攻略
連載:今日から始める「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」。第5回はナルホドくん/フランクさん/ノヴァ/ロケットラクーンを徹底解説
連載Index
- 新キャラクター攻略
├ レッドアリーマー
├ ストライダー飛竜
├ ゴーストライダー
├ ホークアイ
├ バージル
├ ネメシス T-型
├ アイアンフィスト
├ ドクター・ストレンジ
├ 成歩堂龍一
├ フランク・ウェスト
├ ノヴァ
└ ロケットラクーン
ロケットラクーン/「銀河の守護神たち:Guardians of the Galaxy」より
■プレイスタイル:シューティングタイプ
■オススメオーダー:先鋒,中堅,大将
■オススメアシスト:α or γ
基本戦術
ロケットラクーンはジャンプ攻撃のリーチが短く,空中戦を挑むのは得策でない。そこでクレイモアとしゃがみを軸にして,相手をいかに寄せ付けないで立ち回るかが重要となる。
相手に通常技が届かない,離れた間合いでの基本行動は,しゃがみ→ペンデュラム。どちらも頭上をカバーするように攻撃を出すので,相手の空中からの接近を防止しやすい。とくにペンデュラムはヒットすると相手を壁バウンドさせるので,すぐにダッシュ+で追撃していこう。しゃがみを出すときに同時にシューティングタイプなど,攻撃範囲が広いタイプのヴァリアブルアシストを呼び出しておけば,相手の行動範囲をかなり狭められるはずだ。
これらの連係で相手の飛び道具に撃ち勝てない場合は,Hプレイタグで地面に潜って避けたり,Mプレイタグで背後に回り込んだりで反撃を狙う戦術へ切り替えたい。
ある程度近い間合いでは+が主力となる。この攻撃はロケットラクーンの通常技の中でもリーチが長く,また自動的に通常投げになりやすいのも魅力。+からは遅めにクレイモアへ連係することで,ヒット時は+→クレイモア→+→〜の流れでコンボへ,ガードされても有利な状況を維持できるのでそのまま攻め続けられる。これで相手をガードしがちにさせて,後述の応用戦術で紹介する連係でガードを崩しにかかりたいところだ。
なお,ロケットラクーンを使用している上で課題となるのが対空面。相手に頭上の位置を取られた場合は,空中投げで対処するのが理想的。それが難しい場合はロケットスケートを駆使してジャンプをくぐり,間合いを離すのが良策といえるだろう。あらかじめオイルボム→立ちで地面を燃やしておいたり,ハイパーコンボのマッドホッパーを設置したりしておくのも1つの手だ。
通常技・必殺技解説
※凡例:技の種類/攻撃属性/ダメージ/特性(あれば)
立ち/上/31000 |
立ち/上/42000 |
立ち/上/60000 |
しゃがみ/下/30000 |
しゃがみ/下/45000/浮かせ |
しゃがみ/上/60000 |
ジャンプ/中/33000 |
ジャンプ/上/45000 |
ジャンプ/中/60000 |
地上/上/60000/エリアルレイヴ始動 |
ジャンプ/中/70000/エリアルレイヴ時叩き付け |
+/上/65000 |
ジャンプ中に/―/―/空中で停滞 |
立ち,しゃがみはビームを発射する攻撃。このビームを必殺技のオイルボムに当てると,爆発や炎上を引き起こせる。
+は地上戦の主力となる通常技。ここからはヒット時はに,ガードされた時はクレイモア,Mr.フラッパー,ロケットスケートなどで隙をフォローする切り替えが重要になる。
ジャンプ中にはジャンプの軌道を変える特殊技。空中でゆるやかに落下する挙動になり,この性質を利用した時間稼ぎや,多彩な連係の組み立てに重宝する。
■必殺技
スピットファイア/+(空中可)
肩に構えた砲身からエネルギー弾を発射する必殺技。ボタンによって発射角が異なり,地上,空中版ともにL版が斜め下の足元,M版が正面,H版が頭上斜め上に向かって撃つ形となる。また1発目のエネルギー弾発射中,のいずれかを追加入力することで,任意の角度のスピットファイアをもう1発だけ発射できる(スピットファイア・トワイス)。なお地上/空中ともに,L版にのみダウン追い討ち属性が付いている点にも注目したい。
L版 スピットファイア |
M版 スピットファイア |
H版 スピットファイア |
空中L版 スピットファイア |
空中M版 スピットファイア |
空中H版 スピットファイア |
オイルボム/+
放物線を描くように,前方へオイルの入った袋を投擲する。オイル袋が地面に到達すると,その場所は一定時間,オイルが塗られている状態となり,そこにLスピットファイアか立ちを当てることで,ダウン追い討ち属性を持つ炎が発生するようになる。またオイルの袋が地面に到達する前に,スピットファイア,しゃがみなどを当てると,ダウン追い討ち属性がある爆発を引き起こせる。コンボに組み込んだり,地面を炎上させて相手の接近を防止したりなど,さまざまな使い方ができる必殺技だ。
オイルボム炎上 |
オイルボム爆発 |
Mr.フラッパー/+
地面を思い切り踏む動作を取り,トラバサミのような罠で攻撃する。発生は遅いもののダウン追い討ち属性があり,空中の相手にヒットさせると地面バウンドを誘発する。またガードされても有利な状況を維持できるため,コンボに通常技の隙のフォローにと,さまざまな用途に活用できる。ペンデュラム/+
ロケットラクーンの後方から,振り子のように丸太を飛ばす必殺技。攻撃範囲が広く,ヒット時は壁バウンドを誘発するため追撃も簡単。ヒット時の見返りが大きく,コンボの中継やけん制にと,攻守の両面で頼れる存在だ。エンジェルギフト/+
後ろに下がると同時に,赤く光る罠を地面に設置する。相手がこの罠を踏むと頭上からしゃがみガード不能の岩が落下してくる。岩がヒットするタイミングに合わせて下段攻撃のしゃがみを当てるなど,ガード困難な連携を作ることもできるので,うまく設置して活用していきたい。なおエンジェルギフト中に再度エンジェルギフトを設置すると,1つ目は自動的に消失する仕組みだ。
クレイモア/+
地面にオレンジ色に輝く罠を設置する。相手が踏むとトラップが発動し,10ヒット分の地雷による攻撃が発生する。相手に攻撃されると消えてしまう欠点はあるが,罠を設置する動作に隙がなく,通常技の隙をフォローために役立つ。ヒット時は相手がのけぞる時間が長いため,+での追撃を狙いたい。ショッピングバッグ/+
地面に黄色く光る罠を設置する。相手が踏むとトラップが起動し,相手を網に包んで吊るし上げる。一定時間行動不能となるので,即座にジャンプ攻撃で追撃していこう。ロケットスケート/+(空中可)
脚に装備したローラスケートのような靴を起動させ,すばやく移動する。地上ではの5方向への移動が可能で,移動中は途中でキャンセルして即座に別の行動に移ることもできる。++→++とくり返すことで,前後にすばやく移動し続けられる。一方,空中版は8方向の移動が可能だが,1回のジャンプで一度しか使用できない点は注意。地上++→++→空中++などの操作でフィールドを高速で動き回り,相手を惑わせるのに活用していこう。
プレイタグ/+
地面に潜って移動する必殺技で,ボタンによって出現位置と性能が異なる。L版は相手の正面,M版は相手の後方へ瞬時に移動するワープ的な技。H版のみ性能が異なり,コマンド入力後はボタンを押している間はずっと地面に潜り続けることができる。地面に潜っている間は前後へ自由に移動できるが,ボタンを離す,もしくは一定時間が経過することで地上に出現する。出現の瞬間は隙が生じるため,相手と離れた場所で使うこと。
L版 プレイタグ |
M版 プレイタグ |
H版 プレイタグ |
ロックンロール/+
前方へガトリングガンを掃射したのち,巨大な誘導エネルギー弾で追撃するハイパーコンボ。攻撃発生が早く,また連打でヒット数,ダメージがアップするため,コンボのフィニッシュに組み込むのが主な用途となる。マッドホッパー/+
地面に巨大な罠を設置する必殺技。踏むとバネのように勢いよく跳ね上がり,相手は空中へと吹き飛ばされる。コマンドによって性能が若干異なり,+で左,+で真上,+で右側へ相手を吹き飛ばす。罠設置後の隙が少ないため攻撃のフォローにもなり,相手の足止め効果も高いので,ハイパーコンボゲージに余裕があったらとりあえず設置しておこう。
マッドホッパー(L+M) |
マッドホッパー(L+H) |
マッドホッパー(M+H) |
ロッキーラクーン/+
スイッチを押して地面全体に攻撃判定を発生させる,Lv.3ハイパーコンボ。ヒットすると特殊な演出へと移行し,相手に大ダメージを与える。ダウン追い討ち属性があるためコンボのフィニッシュに使いやすく,さらに無敵時間もあるという優れもの。ヒット後はハードダウン状態となるので,さらにダウン追い討ちなどで追撃を決められる。なお連続して殴る演出中は,ボタン連打でヒット数とダメージがアップする。■ヴァリアブルアシスト
スピットファイア・トワイス/アシストタイプα
前方にM版スピットファイアを2発飛ばす,シューティングタイプのヴァリアブルアシスト。弾速はそれほど速くないため,エネルギー弾を追いかけて相手へ接近する手段として使いやすい。なお1段目と2段目は連続ガードではないので,それを活かした連係も組み立てられる。クレイモア/アシストタイプβ
踏むと10ヒットするクレイモア地雷を地面に設置する。コンボやけん制には使いにくいが,相手の足止め効果は高い。あくまでもサポート的な利用になるだろう。ペンデュラム/アシストタイプγ
丸太を振り子のようにくり出して攻撃する。スピットファイア・トワイスほど遠くまでは攻撃が届かないが,縦軸への攻撃範囲が広く,ヒット時は壁バウンドを誘発させられる。コンボやけん制に組み込んでいこう。応用戦術
その1/ジャンプ中を駆使した高速の中段攻撃で相手のガードを崩す
ジャンプ中で空中に停滞する効果をうまく使うことで,強力な攻めを展開できるのもロケットラクーンの大きな魅力の一つ。地上から→と入力することで,相手のしゃがみに当たる高さでジャンプをくり出せる。そのままジャンプ→ジャンプと連係すれば,ヒット時は地上の通常技へとつなげられるので,そこからコンボへと発展させていこう。ただしジャンプ自体はリーチが短く,狙うタイミングが難しいのが難点。相手をダウンさせた後の起き上がりや,アドバンシングガードで距離が離されない,ヴァリアブルアシスト攻撃の後に狙おう。
対となる下段の選択肢はリーチに優れたしゃがみがオススメ。ここからは立ち→しゃがみ→+→とつなげてエリアルレイヴへと持ち込みたい。
その2/プレイタグとヴァリアブルアシストを組み合わせて,ガード方向を惑わす
Mプレイタグは相手の背後に瞬時に回り込めるため,ヴァリアブルアシストと組み合わせることで容易に相手のガードを崩せる。
オススメの狙いどころは+をガードさせた後。++
また画面の端と端程度に離れた間合いから,しゃがみ+
その3/+からエンジェルギフトへ連係する
+をガードさせた後は,Mr.フラッパーやクレイモアで相手を足止めするのがセオリー。この2つの必殺技を意識して,相手がガードを固めるようになったら,まれにキャンセルエンジェルギフトも交ぜてみよう。エンジェルギフト後はダッシュしてすぐに下段攻撃のしゃがみへ連係するのが強力。即座に反撃に出づらい相手は,立ちとしゃがみガードの切り替えが難しい,厳しい攻撃を受けることになる。
このように+から連係する必殺技はワンパターンにせず,さまざまな必殺技,ヴァリアブルアシストへと連係することが,相手のガードを打ち破る鍵となるのだ。
オススメコンボ
※<C>=キャンセル,<SJ>=スーパージャンプ,【】内はチェーンコンボを示しています。
連続技1 →ムービーで見る
【ジャンプ→ジャンプ】→【立ち→立ち→+→】<SJ>【ジャンプ→ジャンプ】→Mr.フラッパー→ペンデュラム→ペンデュラム<C>ロックンロール
連続技2 →ムービーで見る
地上投げ→空中Lスピットファイア→【+→】<SJ>ジャンプ→ジャンプ】→Mr.フラッパー→ペンデュラム<C>ロックンロール
連続技3 →ムービーで見る
空中投げ→Mr.フラッパー→ペンデュラム→【+→】<SJ>【ジャンプ→ジャンプ】→Mr.フラッパー<C>ロックンロール
連続技4 →ムービーで見る
【+→】<SJ>【ジャンプ→ジャンプ】→Mr.フラッパー→【+→】<SJ>【ジャンプ→ジャンプ】→Mr.フラッパー<C>マッドホッパー(+)→ロッキーラクーン→ペンデュラム→ペンデュラム<C>ロックンロール
連続技1は画面中央で使用できる基本構成コンボ。エリアルレイヴ後は相手が地面で跳ねている間にMr.フラッパーを当てないと地面バウンドが発生しない。着地後はすばやく必殺技を出すよう心がけよう。
連続技2は地上投げの硬直が解けた瞬間に+で低空Lスピットファイアへ。さらに着地後は最速で+へとつなごう。
連続技3は空中投げ後の追撃。着地してすぐにMr.フラッパーを出して相手をバウンドさせる。2回目のMr.フラッパーからはできるだけ早くキャンセルしないとロックンロールが連続ヒットしない。
連続技4はハイパーコンボゲージを4ゲージ使用するコンボ。ロッキーラクーン後は演出が終了する前に硬直が解けるため,ペンデュラムを出すタイミングをつかみにくい。ダメージアップを望めるので要練習だ。
次週いよいよ最終回。既存キャラを含む,注目キャラを大攻略
これで新キャラクター紹介は12名すべてが終了したことになる。冒頭でも述べたように,今回紹介したキャラクター達は,個性的な面々が揃った本作の中でも,ひときわ癖の強いキャラクター達だ。使いこなすのも一筋縄ではいかないはずなので,じっくり練習してその強さを引き出していってほしい。
さて次週はいよいよこの連載の最終回。その最後を締めくくる攻略は,既存キャラを含む全キャラクターから,注目すべきキャラクターをピックアップして紹介していく。初心者にオススメのキャラクターから,どうしても勝てないあのキャラクターへの対処法まで,編集部の独断と偏見でチョイスしてお伝えしていく予定だ。最後までお見逃しなく!
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