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「LieVo」発表会速報。レッド・エンタテインメントが「天外魔境」を,さくらインターネットが「LotRO」を投入
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印刷2007/01/31 15:09

ニュース

「LieVo」発表会速報。レッド・エンタテインメントが「天外魔境」を,さくらインターネットが「LotRO」を投入

 テクモとSeedCは本日(1月31日),東京・六本木の泉ガーデンギャラリーにおいて,「『LieVo』プレスカンファレンス 2007 WINTER」を開催した。数々のニュースが飛び出した発表会となったが,まずはその速報として,大きなニュースを中心にお伝えしていこう。

■レッド・エンタテインメントが「ラブネマ」をサービス
■「天外魔境ONLINE」(仮題)の開発も発表


 まず最も大きなニュースは,天外魔境シリーズやサクラ大戦シリーズなどを送り出し,家庭用ゲーム機市場で根強い人気を誇る,レッド・エンタテインメント(前身はレッドカンパニー)のLieVoへの参入だ。

レッド・エンタテインメント代表取締役社長の名越泰晃氏
 初めて本格的にオンラインゲーム市場に参入することになった,同社代表取締役社長の名越泰晃氏は,「キャラクターや世界観,シナリオといった原作を作り,メディアに合わせた遊び方を提案するのが,私達の強みです。これを生かし,ユーザーが主人公として遊べる環境を用意します。これまで提供してきた遊びの仕組みとは違うので,多少の不安はありますが,チャレンジのしがいがある事業領域だと思っています」と語っていた。

 参入第一弾となるのは,女性をメインターゲットにしたオンラインコミュニケーションゲーム「ラブネマ」(原題 Love Box Online)。これは,台湾の大手ゲームデベロッパである中華網龍(Chinesegamer)が開発したタイトルで,台湾では登録者数85万人を超えるほどの人気を集めているという。
 2月5日(月)〜13日(火)にクローズドβテストが行われるとのことで,本日からテスターの募集もスタート(※クローズドβテスター募集記事は「こちら」)。オープンβテストは,2007年春に実施される予定。
 なお,本作の運営はレッド・エンタテインメントが直々に手がけることになる。

 またさらに,「天外魔境ONLINE」(仮題)の開発も発表された。こちらは,あくまで「開発中ですよ」というアナウンスといった色合いが強く,残念ながらゲームの内容についての詳細は明かされなかったが,これまで同様和風ファンタジーをモチーフにしたMMORPGになるようだ。2008年中にサービス開始予定で,これまでどおりハドソンとのタッグで開発を進めているらしい。
 発表会では,レッド・エンタテインメントの取締役会長 総合企画室 総合プロデューサーの広井王子氏が,天外魔境ONLINEについてビデオで以下のようなコメントを寄せた。少し長くなるが,ほかに情報がないので,天外魔境オンラインが描く世界を予想する材料にしてほしい。



 「『天外魔境』の舞台,ZIPANGで,日本が持つ神話的な世界を面白おかしく表現するのは,“円卓の騎士”と同じぐらい素晴らしい発明だったと自負しています。シルクロードの最終地点である日本には,アジアのさまざまな神話や物語がなだれ込んでいて,“夢の島”のような様相を呈しています。これを発掘し,面白くエンタテインメントすることが,天外魔境の特性です。神話を本で50冊読むのはたいへんですが,ゲームでは,遊びながら知らず知らずに神話の世界に触れられます。私達がどこから来たのか,どういう民族なのか,これを遊びながら考えられるのです。もちろん,天外魔境オンラインには,新しいアイディアをたくさん投入しています。パッケージゲームは,プログラマーや企画者が思ったとおりにしか筋道がいきませんが,オンラインゲームはプレイヤーが自由に世界で動き回れます。これはまさに人生そのものです。架空の人生を何度も繰り返し遊べるのが,素晴らしいですよね。そういう意味で,オンラインゲームは,ゲームの究極であると思っています」

 中国で開発されている「サクラ大戦MMO」が現在どのような状況にあるのか,あるいは(日本でサービスされるのかも含め)今後どうなっていくのかも気になるところだが,とりあえずは日本国内向けに発表されたラブネマと天外魔境オンラインに要注目だ。

■さくらインターネット,「DDO」と「LotRO」でLieVo参入

 Turbineが開発したオンラインRPG,「ダンジョンズ&ドラゴンズオンライン:ストームリーチ」をサービス中のさくらインターネットも,LieVoへの参入を発表した。とはいえ,自社でのサービスをLieVoでのサービスに切り替えるというわけではなく,課金プラットフォームの一つとしてLieVoを利用するというスタンスのようだ。LieVoの会員がLieVoのIDでDDOを遊べるようになるのは,2007年春の予定。

さくらインターネット代表取締役社長 兼 最高経営責任者の笹田 亮氏
 なお,今回のプレスカンファレンスでは,さくらインターネット代表取締役社長 兼 最高経営責任者の笹田 亮氏が登壇。「The Lord of the Rings Online: Shadows of Angmar」のサービスについても発表した。
 邦題は,「ロード・オブ・ザ・リング・オンライン」(仮)。笹田氏によると「数週間のずれはあると思うが,全世界でほぼ同時期にサービスを開始したい」と語っていた。北米では4月24日(現地時間)から正式サービスが行われるということを考えると,ゴールデンウィークあたりには遊べるようになるのかもしれない。
 ビジネスモデルには,月額課金制(金額未定)の採用が予定されている。



 さくらインターネットが,LieVoとパートナーシップを結ぶことにした理由は,
  • プラットフォームに関わらず,ゲームメーカーとして価値のあるコンテンツを提供していく
  • ほかには真似の出来ない本格的なタイトルをラインナップに
というコンセプトが,LieVoとさくらインターネットとで共通していること。また,さくらインターネットがサービスを手がけるタイトルは,アメリカで開発されたものが多く,LieVoでサービスされているタイトルとの競合が少なく,むしろ相乗効果をねらえそうであるという理由があったようだ。

 新規タイトルに関しては上記のとおりだが,すでにLieVoでサービス中,あるいはサービス準備中のタイトルについても,最新情報がまとめて発表された。それについては,発表会詳細記事で確認してほしい。(TeT)

※19時40分頃,発表会の写真を追加掲載しました。
※23時40分頃,詳細記事へのリンクを追加しました。


  • 関連タイトル:

    ゲーマーズワン

  • 関連タイトル:

    ラブネマ

  • 関連タイトル:

    天外魔境ONLINE(仮)

  • 関連タイトル:

    Dungeons & Dragons Online: Eberron Unlimited

  • 関連タイトル:

    The Lord of the Rings Online

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