NVIDIA,「Fermi」の実機を公開。FermiアーキテクチャベースのDX11 GPUをトップ・トゥ・ボトムで展開へ
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※2009年10月2日12:40追記
上に示した写真は,Fermi搭載Teslaとして公開されたものだが,電源コネクタと基板パターンが一致していない,Teslaには不要なはずのDVIコネクタが用意されている,カードエッジの,本来なら基板名が記されるはずのシールがカットされているなど,不自然な部分が多い。
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次期GeForceはFermiアーキテクチャを採用し,リアルタイムレイトレーシング処理やDirectX 11にも対応すると予告された |
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Fermiファーストシリコンのものと思われるダイのイメージ |
そのパフォーマンスの一端は,基調講演で公開された,倍精度浮動小数点演算処理のデモでも垣間見ることができる。
現行のGT200アーキテクチャを採用する「Tesla C1060」では,単精度の浮動小数点演算だと45fps前後のレンダリング性能を発揮できても,倍精度となると3fps前後にまで落ちてしまう。しかし,パラレルコンピューティング性能の向上を目指して新開発されたFermiアーキテクチャでは,同じ倍精度演算でも「5倍以上のパフォーマンス」(Huang氏)を発揮するとのことで,実際,同じデモを18fps前後でレンダリングしてみせた。
倍精度浮動小数点演算のデモ
また,GPUによるパラレルコンピューティングは,バーチャルリアリティなど新しい世界を生み出すとして,「その場にある“素”のタイヤを撮影中のビデオストリームにアルミホイールをリアルタイムでレンダリングして合成。さらに,光の反射や映り込み,影などをリアルタイムレイトレーシングで処理して反映させる」デモが行われ,聴衆の歓声を浴びていた。
リアルタイムレイトレーシングのデモ
なお,Fermiアーキテクチャの詳細は,西川善司氏のレポートにあるとおりだが,GPU Technology Conferenceでは,記者会見やキーパーソンとの個別ミーティングで最新情報も得られつつあるので,続報は,追ってお届けしたい。
→NVIDIA,DirectX 11世代の次世代GPU「Fermi」を予告~30億トランジスタ,512シェーダプロセッサ!
- 関連タイトル:
GeForce GTX 400
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