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[TGS 2011]Frostbite 2を採用した注目のレースゲーム「Need For Speed The Run」と,ついに完結を迎える「Mass Effect 3」をプレイしてみた
本稿ではそんなEA出展タイトルの中から,人気レースゲームシリーズ最新作,「Need For Speed The Run」(PC/PlayStation 3/Xbox 360/3DS/Wii)と,BiowareのスペースアクションRPG最新作「Mass Effect 3」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)のプレイレポートをお届けしよう。
Frostbite 2による破壊表現が凄すぎる
なお,コースは公道なので一般車両も走っている。当然接触するとクラッシュするのだが,実在する車両がボコボコになるのはかなりのインパクトだ。とくに「バトルフィールド 3」と同じグラフィックスエンジン「Frostbite 2」による破壊の描写は素晴らしいの一言に尽きる。まさに一見の価値ありだ。
ちなみにThe Runには時間を巻き戻す機能があり,たとえクラッシュしても事故を起こす前に戻して,トラブルを回避できる。デモでは5回までこの機能を利用できたが,区間ごとに使える回数が決まっているのか,それとも条件を満たすと回復するのか,そのあたりははっきりしていない。
今回プレイした時間は短かったものの,見るべき部分は多々あった。日本での発売は2011年12月1日ともうしばらく先だが,シリーズのファンとしては,続報などに期待しつつ,その日が来るのを楽しみに待ちたい。
人気RPGシリーズの最終章にして最新作となるMass Effect 3
まずゲームは「ソルジャー」「センチネル」「エンジニア」の3つのクラスのうち,どれか1つを選ぶところから始まる。ソルジャーなら武器の扱いに長ける,センチネルならマインド系のスキルと銃の扱いが得意,エンジニアなら仲間に命令を出すのが得意といった具合だ。
クラスによって習得できるアビリティに違いがあり,複数あるアビリティのどれを成長させるかは自由だ。このあたりのチョイス次第でプレイヤーそれぞれの個性を出せる。なお,違うクラスを選んだからといって,ストーリーに変化が出るわけではない。
キャレスとリアラの動きはAIが制御しているが,アビリティの管理はプレイヤーが行う。ちなみにアビリティの習得は好きなものを選んでもいいし,シリーズの初心者などゲームに詳しくないのなら,オススメを選んでもらうことも可能だ。
ストーリーは,サーベラスという組織の兵士達の襲撃から,格納シールド内で守られている「クローガン」という宇宙種族を助けるというもの。ジャンルはRPGという体裁になっているが,スクリーンショットだけを見ればTPSのようだし,実際とのころ戦闘はFPSやTPSを遊び慣れている人ならすんなり入れそうな,アクション色の強い作りだ。カバーポジション(柱や壁の陰などに身を隠すアクション)に対応しているので,敵を狙い撃ちしながら進めていくのがいいだろう。
また,敵が近くにいるのなら殴り飛ばしてもいいし,アビリティメニューを開いて習得したものを使用してみるのも悪くない。味方は,個々の判断で銃による攻撃やアビリティを使い分けるので,一緒に戦っているとなかなか頼もしく感じる。
ステージを進んでいくと,最終的には巨大なロボットに乗ったサーベラスの兵士が襲いかかってくるのだが,着弾後に派手に爆発するような武器を使っており,演出もかなり派手だ。「○○を狙え」といったようなヒントこそ出ないが,いかにも狙ってくださいというようなポイントががあったので,そこを攻撃するといいかもしれない。
遊んでみた印象として,非常に丁寧に作られており,とてもプレイしやすいゲームだと感じた。しかし,シリーズ全体で作品の世界観を共有しているため,第1作からプレイししていればさらに楽しめると思う。日本語版の発売は20122年春と,半年近く先なので,過去の作品をプレイしながら待つというのもいいかもしれない。
- 関連タイトル:
Need for Speed The Run
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ニード・フォー・スピード ザ・ラン
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Mass Effect 3
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マスエフェクト3
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