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WORLD BASEBALL CLASSIC(以下,WBC)は,これまた説明不要だとは思うが野球の世界一を決める国・地域別の対抗戦だ。「プロスピ」シリーズでは,WBCに出場した各代表チームのデータを収録し,同大会のレギュレーションを再現したWBCモードを過去にも実現してきた。
そして「プロスピ2026」のWBCモードは,コンシューマゲーム機向けのシリーズとしては実に17年ぶりの登場となる。
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さらに今回のWBCモードには,これまでの同大会にて優勝した2006年,2009年,2023年の歴代日本代表チームのデータも特別収録されている。そこで気になったのが,2026年のWBC出場チームも含めた4つの日本代表のうち,どれが一番強いのかということだ。さっそく「プロスピ2026」を入手して,歴代日本代表最強決定戦を試してみた。
歴代日本代表4チームのメンバー
●2006チーム
記念すべき第1回WBCに出場した日本代表。初めて尽くしで手探りの中,1次リーグ(アジアラウンド)と2次リーグをともにギリギリの2位で通過する厳しい戦いとなったが,王 貞治監督による采配のもと,初代世界一の偉業を達成。松坂大輔選手のMVP獲得やイチロー選手の活躍などで,日本野球のレベルの高さを世界に示した。
現在の若いファンにとっては監督やコーチ,解説者としておなじみのメンバーかもしれない。「プロスピ2026」の解説を担当している里崎智也さんが,打席に立つ里崎選手にコメントする様子も楽しめる。
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●2009チーム
2009年のチームは,原 辰徳監督のマネジメントにより強固なチームワークを構築し,歴代最強に挙げるファンも少なくない。とくに松坂選手や岩隈久志選手ら投手陣の活躍と,野手陣の出塁率・機動力が高い評価を受けた。また大会を通して不振に苦しんだイチロー選手が決勝の韓国戦で復調し,延長10回表で勝負を決める2点タイムリーヒットを放つなど,劇的な勝負強さを見せた姿は語り草だ。17年前のチームだが,田中将大選手や涌井秀章選手など,現役選手の名前も見える。
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●2023チーム
栗山英樹監督が率いて,14年ぶりの世界一を成し遂げた2023年の侍ジャパン。大谷翔平選手はバッターとしてもピッチャーとしてもチームを牽引し,MVPを獲得した。また,最年長選手としてチームの精神的な柱となったダルビッシュ有選手や,塁上での「ペッパーミル・パフォーマンス」が話題となったラーズ・ヌートバー選手など,選手それぞれのキャラクターが印象に残っている人も多いだろう。こちらも劇的な戦いを繰り広げたチームだけに,歴代最強に推す声は2009チーム以上に高いようだ。
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●2026チーム
2026年の侍ジャパンは,井端弘和監督のもと,大谷選手や菊池雄星選手らに加えて,新たにMLB球団と契約した村上宗隆選手,岡本和真選手という計8名のメジャーリーガーとプロ野球12球団のトップ選手で構成。1次ラウンドを無敗で通過したが,残念ながら優勝チームのベネズエラに準々決勝で敗れた。
とはいえ,勝負には時の運も必要。大会の結果にこそ結びつかなかったが,このチームこそが歴代最強だと思う人もいるだろう。実際,顔触れを見てもほかの年から見劣りはしない。
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歴代日本代表の最強チームは?
最強決定戦は,2026 WBCモード内の「エキシビション」で,プレイヤーのテクニックに勝敗が左右されない「観戦:COM VS COM」を用いて実施。最初に2026チームvs.2023チームと2006チームvs.2009チームの2試合(いずれも前者が先攻)を行い,勝利チーム同士で最強を決めるというルールで行った。
なお,WBCモードは大会を可能な限り再現しているモードなので,1次リーグから勝ち上がって優勝を目指すことももちろん可能(ただし,日本代表を複数参加させることはできない)。ピッチャーの球数制限もあるので,継投を前提とした試合運びになるなど,いつものプロスピとは違ったプレイになるはずだ。
さて,2026チームvs.2023チームの試合は,1回表に岡本和真選手(2026)がダルビッシュ選手から先制3ランホームラン。次いで2回表の2アウト一二塁から,鈴木誠也選手が同じくダルビッシュ選手からタイムリーヒットを放つなど,6回裏終了時点で2026チームが4−0とリード。2026チームの先発投手である山本由伸選手と,2番手としてマウンドに上がった伊藤大海選手が好調で,2023チームはなかなか得点に至らない。
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さらに7回表,鈴木選手が山﨑颯一郎選手からソロホームランを放って5−0に。このまま2026チームが逃げ切るかと思いきや,7回裏,1アウト一二塁で大谷選手(2023)が宮城大弥選手(2026)から3ランホームラン。2023チームが2点差まで詰め寄った。
「さすが世界的なスター選手は決めるべきところで決めるな」と感心していたら,さらに8回裏,1アウト二塁で中村悠平選手(2023)が松井裕樹選手からタイムリーヒットを打ち,5−4と1点差に。
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かなりの好勝負となったが,9回表に1アウト二塁で,この日大活躍の鈴木選手がまたしてもタイムリーヒット,続いて岡本選手(2026)が1アウト三塁からタイムリー2ベースヒットをそれぞれ伊藤大海選手(2023)から打ち,2026チームが再びリードを広げた。9回裏,大谷選手(2023)が大勢選手(2026)から今日2本目となるホームランを打ったが一歩およばず,最終的に8−5で2026チームの勝利となった。
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……といった感じで,1試合目は非常に見ごたえのある内容だったのだが,2試合目の2006チームvs.2009チーム,決勝戦の2026チームvs.2009チームは,いずれも2009チームが大差で快勝。
全体的には,歴代最強の布陣とされ実際のWBCでも優勝した2023チームが,惜しくも敗れた2026チームと好勝負を繰り広げつつ負ける,という番狂わせ的な展開があったものの,最後はもう1つの歴代最強とされる2009チームが,その力を見せつける結果になった。
もちろん,選手の好不調や運に左右される部分もあるので,同じ状況・ルールで再び試合を行っても,勝敗が同じになるとは限らない。今回の結果に納得がいかない野球ファン,「プロスピ」ファンは,改めて歴代最強がどのチームなのかを確かめてみると面白いかもしれない。
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