［TGS 2008＃076］ハドソンブースにて「ボンバーマンワールドカップ 2008」の決勝大会イベント開催

　10月11日，東京ゲームショウ2008のハドソンブースで「ボンバーマンワールドカップ 2008」の決勝大会が行われた。ボンバーマンワールドカップ 2008は，「ボンバーマンオンライン Japan」の正式サービス開始とともに予選がスタートしており，全2190名の参加者のうち勝ち残った8名が，TGSの特設会場で優勝者たる「2008年ボンバリスト」の座を争った。

　なお，この決勝大会の解説を務めたのはハドソンブースのイベントに連日出ずっぱりの高橋名人，そしてスペシャルゲストはボンバーマンオンライン Japanの公開レビューを行った女優の加藤夏希さん。ちなみにイベントステージ前は，後方の通路が通り抜け困難になるほど観客が集まっていたのだが，決勝戦の行方より加藤さんの存在が気になる人々も意外と多かったのではないかと推測する次第。

　決勝大会は，あらかじめ定められたルールに基づき，まず2組に分かれて4人ずつで対戦。さらに両組の上位2名ずつ計4名で優勝を争う。1組目の対戦は，らぐなさん，蒼光の幻☆さん，ブルーブさん，黒い鳥さんの4名で行った。ランダムで決定したベルトコンベアステージにて，4名いずれも一歩も譲らぬ戦いを繰り広げたが，らぐなさんが一足早く2勝。2位の蒼光の幻☆さんとともに勝ち残った。


　2組目は( =´ω｀)さん，りゅうせいぐんさん，屯田兵さん，げくーそさんが対戦した。こちらもベルトコンベアステージでの対戦だったが，使用キャラが全員ピンクの髪の女性キャラという大変見分けにくい事態が発生。これには，さすがの高橋名人も少々困惑していたが，勝負自体はスムースに進行し，げくーそさんが1位，りゅうせいぐんさんが2位となった。


　そして決勝戦は，シーソーステージ。このステージは中央に配置されたいくつかのシーソーを使って爆弾やプレイヤーキャラを飛ばすことができる。加藤さんの「見てみたーい」というリクエストに優勝候補が応える一幕もあった。1戦目はらぐなさんが勝ち残り，2戦目は3人残りで引き分け，そして3戦目は蒼光の幻☆さんが勝利を握った。続く4戦目，白熱する戦いの中，残り時間1秒というところで蒼光の幻☆さんが勝ち残り，優勝を決めた。高橋名人曰く，決勝大会は熱い駆け引きの連続になるとは思っていたが，予想以上にレベルが高かったとのこと。


　その後の表彰式では，2008ボンバリストとなった蒼光の幻☆さんをはじめ，決勝を争った4名に記念の盾と順位に応じた賞品が，加藤さんから直接手渡された（うらやましい！）。さらに蒼光の幻☆さんには，ハドソンの執行役員副社長 香月薫児氏より，表彰状が送られた。香月氏は「みんなうまい，僕も昔はゲームをやり込んだものだが，今では絶対に勝てないだろう」と参加者を絶賛，また加藤さんは「決勝大会を最後にするのではなく，むしろスタート地点として盛り上げていってほしい」とコメントしてイベントを締めくくった。