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[GC 2007#023]WoW拡張パック最新情報,新たなる土地「Northrend」とヒーロークラス「Death Knight」の詳細が明らかに
「World of Warcraft」自体の概要および新拡張パックの,現在までに明らかになっている要素については以前の記事を参照していただくとして,ここではGCで明らかにされた,新冒険エリア“Northrend”と,ヒーロークラスであるという“Death Knight”の詳細に焦点を絞ってお伝えしよう。
Northrendは元々,RTS「Warcraft III: The Frozen Throne」で登場した土地だ。WoWでは,世界の中心から見て北方に位置している。欠けた側を南にした三日月状で,東西に長い。この土地には,東端と西端のそれぞれに一つずつ,計二つの入り口があるという。
東側の端にあたる地域は,Howling Fjordと呼ばれる,巨大な建造物が特徴的な場所だ。一方西側の端にあたる地域はBorean Tundraで,同じ寒冷地ではあるのだが,また少し景色が違う。こちらはより寒い地域のようで,多くの部分が氷に覆われているという。また海には流氷も見られる。Northrendはこのほか,Grizzly Hills,Dragonblightなど,少しずつ特色の異なる計10の地域に分かれている。
Northrendは高レベルキャラクター向けのエリアだが,試遊用のアカウントではあらかじめレベル70&良い装備を身に着けたキャラクターが複数用意されており,好きなキャラを選んでプレイできるようになっていた。
で,実際にNorthrendに行ってみたわけだが,雪国という割にはあまり雪は降っていなかった。もっともこれは,Howling Fjordだからであって,ほかの地域ではまた違う景色なのだろう。
このHowling Fjordには,これまでWoWでは見たことのないような巨大な城があったのだが,坂道を上っていくうちに,いつの間にかその城を見下ろすようになっており,このあたりのマップ構造/演出は,相変わらず「うまい」のひと言。
なお数多くのザコモンスターにも出くわしたが,前回の拡張パック「The Burning Crusade」がそうだったように,すべて初登場となるモンスターだった。ザコとはいえ,レベルが70を超えているモンスターもしばしばおり,あらかじめ用意されたキャラクターでさえ,戦闘では気を抜けなかった。
そういうこともあり,Death Knightは(Warrior/Paladinと同様に)プレートアーマーを装備することもできるとのことだった。
さらにこのDeath Knight,マナがない(マナのバーが表示されない)にもかかわらず,魔法のようなものを扱えるようだ。具体的には,武器に3種のルーンを最大6個はめ,その組み合わせによって特殊な攻撃ができるという。またその攻撃を一度発動するごとに,一つのルーンを消費するようだった。
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