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[TGS 2009]ハイクオリティなグラフィックスで原作さながらの格闘を楽しめる,「ドラゴンボール レイジングブラスト」試遊レポート
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また,使用できるキャラクターは,魔人ブウ(純粋),人造人間18号,孫悟空,ベジータ,ピッコロ,クリリン,セル,フリーザの8種類。
戦闘フィールドとして選べるのは,ナメック星,岩場,荒野,廃墟の都の4種類だ。
基本的なゲームシステムは,「ドラゴンボール スパーキング!」シリーズを踏襲。アニメさながらに描かれた広大な3D空間を,縦横無尽に駆け回り,飛び回りながら,パンチやキックといった直接攻撃や,気弾などの遠隔攻撃,そしてキャラクター固有の得意技,必殺技,究極技を駆使して,相手をたたきのめすというものだ。
ただし,以前にもお伝えしたとおり,壁などに相手をたたきつける「クラッシュ」があったり,壁に相手をめり込まして追い打ちをかけられるようになっていたりと,従来よりもさらに原作の雰囲気を味わえるようになっている。
また,PlayStation 3とXbox 360というプラットフォームの性能を生かし,キャラクターモーションが60fpsで描かれているのも特徴だ。
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もちろん,アニメのように激しいバトルを繰り広げながら喋ったりするようなことはないが,それでも「アニメを再現し,更にゲームだからこその表現」という本作のコンセプトは,見事に実現できているように思う。
なんせ,自分で動かしているキャラクターがアニメと遜色のないレベルまで描き込まれているだけでなく,どんなに激しい動きをしてみても,やたらと滑らかに動いてくれるのである。
結果,空中戦時に感じてしまいがちなもどかしさすら,従来のスパーキング!シリーズよりも,緊張感に直結したものになっているのだ。
また,対戦格闘タイプのアクションゲームは,シリーズを重ねるごとに複雑になり,初心者にとってのハードルが上がってしまう傾向のものも少なくないが,本作は,ボタンを闇雲に連打しているだけでもドラゴンボールっぽい戦いを味わえるという,スパーキング!シリーズの長所をきっちり残してくれている。
もちろん,うまくなればなるほど,さらにドラゴンボールっぽく戦えるようになるわけで,決して初心者向けに易しく作った分,遊びごたえのないゲームになったということではない。
ありふれた表現になってしまうが,ドラゴンボールファンが,スパーキング!シリーズに望んでいたであろう方向で,至極真っ当な進化を遂げたのが本作であると言えるだろう。
おそらく,東京ゲームショウ2009の一般公開日には,本作の試遊台も混雑することだろう。もし並んでまで遊ぶ時間がないという場合でも,ほかの人がプレイしている様子を軽く覗いてみてほしい。見ているだけでも,本作の楽しさはきっと感じられるはずだ。
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「ドラゴンボール レイジングブラスト」公式サイト
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(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)2009 NBGI
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