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PS2/PSP版にはロッキードP-38ライトニングの「アリス」が。「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」新キャラボイスオーディション
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印刷2008/07/03 10:56

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PS2/PSP版にはロッキードP-38ライトニングの「アリス」が。「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」新キャラボイスオーディション

萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス
 この秋にプレイステーション2およびPSPで発売予定の「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」では既報のとおり,オーディションで選ばれた声優さんが新たなキャストとして起用される。そのオーディションが6月22日の夕刻から開催されたので,会場で見られた事柄をあらためてお伝えする。
 このオーディションで選ばれるのは,米軍戦闘機であるロッキード P-38 ライトニングの新キャラクター「アリス」のボイスキャスト。ロッキード P-38 ライトニングは機体が大型で格闘戦闘を苦手としていたため,日本海軍のパイロット達には当初ペロリと食える「ペロ八」と侮られていたが,サッチ・ウィーブ導入以降米軍はこの機体の推力と急降下速度を生かし,高空からの一撃離脱に特化させて運用,その長大な航続距離と併せ脅威として返り咲きを果たす。また,ソロモン諸島付近で山本五十六提督の座乗機(一式陸攻)を待ち伏せ,撃墜した武勲機としても知られている。

今回のオーディションとは関係ないが,PS2版「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」の画面イメージ
萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス 萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス

 そんな運用実績を反映してのことかは分からないものの,「アリス」には猟奇的なパーソナリティが設定されている。死屍累々たる戦場での情報収集や捕虜の確保が任務とされており,また子供であるがゆえの残酷さを特徴とする点では,うたたねひろゆき氏の漫画「セラフィック・フェザー」におけるアリスや,アニメ「ブラック・ラグーン The Second Barrage」に出てきたグレーテルあたりを思い浮かべると,近年の表現感性として共通点が見いだせるかもしれない。実際,

「死にかけの兵士から,どんな話が訊けるのか,楽しみだわ,くすくす」

など平然と言い放つキャラクター設定なのだ。

こちらは横長のPSP版
萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス
 そんなアリスの台本抜粋に,オーディションでは総勢8名の声優さんおよび声優デビューを目指す人が挑んだ。使われた台本の一節は掛け合いの形で書かれており,そこに登場する二人を演じ分けつつ会話を成り立たせるのが大きなポイントとなっていたところは,この作品らしいといえなくもない。なにしろ,日本軍の零式艦上戦闘機「レイ」と,米軍のグラマンF4Fワイルドキャット「ネコ」を,同じ宮澤ゆあなさんが演じている作品なのであるから。

 会話(?)のテンポ,つまりいかにスムースかつメリハリをつけて進行できるかが重要なのはもちろんのこと,別々の人物を演じ分けるには直接の演技のみならず,キャラクターそれぞれへの理解が不可欠だ。意図的に当日渡された設定書と台本抜粋に基づき,候補者達はそれぞれに工夫を凝らして性格づけを解釈し,掛け合いを実演した。
 審査を担当したのは,おなじみシステムソフト・アルファーの西村文子プロデューサーと,ディレクターの岡部嘉彦氏,有限会社ロックンバナナ 代表取締役 沢田昌孝氏。各候補者に対する演技終了後の確認として,西村氏は主に人物の演じ分けについて聞き,ロックンバナナ 沢田氏は発声やイントネーションに対する講評とアドバイス,あるいは養成コースと指導教官に関する質問をしていった。
 ちょっと異色な質問をしていたのが岡部氏で,北京語が特技とアピールしていた候補者に「『萌え』は北京語で何と表現するのか」と問い返してみたり,舞台演劇のレッスンをしているという候補者に,その場でダンスを実演するようリクエストを出したりしていた。つまり,主として型どおりでない部分の表現能力を見ていた,ということだろう。

おなじみ,「萌え戦略シリーズ」プロデューサーの西村文子氏
ロックンバナナ 代表取締役 沢田昌孝氏による講評場面


中央が小清水佑果さん,左が松岡優美さん,右は北垣友希さん
萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス
 全員の演技が終わり,審議時間を経て下った結論は,
合格者:小清水佑果(こしみず ゆか)さん
特別賞:松岡優美(まつおか ゆみ)さん
特別賞:北垣友希(きたがき ゆうき)さん

というもの。当初の予定だと特別賞は1名のはずだったのだが,どうしても捨てがたい能力の持ち主ということで,さらに1名が選出された。このオーディションは「Audition Project ZAC-vol.09-」という催しにもなっており,合格者のみならず特別賞受賞者についても,ロックンバナナによるなんらかのプロデュースが行われる予定となっているのだと,沢田氏からあらためて説明がなされた。

 また受賞者決定後の,メディアに対する質疑応答では,特別賞受賞者に関しても,なんらかの形で「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」に出演してもらいたいと考えている旨,プロデューサーの西村氏からコメントがあった。

萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス
 合格者の小清水佑果さんは,所定の演技に続いて特技の福井弁での演技をリクエストされ,なかなかユニークな掛け合いを披露。ロックンバナナ 沢田氏は演技に難点を指摘しつつも,「声は特別なものを持っているね」と評価した。素人の感想をあえて述べれば,抑揚を強調した演技でかなりハイペースの掛け合いになっていたが,台本上の対句に対する配慮などは,あまり感じられなかった。ただ,声量があって,確かにアニメ的作品にはふさわしい声質であったように思われる。沢田氏いわく「演技は勉強できるけど,声は資質」なのだそうで,声優という仕事のシビアさを窺わせる一幕でもあった。

 いずれにせよ,彼女の声が製品に盛り込まれるわけで,ディレクターや音響監督さんの指示を盛り込んだうえで行われる本番でのブラッシュアップが,実に楽しみだ。

萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス 萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス


萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス 萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス
 特別賞の松岡優美さんについては,沢田氏によると標準語と違うイントネーションがやや気になるそうだが,メリハリのあるアニメ声が特徴で,役柄の性格はともかく元気いっぱいの演技が印象に残った。
 もう一人の特別賞,北垣友希さんは,演技前の自己PRで「ダンスのレッスンを受けている」と述べたことに関連し,岡部氏からこの作品の主題歌「ハガネノオトメ」に合わせた即興のダンスパフォーマンスを求められ,奮闘していた。
 いまどきの声優さんは,ファンイベントにも対応しなければいけないわけであるが,沢田氏も岡部氏の意図的な「無茶振り」に関して,「僕もこれは初めてだね(笑)」と述べていた。掛け合いの演技は比較的バランスのとれた進行ペースで,対句への配慮も控えめながら加えられていたように思われた。

特技としてまず体の柔らかさをアピールし,演技後のリクエストに応じて即興で踊る北垣友希さん
萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス


合格者の小清水佑果さんにはその場で,本物の台本が渡された
萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス
 ちなみに入賞者は近日中に「萌え戦略」公式サイトで公開されるインターネットラジオに出演予定だ。どんな声質やしゃべり方なのかが気になる人にとって,製品発売前に確認する絶好の機会かもしれない。

 ともあれ,ひさびさに新情報が加わる形の,プレイステーション2版/PSP版ゲーム「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」はこの秋に発売される。このオーディションが示すとおり,PC版オリジナルに登場しなかったキャラクターが登場するのみならず,そのキャラクターを含む(と思われる)連合軍シナリオが追加される。PC版を気に入った,PC版で気になっていた人はぜひ,今後の情報にも注目してほしい。

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