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[GC 2007#028]Oblivionファンの視点で見る,「Fallout 3」デモ
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印刷2007/08/24 15:58

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[GC 2007#028]Oblivionファンの視点で見る,「Fallout 3」デモ

 アメリカはメリーランド州ロックビルにあるBethesda Softworks本社で,現地時間の6月12日に,「Fallout 3」の発表会が行われた。その内容に関しては,「こちら」の記事でじっくりお伝えしたとおりであり,ここから先はその記事を読んだことを前提に進めていくので,まだ見ていないという人は,(ちょっと長いけど)先にそちらを熟読していただきたい。
 さて,この発表会の1か月後となる7月11〜13日,カリフォルニア州サンタモニカ市でE3 Media and Business Summit 2007が開催され,ここでもFallout 3の展示が行われた。まぁ展示内容は6月の発表会と同じだったので,4Gamerでは新たに記事にはしなかったのだが,多くの海外メディアが,このE3 Summit 2007でのBest Game of Showに,Fallout 3を挙げたのである。
 そんなわけで,今,世界的に最も注目されているゲームと言っても過言ではないFallout 3。E3 Summit 2007から1か月ちょっとしか経っていないものの,GC 2007でも(一般の入場者は入れないビジネスセンター内で)展示されていたので,何か新しい情報はないかと取材してきた。

 結論から言うと,今回も基本的には同じデモだった。ただ,前回の記事を書いた松本は,「The Elder Scrolls IV: Oblivion」(以下,Oblivion)未経験者(キャラクターメイキングだけは経験者)。ここでは,Oblivionのエンディングを見ている筆者なりに気づいた点に絞って,お伝えしていこう。
 なおこのデモンストレーションは,ムービー撮影,写真撮影はおろか,音声の録音までも不可という厳しい制限があった。そのため,画面写真の少ない文字だらけの記事になってしまっているが,なにとぞご了承を。



■画面インタフェース

 ゲームを起動すると,まずはイメージ重視のオープニングムービー(ダウンロードは「こちら」)が流れる。続いてゲームの新規開始を選択すると,バックストーリーを紹介するプロローグがムービーで流れ始めた。このあたりは,Oblivionの初プレイ時と同じである。いやまぁ,多くのゲームでそうだろ,というツッコミもあるだろうが,Oblivionファンとしては細かいところまで比べてしまうのである。
 2077年に核戦争が起き,生き残った一部の人類はVaultと呼ばれる地下シェルターでの暮らしを始め……というプロローグ部分の解説は以前の記事に譲る。ゲーム画面は,まぁプレイ開始直後ということもあると思うが,Oblivionに比べてシンプルなものだ。インタフェースとしては,画面左下にHP(Hit Point)を示すバーと,向いている方向を示すバー,右下にAP(Attack Point)を示すバーと,コンディション,そして武器の残弾数を示す数字が表示されているくらい。これらは,すべて緑色で統一されている。
 画面中央には照準があり,これがNPCを指すと画面中央下部にそのNPCの名前が緑色で,敵を指すとその名前が赤色で表示されていた。
 ところで照準といえば,三人称視点時にも表示されていることを確認できた。Oblivionでの三人称視点は評判が悪かったが,照準が表示されるだけでも,ずいぶんと改善されそうだ(実際にはカメラの動きも改善されているらしいが,そこまでは確認できなかった)。



■NPC同士の会話/NPCとの会話

 さて,Vault 101の中を主人公が歩いていくと,Oblivionでお馴染み,NPC同士が会話をしている場面に出くわした。ちなみにこの片方が,例の“主人公に似ている父親”だった。そしてさらに先に進むと,またもやNPC同士で会話している。しかもこれ,なんとNPC4人で会話しているのである。Oblivionでも,一部クエストなどでそういうシーンがあったかもしれないが,基本的には1対1の,計2人での会話ばかりだったと思う。Radiant A.I.は大きく改善されているらしいが,この4人会話の光景も,その成果の一つかもしれない。なおさらに先の場面では,会話している2人を,別のNPCが興味深そうに見ていたり,壊れたラジオを叩いている人物に対して,別のNPCがそんなことをしても無駄と話しかけたりするシーンも見られた。

 NPCとの会話への移り方は,Oblivionそのもの。会話が始まると同時に,スーッとその人物がアップになる。顔の造作は,ややリアルになった感はあるものの,やはりOblivionにそっくり。日本人にはあまり受けないかもしれない,独特のあの顔だ。
 会話に選択肢があるのはOblivionと同じだが,ちょっと見慣れないのが,ときどき選択肢の前に,「Speech 29%」といったような表示があること。これは,関係するスキル(この場合だとSpeech)の値から算出された,その選択肢を用いた交渉が成功する確率を表している。当然そのスキル値が高いほど,交渉をうまく進めやすいというわけである。



■外の景色

 ともあれ主人公は,なんだかんだあって,生まれて初めてVaultの外へと出ることに。このとき,わずかな時間だがローディング画面が表示された。この画面には,本作のマスコット的存在であるPipBoyのイラストが描かれていたほか,右下に,レベルアップまでの経験値を示す(と思われる)バーが確認できた。
 さて,外だ。……なんか画面がぼやけているなぁと思っていたら,徐々にはっきりと見えるようになってきた。生まれて初めてお日様の下に立ったわけで,目が慣れていなかったのだろう。外は,核戦争から200年経った世界というだけあって(ちなみにタイトルのFalloutとは,“核爆発で地上に降る放射性粒子”という意味の言葉),実に荒廃している。ただ,映画「マッドマックス」シリーズやマンガ「北斗の拳」の世界観に比べると,核戦争が起きたのが,20世紀ではなく21世紀も後半の2077年ということもあって,もう少し技術的には進んでいるような雰囲気だ。ところがその一方で,PipBoyのタッチやオープニングでラジオから聞こえる音楽など,どこか'50〜'60年代を想像させる雰囲気も持っている。“少し前の時代の人々が想像していた未来”という感じで,このあたりは,Falloutシリーズの伝統をきちんと引き継いでいる印象だ。

 街は,Oblivionと同様に遠くの景色までよく見えるが,Oblivionでは緑が多く見えたのに対し,Fallout 3では,一面くすんだ色合いだ(これはこれで不思議と美しいのだが)。緑色は,前述したように画面インタフェースとして使われているくらいで,景色としてはほとんど……いや,まったくといっていいほどなかった。
 デモプレイでは,タイヤやペットボトルなどが散乱する,もともと舗装道路だったと思われる道を進んでいき,どこかの家の郵便受けからライフルと弾薬を入手。その後しばらくして現れた大型犬並に巨大なアリは,入手したばかりのライフルを3発当てて倒していた。また,水のあるところ(アメリカのマンガなどで,車をぶつけると水がシャーッと吹き出す,消火用の水道や,なんとトイレまで)でHPを回復するシーンも見られた。



■戦闘システム

 筆者は,Oblivionに対して,二つの大きな不満があった。一つは,敵キャラクターの強さ/出現するアイテムの品質が,プレイヤーキャラクターのレベルに応じて変わること。もう一つは,戦闘が,どちらかというと単調であることだ。
 この二つの点に関しては,Bethesda Softworksも認識していたようで,まず前者の仕様に関しては,Fallout 3では廃止されることがすでに明らかにされている。つまり,プレイヤーキャラクターの強さに関係なく,その場所に応じた敵キャラクターが出現するわけだ。
 そして後者は,まぁ敵の強さが固定されるだけでも,多少は単調さが緩和されると思うが(可変だと,常にちょうどいい強さの敵が現れるわけで,慣れてくるとどうしても単調な作業になってしまう),さらにV.A.T.S.という戦闘システムによって,改善が図られている。
 V.A.T.S.については先の記事でも触れているが,簡単に説明しておくと,APを消費して一時的に時間を止めて,ターゲットしている敵キャラクターの各部位(頭部,胴体,右腕,左腕,右足,左足)を狙い撃ちする,という攻撃方法。V.A.T.S.を発動すると,敵の部位ごとに命中率が表示され,そこに攻撃して実際に命中するとムービーカットが入り,その部位に大きなダメージを与えられる(命中しなければ当然ムービーカットはなく,ただAPが減る)。武器を持っている腕を撃てば,その敵は武器を使用できなくなるだろうし,頭部に命中させれば,多くの場合,即死となるわけだ。
 今回のデモプレイを見る限りでは,APはかなりの早さで回復するため,出し惜しみをする必要はなさそうだ。Oblivionでは,装備さえ良ければ,たまに回復行為を挟みつつ適当に攻撃を繰り出していれば大抵の敵に勝てたわけだが,Fallout 3では,強敵を前に,どの部位から攻撃すべきかをじっくり考える,という場面もあるかもしれない。
 正直今回のデモを見た限りでは,「戦闘が単調ではなくなっていた」とは言い難いが,この後のブラッシュアップ次第では,魅力的な要素となるかもしれない。Falloutシリーズはもともとターンベースで,戦闘中にも,色々と頭をひねる必要があった。ぜひFallout 3も,戦術性を楽しめるようになってほしいと思う次第だ。



■乗り物/持ち家はあるのか?

 実を言うと,色々と開発者に質問したいこともあったのだが,デモンストレーション後にQ&Aの時間は設けられず,また次の予定があるということで,早々にブースから追い出されてしまった。そのため,ブースから出るまでの短い時間に聞き出せたのは,わずかに二つの質問だけだ。「乗り物はあるのか」と,「家は持てるのか」である。
 まず乗り物に関してだが,世界に存在はするが,プレイヤーキャラクターが乗れるものはない,というお返事。Oblivionでは馬に乗れたが,Oblivionよりは世界が狭いというFallout 3では必要ないのだろうか(念のため補足しておくが,Oblivionの世界が広すぎるわけであって,Fallout 3の世界も十分広い)。
 そして家についてだが,「言えない」という,これまたつれない回答。まさか家はないから“いえない”ってダジャレじゃないよなぁ,と思いつつ(いやもちろん英語で会話していたわけだが),まぁ乗り物と違って否定されたわけではないので,期待していいかも,と思った次第。確かに核戦争後の荒廃した物騒な世界で,いったいどんな家を持てるのかは想像もつかないが,Oblivionファンとしては,自分の持ち物を自由自在に飾れる(Fallout 3でも,Zキーで物を持ち上げられた)家は,やはりどうしても欲しいところ。幸か不幸かFallout 3の発売は2008年秋(Fall)とまだまだ先なので,まだ検討中であれば,ぜひ製品版までに導入してほしいと思う。

 まだまだあれやこれや書きたいことが山ほどあるのだが,残りは細かい話ばかりなので,とりあえず今回はこれまで。1年以上先である発売日までに,また何度かこのようなデモを見ることになりそうなので,書き残したことは,また次の機会に譲るとしよう。ぜひ,気長にお待ちいただきたい。(Iwahama)

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