Bungieが，新作と関係があるかもしれない複数のコピーライトを登録していたことが明らかに。携帯向けタイトルの可能性も上昇中

　「Halo」シリーズの開発元として名高いデベロッパのBungieが，「Seven Seraphs」や「Dead Orbit」といったワードやデザインを商標登録していたことが明らかになった。これは，北米の情報サイトExaminerなどが報じているニュースで，実際にアメリカ著作権局（U.S. Copyright Office）のサーチエンジンを使って「Bungie」を検索すると，認定されたコピーライトのリストが確認できる。
　Bungie名義で商標登録されたのは，以下のようなキーワードだ。

• Seven Seraphs
• Osiris
• New Monarchy
• Dead Orbit

　アメリカ著作権局の記録によれば，登録されたのは2010年7月のことで，Activision Blizzardとの提携が発表される同年9月以前から，Bungieはこのような動きをしていたことになる。同社はまた，これらのコピーライトに関連した複数のドメイン名の登録も行っているようだ。

Bungie公式サイト

　Bungieはまた，公式サイトで意外な求人を行っており，それもちょっとした話題になっている。募集しているのはシニア・モバイルアプリケーション・プログラマー（Senior Mobile Application Programmer）で，添えられたテキストには「新たな世界に旅立つBungieに，参加しませんか」とあり，どうやら彼らがiPhone/iPad向けの分野に乗り出そうとしていることが窺える。

　Activision Blizzardからリリースされる予定のBungieの新作については，現在，何も発表されていない状況だ。「Halo」シリーズのBungieと，「Call of Duty」シリーズでアクションジャンルに確固とした地位を築いたActivision Blizzardのコラボレーションが，上記のキーワードと関連があるのかどうかは分からないが，こうした話題に注目が集まること自体，ファンの大きな期待の現れといえるだろう。