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[COMPUTEX]MSI,「N580GTX Lightning Xtreme Edition」を出展。ホコリ除去機能と温度管理機能,GPU・メモリ・PLL昇圧機能がウリ
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印刷2011/05/30 09:00

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[COMPUTEX]MSI,「N580GTX Lightning Xtreme Edition」を出展。ホコリ除去機能と温度管理機能,GPU・メモリ・PLL昇圧機能がウリ

 MSIは,同社のフラグシップグラフィックスカードシリーズ「Lightning」の新製品として,「GeForce GTX 580」(以下,GTX 580)搭載の「N580GTX Lightning Xtreme Edition」(以下,N580GTX Lightning XE)を準備中だ。現地時間5月31日のCOMPUTEX TAIPEI 2011開幕に先立って実機を入手したので,そのポイントを写真でお届けしたい。

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N580GTX Lightning XE。2連の青いファンが目を引くが,これの正体は後ほど
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価格,発売時期とも明らかになっていないが,すでに製品ボックスは完成しているようだ


ホコリ除去機能と3か所の温度センサー

GPU・メモリ・PLL昇圧機能を搭載


 N580GTX Lightning Extreme Editionの動作クロックはコア882MHz,シェーダ1664MHz,メモリ4200MHz相当(実クロック1050MHz)。GTX 580のリファレンスだと順に772MHz,1544MHz,4008MHz相当なので,コア&シェーダクロックは約14%,メモリクロックは約5%高い計算になる。グラフィックスメモリ容量はリファレンス比2倍となる3GBだ。

動作クロックが引き上げられた結果,カードのTDP(Thermal Design Power)は260Wとなり,いきおい,補助電源コネクタは8ピン×2となっている
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N580GTX Lightning(右)と並べてみたところ
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ホコリ除去機能とPCケース内温度通知機能を備えたファンを2基搭載。落ちたホコリは自分で掃除しましょうということで
 Lightningシリーズは,MSIオリジナルの大型基板を採用するのが特徴だが(関連記事),N580GTX Lightning XEもご多分に漏れず。通常版(?)の「N580GTX Lightning」と並べてみると,搭載するGPUクーラー「Twin Frozr III」の色が黒と青のツートンとなっているのを除き,違いはないようにも見える。

 ただ,実はこの“黒青Twin Frozr III”,色が違うだけではない。青いファンには,ホコリ除去機能「Dust Removal Technology」が採用されており,システム電源の投入後,最初の30秒間は逆に回転することで,羽に付着したホコリを落とし,冷却能力の維持を図るようになっているのだ。また,ファン部には温度センサーとLEDインジケータからなる機能「Smart Temp Sensor Technology」も組み込まれており,筐体内温度が45℃を超えた場合には,温度感応塗装されたファンの色が青から白に変わって,異常を知らせてくれるという。

DIPスイッチ群。「BIOS Switch」とある大型のもののほかに,「Mem」「GPU」「PLL」のそれぞれ「V-Switch」と書かれたシルク印刷が計3つあるので,これが昇圧機能だろう。そのほか,「PWM ClockTuner」「OCP Unlocker」と書かれたものもあり,オーバークロック関連のスイッチであることを窺わせている
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 基板上にも特徴はある。前述したとおりのLightningシリーズということで,MSI独自の品質規格「Military Class II」に準拠するのだが,N580GTX Lightning XEの場合はそれに加えて,GPUとメモリチップ,MOSFET,合計3か所の温度を,MSI製のオーバークロックツール「Afterburner」からチェック可能になっているとのこと。さらに,カード背面にはカバーに覆われたDIPスイッチが用意されており,ここからGPUとメモリチップ,PLLの昇圧設定も可能とされている。

GPUクーラー,そしてメモリチップ&電源部用ヒートスプレッダを取り外したところ。先にレビュー記事を掲載した「Radeon HD 6970」搭載グラフィックスカード「R6970 Lightning」とよく似ている
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電源部のクローズアップ。GPU用が12フェーズ,メモリチップ用が3フェーズと思われる
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搭載するメモリチップはHynix Semiconductor製のGDDR5「H5GQ2H24MFR-T2C」。5Gbps品だ

 ゲーマー目線で語ると,オーバークロック関連の機能は“盛り過ぎ”という気がしないでもないが,突き抜けた仕様はやはり面白い。なるべく早いタイミングで日本市場に登場するのを待ちたいところだ。


MSI
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