このゲームの読者の評価
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Dragon Age 3へと続く長い長い序章 75 - 投稿者:RED H9(男性/30代)
- 投稿日:2013/02/28
- 良い点
- ハイファンタジーらしい重厚で綿密な世界観はこのゲーム最大の魅力だと思う
国や文明、宗教、さらに主要キャラにいたるまで設定がよくできている
前作同様パーティメンバーは非常に個性的でとくに盗賊ポジションのヴァリックはお気に入り
前作の戦闘はリアルよりで一度に戦う敵も味方も数人どうしでアニメーションももっさりしていたが今作からはたくさんの敵を派手な技で無双できるようになった
スキルなどを用いる上級クラスの敵も同時に出現するため、無双できるかわりに単調ということもない
難易度は全体的に低くなったがそれでもバフ、デバフを意識する必要はある
この開発会社のゲームの最大の魅力は主人公のセリフを基本全てプレイヤーが選択することによる感情移入のしやすさであると思う
前作の主人公はボイスが用意されておらず自分が選んだセリフの音声はプレイヤーの想像で補うものであったが今作からは用意されている
感情移入はしづらくなったが、主人公がしゃべっていることになっているが音声はないという不自然さはなくなった
前作のローカライズは英語音声、日本語テキストでさらに直訳的すぎて意味がわかりずらいことがあったが、今作のセリフ選択はアイコンで攻撃的、皮肉的、寛容的などどういう意図のセリフかが容易にわかる
また今作のローカライズは音声込みで質も高い - 悪い点
- 世界観などは非常によくできているがストーリーそのものは起承転結の起の部分を引き延ばしたような内容
今作での事件がきっかけで大陸規模の騒動が発生するのだが、その騒動そのものが描かれるのは3でということになるのだろう
パーティメンバーの装備品でプレイヤーが決定できるのが武器と装飾品だけというのはRPGとしてさびしい
メンバーの人数や全員切り替えで操作できることを考えると簡略化する必要はなかったと思う
そして最大の欠点はマップの使い回し
ストーリー設定で舞台が狭い範囲に限られるため同じダンジョンに何度も入らなければならない
そのうえ、名称が違うだけでほかと同じ構造のダンジョンがたくさん登場する - 総評
- 発売からだいぶ経ってしまったが最近になって安くなったのを購入
クソゲー呼ばわりされていたので定価で購入されるのを控えていたが前作がよくできていたため過小評価された印象がある
たしかにストーリーは序章部分を引き延ばしたとしかいいようのない内容ではあるし、マップの使い回しは大手の開発会社のものとしては異常なレベル
しかし、世界観や基礎的なゲームデザインはよくできているしマップのバリエーションさえ増えればここまで不満は上がらなかったと思う
主人公のセリフが普通のRPG並みの量を誇るにもかかわらず全部が選択式というこの開発会社特有の要素により感情移入は相変わらずしやすい
物語の主人公気分をここまでひたれるゲームはよその会社ではそうない
また、国内での販売本数がそこまで期待できないゲームであるにもかかわらず音声込みのローカライズでしかも質が高い
直訳的テキストのみのローカライズであった前作よりも世界観やストーリーがはるかに頭に入ってきやすい
3もこのレベルのローカライズで発売されるのなら確実に購入したい
ハヤカワFTなどのファンタジー小説の読者でゲーマーというものなら買わない理由はない
余談ではあるが国内の宣伝で今作はダークファンタジーということになっているが区分としてはエピックファンタジーだと思う
ハイファンタジー系が全く流行らない日本だとシリアスな世界観のファンタジー=ダークということなのかも - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 4 4 4 3 -
面白いには面白いんだけど・・・ 75 - 投稿者:なみだ君(男性/30代)
- 投稿日:2012/02/10
- 良い点
- ○テンポよくなった戦闘
モーションが軽快になり、前作よりもサクサク戦闘ができるようになった。
RTSな部分も変わらず、かなり遊びやすくなった。
スキルも派手になっていたりしてアクションゲーム風に。
○キャラグラの向上
前作ほど細かくはいじれないが、男性女性とも美形を作りやすくなった。
バタ臭さがぬけて馴染みやすい感じにに。
○日本語吹き替え
特に違和感も無く、全編吹き替えによってストーリーにも入りやすくなった。
気になる人用に英語音声にも変更可能なのも良い。
○相変わらずの世界観
今作は移動範囲が狭いためそんなに感じはできないが、細かく作り込まれた世界は圧巻。 - 悪い点
- ○世界が狭い
主人公が英雄になるまでの過程と、メイジとテンプル騎士の問題に挑むストーリーなのだが、それがカークウォールの街周辺で終始展開されるため世界が狭く感じる。
クエストでも同じ所をいったりきたりなので余計に。
○使い回しのマップ
クエストで向かうダンジョンの使い回しがひどい。
あまり他所へいかないストーリーなので、せめてその辺くらいは工夫してほかしっか。
○育成の幅が狭くなった
主人公は人間固定で、クラスと性別のみ変更可能。
仲間は防具固定でスキルも固有の物が多く、前作ほど自由な育成ができなくなった。
仲間のスキルに関しては個性が出るのでいいとしても、装備ぐらいは自由に変えたかった。
- 総評
- 前作がとても面白く待ちに待った待望の続編!・・・のはずだったが、なんとも肩すかしな感じだった。
戦闘がスピーディーになっていたり、吹き替えなど遊びやすさは段違いによくなったがストーリー諸々がイマイチ。
前作での結果が世界に影響を〜 と言われていたが、実際そこまで絡みもなくガッカリ。
サブクエストがちょっと変わったりする程度。
だけど、面白いには面白いんです。
RTSが混ざった戦闘や、会話やクエストでの選択によって変わる反応などなど、ゲーム自体はかなり出来がいいです。
特に戦闘はスピード感が出た事でさらに面白く感じました。
続編というよりは、拡張や外伝と見た方がいい作品。
次回作があるのであれば、前作のその後を描いた「続編」を出してほしい。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 5 3 3 -
続編と考えると微妙だが外伝と考えればアリかと 75 - 投稿者:置物猫(男性/40代)
- 投稿日:2012/02/09
- 良い点
- (1)日本語吹き替えについては多少危惧していたものの、それほど違和感なく物語に没入できていると思います。
(2)前作「Origins」、「Awakening」での行動で追加会話やミニイベントがある
(3)戦闘がスピーディーに!
(4)DLC全部入り - 悪い点
- (1)仲間の着せ替えができない(武器とアクセサリーなどは可能)
(2)製作期間の問題でしょうか、全体的に作り込みが甘いように思う。(コピペダンジョンなど)
(3)キャラクリは主人公の性別・クラスのみで人間固定である点 - 総評
- 海外での評価がかなり厳しかったという話を聞いておりましたので、少々心配しておりましたが思ったほど酷いものではなかったと思います。
タイトルにも記載していますが、「2」という冠をいただくにはちょっと舌足らずという感は否めませんね。「外伝」という扱いででていれば評価は違ったのかな、なんて考えてしまいます。
日本での販売されるにあたり日本語吹き替えが追加されていますが、これが購入前までは気にしていた部分でした。実際にプレイしてみれば日本語吹き替えにより世界観に没入でき、キャスティングもそう悪くないかな、と思います。
まだ英語音声でプレイしていませんので、感想は変わるかも知れませんが。
前作をプレイして不満に思われた戦闘やシステムの一部を簡略またはスピードを上げたりすることで、快適感を出しているという点はよかったと感じます。
ただ、無双シリーズのようなアクションを期待して購入すると、期待はずれもいいところとなると思われます。
あくまで前作のシステムを改良(改悪?)したものであるという点を忘れなければ、良作だと思います。
個人的にはせっかく前作からの引き継ぎ要素があるのであれば、もう少し本編に絡めてくれてもよかったかな、と感じますけれども。
本作からプレイするのもいいかもしれませんが、やはり前作「Origins」、「Awakening」をプレイしてから本作をプレイするのがよいかと思います。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 4 5 3 -
ユーザーが求めていた新作とは違うバージョンアップ版 65 - 投稿者:Smoking Man(男性/30代)
- 投稿日:2012/02/05
- 良い点
- (1)本作では人気有名声優を使ってのテキスト・吹き替えを含めた日本語フルローカライズがされており、前作よりもゲームの雰囲気と世界観に入りやすくなっています。本体言語設定を変更することで英語ボイスにも切り替えることができるのは良い。
(2)海外版からの規制が切断された人間の頭部が描画されるカットシーンのみ。
(3)海外版で有料、限定版のみのDLCを最初から全て同梱している。
(4)ゲームシステムが全体的に簡素化され取っ付き易くなっており、2からの新規プレイヤーに対し多くの点を配慮している。
(5)前作のゲームデータを引き継げる。クリアしていないセーブデータでも可能。前作をやっていない場合は3種類のEDから選べる。
(6)難易度はノーマルで簡単くらいでしょうか。ハード、ナイトメアのが歯応えがありますがサクサク進められます。 - 悪い点
- (1)仲間の装備を武器とアクセサリのみしか自由に付け替えできない。
(2)1のキャラクリで選択できた種族が無くなってしまいました。性別とクラスの選択となりました。
(3)アビリティのスキルツリーも大幅に簡素化。メニュー画面は全体的に見やすくなっています。
(4)1から基本的な部分は何一つ変わっていない。進化や新作とは言い難い。
(5)選択肢の結果が分かってしまう。これは流石にヌルくし過ぎです。いただけません。
(6)フィールドにコピーしたところが多数。 - 総評
- まず最初に、この初回版DA2では以下インストール容量が必要となります。
・ゲームディスク (7GB)
・[DLC] 騎士アイザックの鎧&アクセサリパック (120KB)
・[DLC] 黒のよろず屋 (19MB)
・[DLC] 流浪のプリンス (46M)
・[DLC] レガシー (642MB)
・[DLC] アサシンの印 (967MB)
・ スペシャルアイテムパック (最初からディスクに収録)
以上全体のインストール容量7.7Gとなっています。
初回版のみのDLCが騎士アイザックの鎧&アクセサリパック(個別に売らないと書いてある)、追加アイテムパック以外のDLCはトークンコード付属でXbox LiveからDLする必要があるので注意が必要です。
1から多くの部分を簡素化し、取っ付き易くしています。恐らく前作で戦闘がつまらない、会話が多すぎるという指摘が多かったのでしょう。本作では戦闘がボタン連打の無双系、会話が簡単な受けごたえでダレることなく軽快なテンポで進められるようになっています。個人的にはCS機種では少ないジャンルの前作のRTSの様なバトルの進化系を期待していただけにこれには大変ガッカリです。前作同様に1度ボタンを押したら後はオートバトルにする、味方に細かい作戦を割り当てる、バトル中ポーズしてじっくり作戦を練って実行するという設定は可能ですが、ならば1で良いではないかとなってしまう訳です。前作の拡張で良かっただろという厳しい意見もありますが、実際その通りの出来と言えます。開発元BioWareも「3はSkyrimを参考にしたい」とまで言ってしまっており、2の出来を大きく反省をしているかの様です。
相変わらずまだこのゲームならではの良さを見出せておらず、試行錯誤の最中で迷子のような印象を受けます。ファンタジーRPGを遊びたいのならば、最近では既にSkyrim, The Witcher2, Kingdoms of Amalur: Reckoningなどユーザースコアの高い作品が発売されており、このDragon Age2ではそれらと明確な差別化ができているとは言い難く、またそれらゲームと肩を並べる面白さがあるとはファンである私としても残念ながら言えません。
Dragon Ageはオールドスクール(古典的)なRPGです。その為、JRPGと言われる会話・カットシーン・個性的な仲間との旅に比重を置いた日本のRPGと極めて近いので、前作ほどではありませんがやや古臭さはやはり感じます。サブクエストは豊富にはありますが、基本はメインクエストを辿って行き、答えに辿り着くまでの正解への道も少ないのです。この点はオープンワールド型ゲームとは比較すべきではないかもしれませんが注意が必要です。
前作Originsが色々とごちゃごちゃしすぎていたということもあって、2ではそれらを一気に解決しようとしたのでしょうが、それがあまり良い方向に表れておりません。とは言え、会話での選択肢の豊富さ、仲間とのロマンスなど重要な部分は抑えてあります。
日本語体験版が配信されている為、声優・アニメ映画に釣られて買おうと思っている方はまずそちらで判断すべきでしょう。全体的に辛口な評価となってしまいましたが、声優愛がある方、シリーズファンの方、石村のアイザックさんコスプレしたい方、日本的な海外RPGを探している方(洋RPG初挑戦などの方)にはよろしいでしょう。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 3 3 3
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