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[TGS 2008#012]4年ぶりのブース展示を行ったEAから,「ミラーズエッジ」と「アンダーカバー」の新情報
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印刷2008/10/09 23:52

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[TGS 2008#012]4年ぶりのブース展示を行ったEAから,「ミラーズエッジ」と「アンダーカバー」の新情報

画像集#018のサムネイル/[TGS 2008#012]4年ぶりのブース展示を行ったEAから,「ミラーズエッジ」と「アンダーカバー」の新情報

 今回の東京ゲームショウに,実に4年ぶりとなるブース設営をしていたのは,エレクトロニック・アーツ。外資系の大手ゲームメーカーとしては,Microsoft――こちらはプラットフォームホルダーでもあるが――とともに数少ないブース出展である。
 ブースには2008年後半に強力プッシュを予定しているタイトルがズラリと並び,そのどれもがプレイアブル。「経済的にもこんな時期だから,エンターテイメントの会社ぐらいは元気のいいところを見せたい」という,エレクトロニック・アーツのデラトロベ・ヘンリー社長の言葉をそのまま現すかのように,期待のタイトルを日本のゲーマーにアピールしていた。

 2008年10月9日の記事でもお伝えしているように,エレクトロニック・アーツのブースに展示されていたのは以下のタイトル。すべてカッコ内の機種でプレイできる展示スタイルで,すでに発売されているものを除き,実際に動いているところが日本で一般に公開されるのはほぼ初めてのことになる。

  • ニード・フォー・スピード アンダーカバー(PS3)
  • ぼくとシムのまち キングダム(Wii,DS)
  • ミラーズエッジ(PS3,Xbox 360)
  • FIFA 09 ワールドクラスサッカー(PS3,Xbox 360,Wii)
  • マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス(PS3,Xbox 360)
  • SPORE(PC)
  • Battlefield Heroes(PC)
  • EA SPORTS FIFA Online 2(PC)


新ゲームモード「タイムトライアル」が発表された
「ミラーズエッジ」


 EA DICEが開発中の新感覚アクションゲーム「ミラーズエッジ」だが,10月9日のビジネスデイには,Senior ProducerのOwen O'Brien氏が来日して,メディアに向けてゲームの説明を行っていたのである。Senior Producerといえばゲームのエンドクレジットで名前が一番上に出てくるような立場の人。PC版の調整を除いてほぼ開発が終了したという話でもあったので,時間のゆとりが出てきたのかもしれないってのは余計な詮索。

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ミラーズエッジのSenior ProducerのOwen O'Brien氏
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 今回,O'Brien氏から紹介されたのが,ゲームの新モードである「タイムトライアル」。いわれてみれば,ああ,そりゃあるだろう的なものだが,マップ上に四つほどのチェックポイントを設け,そこをいかに早く駆け抜けるかというモードだ。
 下に掲載したのがそのムービーで,「ゴースト」と呼ばれる前方を走る赤い半透明の人物は,ハイスコアを出したときの自分の動き。レースゲームをプレイする人にはおなじみかもしれない。各チェックポイントでゴーストを上回るスコアを出せなければ,トライアルはそこで終了になるのだ。
 基本は一人で挑戦するものだが,オンライン上でスコアを競ったり,ハイスコアのデータをダウンロードし,それを参考にトライアルすることも可能になる予定。また,最初からすべてのマップでこのモードが使えるわけではなく,所定のレコードでコースを駆け抜けなければ,次のマップはアンロックされない。


 ムービーに収録されたプレイを行ったのはO'Brien氏自身だが,ゴーストを見せるために「わざとゆっくり走った」(本人談)ため,チェックポイントで「Try Again」が表示されて終わっているのが分かるだろう。ちなみに,撮影中に同氏が3回ほど足をすべらせて地面に墜落し,そのたびに撮影し直しになったというのは内緒の秘密である。

 また特別に,これまで公開されていなかったマップも見せてもらえた。これまでもっぱら登場していたのは「Edge」と呼ばれるビルの屋上のマップで,失礼ながら,やや見飽きた感あり(ブースでプレイできるのもそのマップだ)。その点を訴えたところ,特別公開になったわけである。ただし撮影は禁止で,すいません。

 最初は,ヘリコプターからの銃撃に追われながら,ビルの屋上を走り回るというマップで,ただピョンピョン跳んでいればいいというわけではなく,しかるべく遮蔽物を選んで進まなければならない。これはちょっと,というかかなり難しそうに見えた。

「タイムトライアル」モードの画面(他も)
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 続いては,逃げ去ろうとする男を追いかけるミッション。ゲームの主人公であるフェイスは官憲に追われて逃げるばかりでなく,こうした追跡シーンもあるということだ。男は別の組織に属するランナーで,さすがに逃げ足はめっぽう速い。ちなみに,フェイスって誰? ランナーとはなに? という人はE3 2008のレポート記事などを参考にしてほしい。
 ストーリーは相変わらず秘密だが,これまでいくつかのショウで見てきた印象とはいささか異なり,25枚用意されたマップではいろいろなパターンのミッションが楽しめそうだ。

 発売日はXbox 360とプレイステーション 3については変わらず,2008年12月。PC版については,上述のようにマウスとキーボードによるインタフェースについての最終調整が行われており,いくらか遅れて2009年初めになりそうだ。内容は言えないけれどダウンロードコンテンツなどの準備も進められており,予定より1か月ほど遅れてしまったが,それ以上の遅延はないだろうという話だった。

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こちらも新しいゲームモードが公開された
「ニード・フォー・スピード アンダーカバー」


「ニード・フォー・スピード アンダーカバー」のProduct ManagerであるDarin Perfonic氏
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 10月9日に別途掲載された記事にもあるように,マルチプレイのモードの一つである「Cops and Robbers」が発表された,「ニード・フォー・スピード アンダーカバー」。これは,最大8人のプレイヤーがCops(警官)4人とRobbers(泥棒)4人に分かれて激しいカーチェイスを演じるもの。泥棒側の一台がお金の入ったパッケージを持ってゴールまで逃げ切れば勝ちで,警察側はそれを止めようとし,泥棒側の残る三台は,そんな警官を阻止するのである。

 ところが,デベロッパであるEA Black BoxのProduct Managerを務めるDarin Perfonic氏によれば,それ以外に「Sprint」(スプリント)と「Circuit」(サーキット)と呼ばれる二種類があるとのこと。全部でどれだけのモードがあるのかは教えてくれなかったが,Sprintとはその名のとおり,最大速度でかっ飛ばして相手の車を抜き去るというシンプルな内容。ただしコースには一般車も走っており,その間を縫うように駆け抜けなければならない。目もくらむようなスピードで一般車の隙間に飛び込んでいくのは興奮度が高い。
 Circuitはそのサーキット版で,こちらは一般車がいないぶん,純粋にテクニックを競うものになりそうだ。


 これまでの記事でも何度かお伝えしたように,シングルモードではプレイヤーが潜入捜査官(つまり,アンダーカバー)となり,秘密国際的犯罪組織に潜り込んで彼らの撲滅を目指す。犯罪組織の信用を獲得するため「車を盗んで目的の場所まで運べ」とか「警察の車を×台ぶっ壊せ」とか「秘密のパッケージを運べ」とかいうミッションをクリアしなければならないのだ。

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 秘密の国際犯罪組織にしてはちょっと任務がちゃちな感じもしないでもないが,ともあれ,プレイヤーがアンダーカバーであることを知っているのはマギー・Qさん演じる「チェイス」という女性だけであり,Perfonic氏もマギー・Qさんの大ファンであるというのは余計な話だが,物語が進むにつれてミッションもだんだんハードになっていくはずだ。

 「ヒロイックドライビングエンジン」と名づけられたゲームエンジンは「ニード・フォー・スピード プロストリート」をしのぐ派手なクラッシュシーンの演出が可能。追随するカメラ位置にも改良が加えられ,270度ターンといったアクションを決めた自分自身の姿をよりウットリ眺められるようになっている。物理エンジンにも力が入れられ,車の挙動もリアルになったが,アレンジはあくまでゲーム的なもの……といったようなことを,東京ゲームショウで確かめるのもいいと思う。

アンダーカバーガールズ(左)とPerfonic氏(右)
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 というわけで,ブースレポート第一弾として以上二つのタイトルを取り上げてみた。いずれも,この冬にかけての期待作であることは間違いない。繰り返すが,「Battlefield Heroes」「FIFA 09」もプレイアブル展示。
 FIFA 09は,10人一組でEAチームと戦うネット対戦が可能だし,Battlefield Heoesに注目している人も多いはずだ。カジュアルなところでは,「ボクとシムのまち」のDS,Wii版が直接触れるのも楽しい。「SPORE」を買おうかなあと迷っている人は,どんなもんなのか実際に動かして確認しようではないか。
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