11月に日本語PC版も発売される「マーセナリーズ2」のプレイムービー3本を掲載

　「とりあえず爆発させとけ！」という大変小気味いいアクションゲーム，「マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス」（原題，Mercenaries 2: World in Flames）の日本語PC版が2008年11月20日にエレクトロニック・アーツから発売されることが決定した。それを記念してというかなんというか，PC版プレイムービー3本を4Gamerに掲載した。


　対応機種としては，ほかにXbox 360版とPLAYSTATION 3版がアナウンスされているが，かくしてPCゲーマーも撃ちまくり乗りまくり落としまくりの，なんでもかんでも炎に包まれる大活躍ができるようになったという寸法だ。

　PCゲーマーにはややなじみが薄いかもしれないが，前作「Mercenaries: Playground of Destruction」（邦題，マーセナリーズ）はPlayStation 2とXbox向けに2005年にリリースされ，日本でもヒットしたタイトル。メディアやプレイヤーの評価も高く，その期待の続編が登場したのである。


　プレイヤーは3人の傭兵，クリス，ジェニファー，そしてマティスを操作して，クーデターが勃発したベネズエラを背景に，さまざまなミッションをこなしていくことになる。前作同様，細かく作り込まれた広大なスペースが用意され，そこを自由に行き来しつつ，あるときは政府側の仕事を請け負い，またあるときは反乱軍の作戦を手伝いつつ，お金がすべての傭兵ライフを満喫するのだ。

　ムービーからも分かるようにゲームのテンポは非常によく，武器の種類も豊富。ガチガチのシューターではなく，ロケット弾一発でトラックが爆破炎上して派手に吹き飛ぶといった，爽快感優先のゲームスタイルだ。建物など，非常に多くのオブジェクトが破壊可能になっており，それらを戦車や戦闘機，果てはミサイル巡洋艦まで使って次々に破壊していくのは本作ならでは。世界は燃え上がるのである。


　敵の戦闘ヘリコプターに飛び乗ってパイロットを引きずり落とし，代わりに操縦するなどといった，あり得ないアクションも可能なのである。
　難しいことを考えずにゲームを楽しみたいという向きは，ぜひ内容をムービーで確認し，年末の購入予定ゲームリストに加えておくのがいいだろう。また，英語版のデモを「こちら」に掲載したので，併せてどうぞ。