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[G★2007#44]「Richard Garriott’s Tabula Rasa」アジアプレミアが開催。今年中には日本語版CBTが?
本作は11月5日に,日本での正式サービスを2008年にスタートさせるという大きなニュースが舞い込んだばかり(関連記事)。さらにG★2007では,リチャード・ギャリオット氏がTabula Rasaの発表会を行うということが分かり,こればっかりは逃せないと4Gamerも勇んで出席したわけである。
ギャリオット氏はまず,「11月2日にアメリカ,ヨーロッパでサービスが始まってから1週間が経ち,これによってアジアなどほかの地域に神経を集中できるので,非常に嬉しい」と語った。また,プレイヤーからの反応も良く,コミュニティサイトでもほかの競合作品と比べて,高得点を得ているという。
このように,立ち上がりが順調らしい本作。完全ローカライズされるという,日本語版のサービスについて早くも発表されているように,ギャリオット氏はアジア市場を重要視しているという。なぜアジア市場が重要なのかについても話してくれた。
次に,韓国や中国,ほかの東南アジア市場もオンラインゲームがメジャーになり大きな市場であることから,この地域で成功することは重要だとギャリオット氏は話す。そのため,日本をはじめとするアジア市場を訪問し,各国のプレイヤーからの要求を反映していこうと考えているそうだ。
なお本作についての基本的な解説は,日本語版公式ティザーサイトがあり,また4Gamerの各記事ですでに語られているので,ここでは割愛する。
本作についての解説が終わったあとは,質疑応答が行われた。その中で,アジアでのスケジュールに関しての質問があり,ギャリオット氏はアジアの重要性を話したときのように「まず,アジア市場で関心を持っているところは日本だ。ウルティマシリーズを通じて,日本のプレイヤーへの対応準備ができているためだ」と答えている。“リチャード・ギャリオットの……”という本作の付加価値を,やはり考慮に入れているようだ。そして,数週間のうちにクローズドβテストを実施すると発表し,来年初頭には完璧な日本語バージョンがテストできると答えていた。
このように,近いうちにいよいよ日本語版のクローズドβテストが実施され,来年初頭には完全な日本語ローカライズが仕上がるとのことで,日本語で本作を遊べる日はそう遠くはなさそうである。ぜひ続報に期待してほしい。
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Richard Garriott's Tabula Rasa
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