NVIDIAのIONプラットフォームがMSの「Vista Premium」認定取得

IONプラットフォーム
配信元	NVIDIA	配信日	2009/02/12

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

NVIDIA、Micorsoftとの連携により高性能、低価格PCを実現
Microsoftは、NVIDIA IONを認定し、
$299ドル以上のPCでWindows高機能な体験を提供する
2009年2月11日 - NVIDIA（エヌビディア）コーポレーション（本社：米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO：ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq：NVDA）は本日、小型、低電力PC上で優れたコンピューティング体験を提供するため、NVIDIA IONが、Windows Vistaに認定されたことを発表しました。


NVIDIA ION、およびMicrosoft Windowsプレミアム版ソフトにより、小型ノートPCとデスクトップPCが初めてリッチなメディア体験やフル・グラフィックスに対応できるようになりました。

Microsoftは、NVIDIA IONをWindows Vista Home Premium用のWHQL(Windows Hardware Quality Labs)認定ドライバとして認証しました。IONベースのPCを、2009年の夏に市場に売り出すことができるように、NVIDIAは、現在、Microsoft、PCメーカー、ソフトウェア開発業者、Windowsエコ・システムの提携業者と協働して取り組んでいます。IONベースのミニノートPC、および小型デスクトップPCは、業界トップの性能を$299ドルからの価格で提供します。

MicrosoftのWindows製品担当ゼネラル・マネージャーであるマイク・イブラ（Mike Ybarra）氏は、次のように述べています。

「当社では、さまざまなPC設計で、Windowsの様々な体験ができることを期待していた、というユーザからの報告を受けていました。現在、多くの人が『ネットブック』と呼んでいるものは、実際は、小型ノートPCであり、ユーザは、小型ノートPCがノートPCのように機能することを期待しています。NVIDIA IONプラットフォームをWindows Vista Home Premium版と組み合わせることにより、消費者は、小型ノートPC、もしくは小型デスクトップPCで、手ごろな価格で、かつ高度なWindows機能を体験をすることができます。

NVIDIA IONプラットフォームとWindows Vista Home Premium版の組み合わせは、Webの閲覧やEメールのチェックから、音楽配信や映画鑑賞まで、日常でのコンピュータの使用における最高のソリューションとなります。」

Microsoftは、NVIDIA IONプラットフォームを認定し、近い将来に発表されるIONベースのPCに下記の特徴が含まれるとしています。

• ブルーレイ映像を含む1080pのハイビジョン映像をスムーズに再生
• Microsoftの DirectX 10 APIに対応したエキサイティングなビデオゲーム体験
• Aero GlassやFlip3DなどWindows Vistaプレミアム版機能への対応
• 高速写真編集、およびビデオ・トランスコーディングのためのGPUアクセラレーション

MicrosoftのWHQLは、NVIDIA IONプラットフォームをWindows Vista Home Premium版に対応したcustomer-readyとして認定しています。

NVIDIAのMCPビジネス・ユニットのゼネラル・マネージャーであるドリュー・ヘンリー（Drew Henry）は次のように述べています。

「NVIDIA IONとWindowsは、完璧な組み合わせです。他のソリューションでは不可能だった、新型低価格ノートPC、および小型デスクトップPCのIONプラットフォームでWindowsを駆動させるために、Microsoftの協力を得られることは、すばらしいことです。これは、消費者にとっても大きな朗報です！」