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ArcheAge
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最大140名が激突する「ArcheAge」のコアプレイヤー向けコンテンツ「攻城戦」を紹介。「2013秋 豊穣のアップデート」先行プレイレポート(後編)
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印刷2013/10/25 17:29

プレイレポート

最大140名が激突する「ArcheAge」のコアプレイヤー向けコンテンツ「攻城戦」を紹介。「2013秋 豊穣のアップデート」先行プレイレポート(後編)

 ゲームオンは2013年10月24日,MMORPG「ArcheAge」において,プレイヤー待望の新コンテンツ「釣り」と「攻城戦」が登場する大型アップデート「2013秋 豊穣のアップデート」を実施した。多くのプレイヤーが今まさに「釣り」に興じているのではないだろうか。
 その釣りと並ぶアップデート最大のトピックとなる「攻城戦」についてを,本稿で紹介していきたい。第1回は今週末,つまり明日(10月26日)から開催される予定なので,参加予定のプレイヤーは,ぜひ参考にしてほしい。

・「ArcheAge」に登場する,誰でも手軽に奥深く遊べる“釣り”の魅力を紹介。「2013秋 豊穣のアップデート」先行プレイレポート(前編)

画像集#003のサムネイル/最大140名が激突する「ArcheAge」のコアプレイヤー向けコンテンツ「攻城戦」を紹介。「2013秋 豊穣のアップデート」先行プレイレポート(後編)
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毎週末に開催される大規模PvPコンテンツ“攻城戦”


 「攻城戦」とは,一部エリアの支配権をかけて,サーバー内のトップ遠征隊(ギルド)同士が繰り広げる,本作の大規模PvPコンテンツだ。PvP要素を含むMMORPGにとって花形といえるコンテンツだが,ArcheAgeの攻城戦も例に洩れず,参加するためのハードルは高く,コアプレイヤー向けの内容となっている。

 現在のArcheAgeは,“旧大陸”にある四つのエリアが支配可能で,プレイヤーは,それぞれのエリアをめぐって攻城戦を繰り広げることになる。開催ペースは週に1回で,各エリアで開催時間が重複しないように,毎週土曜日と日曜日に2エリアずつ(それぞれ19時と21時に開始)行われる形だ。

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 週に1回ということもそうだが,プレイヤーが望んだからといって,いつでも攻城戦ができるわけではない。まずは,攻城戦に参加するための挑戦権を,オークションを通じて落札する必要がある。
 毎週木曜〜金曜日の48時間,“攻城陣地:○○○○”(※エリア名が入る)というアイテムが出品されるのだが,これは即決価格が設定されていない。そのため対人戦が盛んなサーバーや,倒せそうな遠征隊が領主のエリアの挑戦権は高値になりそうだ。その一方で,誰も入札しなければ攻城戦は開催されないことになる。

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 また,入札するための条件はないため,領主の遠征隊メンバーが攻城戦の開催そのものを阻止すべくこれを落札という展開も起こりえる。落札資金をいかにして掻き集めるかも,広い目で見れば領主の座をめぐる攻防というわけだ。

 攻城戦が開催されると,30分間の準備期間が設けられたうえでバトルが開始される。詳しくは後述するが,勝敗は城の中心部に据えられた“ガーディアンタワー”の状態で決まる。攻撃側がこれを破壊し,さらに“刻印”に成功すれば攻撃側の勝利となる。一方,90分間の開催時間中,刻印を最後まで阻止できれば防衛側の勝利となる。

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攻城戦の参加人数は最大140名


 ArcheAgeの攻城戦は,ゲームバランスが極端に崩れないようにするため,最低限のルールが設けられている。まず,攻城戦に参加できる人数は,“攻撃側遠征隊から70名,防衛側遠征隊から70名”という上限がある。仮に部外者がエリア内に立ち入った場合,10秒以内に退出しないと即死してしまうので要注意だ。
 30分の準備期間中は,攻撃側遠征隊が落札した“攻城陣地:○○○○”を任意の場所に使用することで,拠点となるテントが設置できる。ここではNPCを通じて攻城戦に役立つアイテムを購入できるほか,死亡時の復活ポイントとしても機能する。また,テントの半径25メートル以内はピースゾーンとなっているので,準備期間中にカタパルトなどの攻城兵器をじっくりと建造できる。

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 ちなみにテントを設置する場所は,ガーディアンタワー(=防衛側拠点)の半径250メートル以内を除き,エリア内なら基本どこでも可能だ。当たり前だが,距離が離れれば攻めにくくなるわけで,半径250メートルの外側ギリギリの場所の中から,地形を考慮し攻めやすい場所を選ぶことが多くなりそうだ。

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 一方,防衛側の準備としては,防壁や迎撃用の大砲などをあらかじめ設置できる。ガーディアンタワーの死守が絶対条件なので,これを取り囲むように張り巡らすのがセオリーになるだろうか。また,防衛側の遠征隊には,どの場所に攻撃側のテントが設置されるのか分からないので,開始までの索敵も重要になるだろう。

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攻城戦の勝敗を左右する“兵器”の運用


 本稿の原稿執筆時点では,攻城戦はまだ実際に開催されてはいない。今回の取材はゲームオンの社内テストサーバー内で行ったのだが,さすがに140名もの人数がどのように戦うのか,実際のゲーム展開を予測することは難しい。そこで,いま注目しておきたいのが,勝敗を大きく左右しそうな要素の一つである“兵器”の存在である。

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 ガーディアンタワーを守るための城壁は,非常に高いヒットポイントが設定されている。もちろん,防衛側のメンバーも迎え撃ってくるので,攻撃側のプレイヤーキャラクターが通常攻撃だけで城壁を破壊するのは難しい。これに対し,攻撃側は「カタパルト」「はしご車」「チャリオット」といった攻城兵器で対抗するのだ。

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 カタパルトは,燃える火の玉を投げつけて城壁に大ダメージを与えるという兵器で,射程距離も60〜100メートルと非常に長い。実際に城壁に対して試してみたところ,100発前後を命中させれば破壊できそうだった。複数のカタパルトで集中砲火を浴びせれば,ガーディアンタワーまでの道を切り開けるだろう。

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 続いてはしご車は,カタパルトとはアプローチが異なり,城壁に密着させて,直接城壁の上に攻撃側メンバーを送り込むというものだ。カタパルトと比べて,城壁を破壊する手間は生じないものの,密着するまで接近しなければならないので迎撃される可能性が高い。

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 最後のチャリオットは移動式の砲台だ。こちらはカタパルトに比べてお手軽で小回りが利く。城壁を破壊するだけでなく,対人目的でも役立つことが特徴だ。これは蜃気楼の島にサンプルが展示されているので,一度試し乗りしておくといいだろう。

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 これらの攻城兵器は強力だが,同時に脆い面も持ち合わせている。例えば,カタパルトは固定しなければ使えないので,地面に「杭」を打ち込む必要がある。再び移動させたいなら,これを抜くために約20秒もの時間を要するのだ。また,移動スピードも遅く,アクティブモンスターからの攻撃にも注意しなければならない。当然だが,防衛側も真っ先に狙ってくると思われるので,護衛の確保も必須。しかも,攻城兵器は一度限りの使いきりでコストも高いため,慎重に運用したいところだ。

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 一方の防衛側の施設に関してだが,城壁の上に“大砲”などが設置できるのは先ほどお伝えしたとおり。防衛する側からすると,高い場所から直線的に弾を発射できる兵器は,とても扱いやすい。ただし,これらの兵器は“誰でも”使用可能だ。つまり,仮に攻撃側メンバーが城壁の上に侵入してしまうと,大砲を乗っ取られて使われる可能性がある。ちなみに,この大砲を使って,ガーディアンタワーを直接狙うこともできた。

 これは一例だが,攻撃側と防衛側の本体同士が城外で交戦している隙に,グライダーの別働隊が場内を奇襲し,大砲を奪い取って挟み撃ちに,といった戦術も不可能ではないだろう。攻撃側が拠点を設定する際は,城との“高低差”にも気を配る必要があり,このあたりはArcheAgeならではの攻城戦といえそうだ。もちろん,防御側もそうした場所に対して警戒はしているはずだ。

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 なお,攻城戦の勝利条件となる「刻印」だが,これはガーディアンタワーを破壊したうえで,その足元へ移動して行うもので,完了までに“7分間”を要する。その最中は一切の行動が行えず,しかもそのときに光り輝く柱が出るので,遠目からでも一目で刻印が行われていることが分かってしまう。当然,防衛側は阻止するため,あらゆる手を使ってくると思われるので,クライマックスには,凄まじい激戦が繰り広げられること必至だ。

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勝利への多大な労力に報いる3種類の「報酬」


 攻城戦に参加し,さらに勝利するには大変な労力を要するが,その見返りとして「領主のコイン」「税金」「土地」といった3種類の報酬が用意されている。

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 まず,攻城戦の防衛に成功すると,「領主のコイン」が獲得できる。これは,蜃気楼の島にいる専用のNPCショップで交換できるもので,アバター用のアイテムや,騎乗ペット用の装備品などが得られる。中には,遠征隊長のみ所有可能な期間限定のアバターや騎乗ペットもあるとのこと。アバターの詳細はスクリーンショットを見てもらいたいが,これはプレイヤーの注目を大いに集めそうだ。
 ちなみに,一度の防衛で得られるコインの枚数は20枚(遠征隊長のみ入手)となっている。このコインはプレイヤー間での取り引きはできないので,どのアイテムを手に入れるのか,遠征隊内であらかじめ相談しておいたほうがよさそうだ。

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 続いての「税金」だが,旧大陸のプレイヤーが支配できるエリアでは,モンスターを倒したり,NPCショップを利用したりしたときに,自動的に一定量の税金が差し引かれる仕組みとなっている。領主となった遠征隊は,この1週間分の税金を徴収できるわけだ。もちろん,実際どれだけの額が得られるかは,エリア内の盛り上がり次第になる。

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 最後の「土地」は文字どおり,遠征隊メンバーだけが施設を建設できる土地が得られるというものだ。もちろん家などを建てられるのだが,仮に領主が入れ替わったときには,根こそぎ略奪されてしまうというリスクがある。そのため,安全に栽培できる,農園くらいに留めたほうがいいかもしれない。


 以上,攻城戦にまつわる主な仕様を紹介してみた。生身のプレイヤー同士がぶつかり合うコンテンツなので,実際にはさまざまなドラマが展開されることになるだろう。この週末,ゲーム内で初めての攻城戦が開催されるが,その様子は,公式サイト内の掲示板やSNSなどで紹介されることもあるとのこと。興味を持った人はそちらも確認してみよう。

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