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[G★2007#44]「Richard Garriott’s Tabula Rasa」アジアプレミアが開催。今年中には日本語版CBTが?
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印刷2007/11/11 11:59

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[G★2007#44]「Richard Garriott’s Tabula Rasa」アジアプレミアが開催。今年中には日本語版CBTが?

画像集#002のサムネイル/[G★2007#44]「Richard Garriott’s Tabula Rasa」アジアプレミアが開催。今年中には日本語版CBTが?
 G★2007で,SF MMORPG「Richard Garriott's Tabula Rasa」のアジアプレミアムが開催された。この発表会にはロード・ブリティッシュ(現在は,ジェネラル・ブリティッシュと名乗っている)こと,リチャード・ギャリオット氏本人が登場し,メディアに向けて本作を紹介するという大きなイベントとなった。

 本作は11月5日に,日本での正式サービスを2008年にスタートさせるという大きなニュースが舞い込んだばかり(関連記事)。さらにG★2007では,リチャード・ギャリオット氏がTabula Rasaの発表会を行うということが分かり,こればっかりは逃せないと4Gamerも勇んで出席したわけである。

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 発表会ではまず,ティザーサイトで公開されているオープニングムービーが映し出された。その後,本作に興味のある4Gamer読者であればもちろんご存じであろう,ムービーが終わると同時に登場したリチャード・ギャリオット氏を,拍手とカメラのフラッシュが迎えた。

 ギャリオット氏はまず,「11月2日にアメリカ,ヨーロッパでサービスが始まってから1週間が経ち,これによってアジアなどほかの地域に神経を集中できるので,非常に嬉しい」と語った。また,プレイヤーからの反応も良く,コミュニティサイトでもほかの競合作品と比べて,高得点を得ているという。

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 このように,立ち上がりが順調らしい本作。完全ローカライズされるという,日本語版のサービスについて早くも発表されているように,ギャリオット氏はアジア市場を重要視しているという。なぜアジア市場が重要なのかについても話してくれた。

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 ギャリオット氏のゲーム人生において,日本は大変重要な市場だったという。ウルティマシリーズなどの作品は,アメリカやヨーロッパよりもゲーマーに愛されているという意味で,日本で大きい成功を得たとのこと。実際にリチャード・ギャリオットはもちろん,その化身であるロード・ブリティッシュという呼び名にもコアな人気があり,MMORPG「Ultima Online」は,オンラインゲームとして日本で大きな成功を収めたタイトルだ。

 次に,韓国や中国,ほかの東南アジア市場もオンラインゲームがメジャーになり大きな市場であることから,この地域で成功することは重要だとギャリオット氏は話す。そのため,日本をはじめとするアジア市場を訪問し,各国のプレイヤーからの要求を反映していこうと考えているそうだ。

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 その後ギャリオット氏は,本作がどのようなタイトルなのか,韓国メディア向けに概要説明を行った。以前から気になっていた古代象形文字(Logos)について,これは言語として使われ,その象形文字の組み合わせで新しいアビリティが得られるということも説明された。これはまるで,ウルティマのルーン文字の組み合わせでスペルを作っていたように,ギャリオット氏のDNAが息づいているように感じさせる要素だ。
 なお本作についての基本的な解説は,日本語版公式ティザーサイトがあり,また4Gamerの各記事ですでに語られているので,ここでは割愛する。

 本作についての解説が終わったあとは,質疑応答が行われた。その中で,アジアでのスケジュールに関しての質問があり,ギャリオット氏はアジアの重要性を話したときのように「まず,アジア市場で関心を持っているところは日本だ。ウルティマシリーズを通じて,日本のプレイヤーへの対応準備ができているためだ」と答えている。“リチャード・ギャリオットの……”という本作の付加価値を,やはり考慮に入れているようだ。そして,数週間のうちにクローズドβテストを実施すると発表し,来年初頭には完璧な日本語バージョンがテストできると答えていた。

 このように,近いうちにいよいよ日本語版のクローズドβテストが実施され,来年初頭には完全な日本語ローカライズが仕上がるとのことで,日本語で本作を遊べる日はそう遠くはなさそうである。ぜひ続報に期待してほしい。

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  • 関連タイトル:

    Richard Garriott's Tabula Rasa

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