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印刷2019/12/17 15:15

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2020年に10周年を迎えるPC版「World of Tanks」,大規模なバランス調整の内容など,来年の展望を聞いた

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 Wargaming.netのオンライン戦車アクション「World of Tanks」は,2020年に10周年を迎える。モスクワで開催されたイベント「Wargaming Festival」にて,本作の2020年の展望が語られた。その内容と,日本での展望についてWargaming Japanで聞いてきたので紹介しよう。


戦車の乗組員システムを刷新する「搭乗員2.0」


 これまで本作には戦車に,車長,運転手,装填手,砲手,無線手など役割に応じて職能が存在し,それぞれがパークを習得するというシステムが採用されていた。これは本作のリリース当初からあるもので,これまでの大規模アップデートでも,そのシステムに手を加えられることはなかった。

 2020年のアップデートでは,「搭乗員2.0」を導入し,そのシステムを抜本的に改修するとのことだ。
 新しいシステムでは車長がすべての職能を兼任し,パークを習得する。車長を中心とした数名でユニットを編制し,戦車へと乗り込むことになるようだ。
 パークは25種類用意されており,スキルツリーのような構成になるとのこと。特化したパークを習得し,これまでよりも戦いに幅を持たせることができるようだ。

大規模バランス調整


 サンドボックス・テストで調整中の内容だが,その試験結果から得られた内容が大規模バランス調整として,大型パッチで実装される予定だ。その内容は第1部と第2部に分かれている。第1部の主要な変更点は以下だ。

  • 低Tier車両のHP調整
  • 弾種のバランス調整,関連する車両の耐久性の調整
  • 榴弾によるダメージの仕組みの変更
  • 自走砲とその砲弾のバランスの再調整

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 第1部の内容は公式サイトにて要約が公開されているので,チェックしてほしい。


 第2部では「戦績表示の改善」「パーソナルミッションの調整」「ゲーム内エコノミーの調整」「車両研究ルートの改訂」といった,ユーザビリティに関するテストが重点的に行われる。
 一番影響が大きいのは「車両研究ルートの改訂」で,増えすぎて複雑化していた車両研究ルートだが,低Tierの車両数を減らし,単純化されるとのこと。これに伴い,一部の車両が「ゲーム内には残るが研究ツリーから消える」ことになる。入手する機会は別途用意されるとのことだ。

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 このほかにも「拡張パーツ」に大規模な調整が加えられる予定だ。

フロントラインとスチールハンターモードをブラッシュアップ


 新モードとして登場した「フロントライン」と,期間限定で登場したバトルロイヤルモード「スチールハンター」が改修されるとのことだ。「刷新されたプログレッションシステム」を搭載し,フロントラインモードは2020年前半に,スチールハンターモードは2020年後半に登場する。
 スチールハンターモードは期間を限定する点は変わらないが,開催期間が長めに取られるようだ。また,2つのモードに共通したプログレッションシステムも用意されており,さらなる報酬が獲得できる。

 なお,スチールハンターモードには「独特の雰囲気が漂う新マップ」と「ユニークな新車両」が追加される。まだ先の話だが,プレイできる日を楽しみに待ちたい。

PvEイベントと「戦車遠征」イベント


 2020年は「歴史」をテーマにしたPvEイベントが開催される。2019年の夏にリリースされた「ホームフロント」の延長線上にあるもので,同イベントのゲームプレイを引き継ぎつつ,多くのアップグレードが施されているという。
 ちなみに2020年は第二次世界大戦終結から75周年となる。前回は防衛線だったが,今回は攻撃側となり,特別に用意された「ベルリン」のマップで戦いが繰り広げられるとのことだ。

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 「戦車遠征」はランダム戦をプレイして進行ポイントを獲得するという,プログレッションシステムの1つだ。昨今はやっている「バトルパス」的なシステムと想像すれば理解しやすいかもしれない。
 ポイントを溜めることで「戦車遠征レベル」が上がり,報酬が得られるというものだ。
 報酬には新拡張パーツとして「バウンティ」が用意されている。こちらは改良型拡張パーツまで性能が向上する特別なもの。これまでボンズでしか入手できなかったものと,同等のモノを手に入れられるわけだ。
 戦車遠征の詳細は近日中に公開される予定となっている。

日本独自の展開


 ここからはWargaming Japanの2020年の展望についてだ。2019年は「紅白戦」と「WoT甲士園」の2つのイベントが行われたが,これらのイベントは好評だったため,2020年も第2回を実施するとのことだ。第1回の反省も踏まえ,より楽しめるイベントにしていくそうだ。
 こうしたイベントは3か月に1回を目処に開催していく予定だという。

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[2019/11/11 18:26]
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[2019/01/15 19:59]

 また日本初のコラボレーションもいくつか計画中であるとのこと。これらは後々情報が公開されていくと思われるので,続報に注目しておきたい。

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