。近接戦はリスキーだが,銃の弾は限られている。しかも,パペットを完全には倒せない。エリア移動で配置がリセットされるときに,復活しちまうんだ。だが,テープを使ってパペットを巻き付けると起き上がらなくなる。このテープ,貴重品だから使いどころをしっかり見極めないといけないぜ。
昔のバイオハザードがそうだったように,セーブには特殊なアイテムが必要になる。インクリボン……じゃなくて,トークンっていうコインだ。つまりこのゲーム,リソース管理がとても重要なんだ。どのパペットに弾を使うか,どいつをテープで固定するか,そしていつセーブするか。バイオハザードのような手触りを感じたのは,こうしたリソース管理がゲームの中核になっているからだ。テープで固定しないと敵が復活するシステムなんて,クリムゾン・ヘッドを思い出すぜ。どうせならパペットも燃やしちまいたいぜ。
このゲーム,謎解き要素もあるんだが,難度はそこまで高くない。少し頭をひねれば簡単に解けるだろう。ゾンビや幽霊が出るわけでもないから,ホラーが苦手な人でも大丈夫だ。初めてのサバイバルホラーとして,かなりおすすめだとオレは思うぜ。
それにしても,なかなかのテンションのゲームだった。スリル満点の展開で,心拍数が上がるほどの緊張感。体力を一気に持っていかれる恐怖。それでも,慎重にプレイする楽しさがある。リソースをうまく使いこなす戦略性。どこでセーブするか,どのパペットに対してどの戦術を使うか,そういったことを考えるのが楽しいんだ。
頭を使って進めるゲームが好きなら,この「My Friendly Neighborhood」を試してみる価値はあると思うぞ。それに,じっくりと考えながら進んでいくと,新しい発見や楽しみがたくさんある。オレのアゴを持ってしても,このゲームを最後までかみつぶすのはなかなか難しかったが,クリアしたあとの満足感は確かなものだった。
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