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米連邦取引委員,PS Vitaで虚偽の広告を行ったとする問題についてSCEAと和解
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印刷2014/11/27 13:21

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米連邦取引委員,PS Vitaで虚偽の広告を行ったとする問題についてSCEAと和解

 アメリカ連邦取引委員(Federal Trade Commission。以下,FTC)は現地時間の2014年11月25日,Sony Computer Entertainment America(以下,SCEA)がPS Vitaのプロモーションにおいて消費者をミスリードするような虚偽の広告が行われたことを認め,SCEAが一部の消費者に対する返金に応じることでFTCと和解したと発表した

 SCEAとロサンゼルスの広告代理店Deutschは,2011年後半から2012年にかけてPS Vitaのプロモーションを行い,そこでPlayStation 3とのクロスセーブ機能とリモートプレイ機能を「ゲームを変える技術」として大きくアピールしていたが,現実には,ほとんどのゲームがこの機能に対応しておらず,この点が問題になっているという。


 例えば,「MLB 12: The Show」では,PlayStation 3ですべてのイニングを終了させなければPS Vitaにセーブできず,さらにクロスセーブ機能を使うにはPlayStation 3版とPS Vita版の両方を購入する必要があることを十分に説明していなかったという。
 また,広告で使われたテレビスポット(上に掲載したムービー)では,SCEの人気作である「Killzone 3」がリモートプレイを実現しているような映像を使用していたが,実際には対応していないという例も挙げられており,Deutschの社員が,身分を明かすことなくTwtterでPS Vitaに関するTweetを行っていたことも問題視されているという。
 詳しくは,公式サイトの当該ページを参照してほしい。

Sony Computer Entertainment America To Provide Consumer Refunds To Settle FTC Charges Over Misleading Ads For PlayStation Vita Gaming Console

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