プレイレポート
待望の3次職が追加された「トキメキファンタジー ラテール」。転職クエストや3次職の特徴などを体験レポート[後編]
エリーは飛ぶが火力はアップ! アイテムドロップも狙えるルーインウォーカー
スタンアローは水平に矢を放つわけではないので,命中範囲に若干クセがある。密着したモンスターには当たらないということを覚えておこう |
スペシャルゲージのEPを消費する武器スキルとしては,弓の「スタンアロー」と,全武器共通の「マネーアタック」「トラップボックス」が追加されたものの,石弓に関しては専用のEPスキルはなし。愛用者にとってはややショッキングかもしれないが,実はさしたる問題でもないので,後ほど説明する。
まずスタンアローだが,これは錘のついた矢を上空に放ち,モンスターの頭上に落下させるというもの。命中すれば最大5秒のスタン効果が得られる。クールタイムが30秒とやや長めで多用はできないが,複数のモンスターを相手に押され気味のときなどは時間稼ぎにも使うことができそうだ。
そしてマネーアタックは小銭を投げつけ,トラップボックスは上空から宝箱を落下させる技。トラップボックス習得に必要なスキルがマネーアタックとなるため,キャラクターレベルとスキルポイントが足りているなら両方習得してしまうのが望ましいだろう。マネーアタックだけでも必殺スキルに並びそうな程のダメージを叩き出せるが,トラップボックスで追い討ちをかければその威力は絶大。クールタイムもマネーアタックが15秒,トラップボックスが10秒とかなり短く,高火力をキープできる。
ただし5000EPを補充して,マネーアタックが使えるのは5回,トラップボックスが使えるのは3回のみ。併用すると2回ずつでEPが空になってしまう。もちろんその間にエリー獲得でEPが満タンになるはずもなく,火力維持にはエリーと引き換えのEP補充が必須。1時間フルに使おうと思うなら3〜400万エリーの出費は覚悟しなければならない。ここぞというときは赤字になっても構わないだろうが,普段の狩りにおいては懐具合と相談しながら活用したほうがよさそうだ。
小銭の中にハンマーが混じっているというのがなかなか姑息なマネーアタック。命中範囲は思ったより狭く,自分から3〜4キャラ程度の距離までしか届かない |
頭上から宝箱の中身をバラまくトラップボックスだが,こちらもハンマー入り。命中範囲はマネーアタックとさほど変わらないので,早めに距離感をつかんでおこう |
次にSP消費の新武器スキルについてだが,弓には「アシッドエリア」「アローブーム」が追加された。アシッドエリアは自分の周囲に緑色の液体をバラまき,範囲内のモンスターの移動速度とジャンプ力を80%減少させ,なおかつ毒によるダメージや混乱状態を併発させられる。ボスコロシアムのキノコなど動きの速い相手に用い,必殺スキルを確実に命中させるといった使い方ができそうだ。
アローブームは特殊な矢を上空に放ち,着弾地点で爆発を引き起こすという派手めの技。スタンアローと同様,密着状態の相手には無力なので,こちらも命中範囲をしっかりと確認しておきたい。そして石弓には「フレイムシャワー」「フレイムフィールド」が追加されたのだが,上でEPの武器スキルがなくても問題ないと述べたのは,このフレイムシャワーがあるからだ。
火炎放射器による攻撃は必殺スキルと肩を並べるダメージソースとなるうえ,クールタイムはわずかに12秒。トラップボックスなどのようにEPをガンガン消費するわけでもなく,既存の武器スキルと同じ感覚で使用できる。レベル145からの習得となるため転職直後は使えないが,フレイムシャワーで石弓の火力とその安定度は格段にアップする。
もう一方のフレイムフィールドは,火炎爆弾を前方に発射し,モンスターに命中したときのみ火の海が広がり範囲ダメージを与えるというもの。誘導弾ではなく,着弾地点が自分から4〜5キャラ分先に固定されているため,動いているモンスターに当てるのはなかなか難しい。モンスターがまとまっているときなら難なく当てられそうだが,そういった場面でもフレイムシャワーを優先したほうが与えるダメージは大きくなるだろう。現状では不可欠なスキルとは言い難く,フレイムフィールド習得に必要なスキルポイントをほかに割り当てるほうがいいかもしれない。
ルーインウォーカーには補助スキルがあり,踏み台や大砲を好きな場所に置ける。大砲は,キメラ研究所やビフレストを登るときに重宝するだろう |
なぜかといえば,これまで「幸運の一撃」を目指すにしろ,「虎の足爪」を目指すにしろ,それらの前提スキルはすべてMAXのレベル10まで振らなければならなかったが,ルーインウォーカーではそのほとんどがレベル5に緩和されたのだ。これにより,武器スキルの振り方にもよるがレベル150前後になれば,「真・幸運の一撃」「真・鷹の目」「真・虎の足爪」をMAXレベルにすることも不可能ではなくなった。
幸運の一撃よりも火力が命の人は,幸運ルートを外して必殺スキル2種類を習得するという選択もありだろう。さらには習得候補として挙げられることさえ少なかったいわゆる毒ルートの「真・毒塗りII」なども効果が上がっているので注目だ。
そしてもう一つ,幸運ルートの最後に位置している「超感覚」にも注目したい。超感覚はレベル10まで上げるとすべてのスキルのクールタイムが10%短縮するのだが,これによって武器スキル1系統だけでも十分に攻撃がつながっていくようになる。もちろんしっかりと2系統を揃えておけば万全なわけだが,固有スキルを充実させてルーインウォーカーの特性を際立たせる道も捨てがたいところだ。
ルーインウォーカーの「真・幸運の一撃」は「幸運の一撃」よりもアイテムドロップ率がアップしている。またキックの攻撃力も上がっていて,一蹴りで5桁のダメージを叩き出すこともある |
情熱的な強さを持った3次職になるべく,まずはレベル140を目指そう!
とはいえ,その驚きを味わうためにはキャラクターレベルを139まで育てる必要がある。まだそこに達していない人は3次職をモチベーションの一つとして,ぜひともがんばってほしい。
筆者がメインキャラクターやサブキャラクターをレベル140まで成長させたときはまだコロシアムがなく,フェンリルやピヨテキーラを求めてアスガルドをさまよい歩いた(チャンネル移動ともいう)ものだが,現在は中級コロシアムも狩場として利用できるとあって,なんともうらやましい限りだ。などと言いつつ,3次職に魅せられてもう1人キャラクターを育て始めたので,転職を目指す皆様,どこかで会ったらよろしくお願いします。
「トキメキファンタジー ラテール」公式サイト
(C)HappyTuk Co., Ltd. All Rights Reserved.
(C)Actoz Soft. All Rights Reserved.