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米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」一般公開レポート
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印刷2015/10/13 11:30

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米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」一般公開レポート

 2015年10月12日,米国海軍は,横須賀基地こと「Commander Fleet Activities Yokosuka」(CFAY,シーフェイ)で,10月1日に入港した航空母艦「USS Ronald Reagan CVN-76」(以下,ロナルド・レーガン)の一般公開を行った。

奥に見える,ひときわ大きなかわいい子がロナルド・レーガンさん(※こちらは入港の数日後に撮影したもの)
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艦番号は76。CVは航空母艦,Nは原子力を示す
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 第40代米国大統領の名を冠するロナルド・レーガンは,2011年3月11日の東日本大震災後に発動された「トモダチ作戦」に参加していたので,その印象的な艦名ともども,記憶にあるという読者も多いことだろう。
 米国第7艦隊に所属する航空母艦というと,日本に配備された初の原子力空母――原子炉を搭載し,核反応による熱によって蒸気タービンを駆動させる仕様となっており,航行に燃料を必要とせず,また,大量の電力消費にも堪えられるのが大きな特徴――であるニミッツ級(Nimitz-class)6番艦「USS George Washington CVN-73」(以下,ジョージ・ワシントン)がよく知られていた。そんな同艦が整備などのために米国へ帰ることとなって,その代わりに配備されたのが,今回の主役であるニミッツ級9番艦,ロナルド・レーガンという理解でいい。

海軍の艦艇は船ごとに独自のモットーを掲げることが多いのだが,ロナルド・レーガンのそれは「Peace Through Strength」。定番の言い回しなのだが,同名の大統領が使ったこともあるので,それが理由で採用されたのだろう
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 その全長は333mで,これは東京タワーの全高と同じ。4Gamerで以前紹介した,海上自衛隊史上最大の艦艇であるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(JS Izumo DDH-183)の全長が248mと紹介すると,その圧倒的な大きさも想像してもらえるのではなかろうか。
 ちなみに,基準排水量は8万トン以上。これはいずもの同1万9500トンと比べて,ざっと4倍以上だ。搭載可能な艦載機の数は90で,これまたいずもの14と比べると圧倒的である。「World of Warships」(以下,WoWs)において,周囲のヘイトを集めながら空母ツリーをせっせと拡張している艦長や,「艦隊これくしょん -艦これ-」(以下,艦これ)で翔鶴改二と翔鶴改二甲のどっちをメインで運用するか悩んでいるような提督であれば,このスペックの強烈さもイメージできるのではないかと思う。

桟橋に着くと,お尻側でお出迎えしてくれたロナルド・レーガン。とにかくデカい。5000名もの搭乗員(うち3分の1が女性)がいるというのだから,ちょっとした街である
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 これだけ巨大な艦だと,当然のことながら,停泊できる場所も限られており,横須賀においては(おそらく)1か所しかない。そのため,近所の観光スポットにして護衛艦撮影スポットでもあるヴェルニー公園からだと,原子力空母は艦橋くらいしか見えないだけに,今回の一般公開は極めて貴重な機会ということになる。
 そういう事情もあって,公開が10:00から,入場締め切りは13:00という発表に対し,筆者が列に並んだ7:00過ぎの時点で確実に100名以上は並んでいるという状況だった。聞くところによれば,10:30頃,「いまから並んでも入場できない」という,事実上の“ロナルド・レーガン完売”アナウンスが出たときには,CFAYの最寄り駅である京急横須賀中央駅より1つ横浜寄りの駅である京急汐入駅あたりまで列が到達していたらしい。

 海上自衛隊の観艦式予行と被ったこともあり,見学を泣く泣く断念したという艦長ならびに提督も多いだろうということで,今回はそんな人達のために,以下,撮影してきた600枚超という写真のなかから,あまりマニアックに寄らなそうなものを見繕って,紹介してみたいと思う。


乗艦から甲板まで


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一般公開の入口となる,後方のデッキサイド型エレベーター。ちなみに数えた限り,ロナルド・レーガンのデッキサイド型エレベーターはアイランド型艦橋側に3基,その反対側に1基という構成だった
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後部格納庫はいきなり強烈に広い。写真左奥は,艦橋の反対側になるが,明るいところにはもう1基のエレベーターがある。後部のエレベータは左右に並列して置かれているという理解でいいようだ


甲板の左右中央あたりに立ってみたところ。海面はほぼ見えない
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感極まって大の字に寝る筆者。入場できないほどの人が押しかけているにもかかわらず,寝そべっても人の迷惑にならないくらい,甲板は広いわけである
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着艦機構


後部甲板に上がると,斜めに走る滑走路を確認できた。これは着艦用で,左は「Arresting Wire」(アレスティングワイヤ)と呼ばれるワイヤロープを取り付けるための機構だ。この機構は滑走路を挟んで両端に数か所あり,ワイヤロープを複数本取り付けておいて,艦載機に,機体後尾のフックをワイヤロープへ引っかけて着艦させることとなる。右は斜め滑走路の終点で,ここまでに停止できないようであれば,艦載機は着艦をやり直すわけだ
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個人的にとても印象的だったのが左の写真だ。ワイヤロープがこすれて,甲板をえぐっており,そこにサビが浮いている。艦載機を駐機するときにロープをかけるためのアダプター(右上)も,ワイヤロープがこすれたところは右下のような感じになっており,そりゃ翔鶴姉も装甲空母化が必要なわけだわ……とひとしきり頷いたりしていた
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発艦機構と艦首


艦首部分には,健全な日本男児であれば,見た瞬間に「まわせー」と言いたくなることで知られる蒸気カタパルト(のレール)が並行で2列用意されている(※この写真では艦橋から見て一番右のカタパルトを見ている)。甲板のところに,ジェットエンジンからの防護板(Blast Deflector)も見て取れよう
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立ち入り禁止だったこともあり,いまいち分かりやすいカットを撮れておらず申し訳ないが,展示されていた艦載機とカタパルト。艦載機を後ろ側から見ると,前出の「ワイヤロープに引っかけるためのフック」の存在も確認できる
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羽を畳んだ,いかにも艦載機でございますという出で立ちで停まっていたのは「F/A-18C」。いわゆるCホーネットだ
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艦首には「DONT TREAD ON ME」(踏むな)という文字とガラガラヘビ,建国13州を示す赤白ストライプの「First Navy Jack」が掲げられていた。米海軍の現役最古参の軍艦のみが掲揚する,貴重な旗だったが,最近は全艦艇で掲揚されているとか
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艦橋


「76」の文字が非常に目立つ,アイランド型の艦橋
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夜間における着艦の目印となるよう,多数の照明が取り付けられている
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艦橋の艦首側にある四角形をしたものは,3次元レーダー「AN/SPS-48」。かなり古いタイプである。艦尾側には,対空レーダーや,大小の通信機器用ドームが並んでいた
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艦橋の管制室っぽいところ,一番下には,カメラのようなものがあった
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艦首寄りの側面にあったイラスト。いかにも米国っぽい


格納庫



写真右奥の明るいところが,下りるのに使ったデッキサイド型エレベーターのスペースだ。そこと比較しても分かるとおり,とにかく広い。いずもの格納庫が狭く感じられるくらい広い
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入口になっていた格納庫と,いまいる側の格納庫は,可動式の壁で仕切られていた。ここにイラストがあるのが米国海軍らしい。右は,一般乗艦者立ち入り禁止の扉の向こうにあった,第40代米国大統領の胸像
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エモノの数々。艦載機用の空対空ミサイル「AMRAAM」とか最近何かと話題のレーザー誘導弾とかの本物が普通に展示されていて,ああ,ヘリ搭載護衛艦とはメッセージが全然違うなと思った次第である
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そのほか


 ……と,ここで申し訳ないのだが,時間的にそろそろ本業に差し支える感じとなってきたため,以下はキャプションなしで写真を並べておこう。
 大戦期の艦艇を愛でたり,擬人化を愛でたり,そこから歴史に思いを馳せるのも,もちろんアリなのだが,(まれに)会いに行けるアイドルとしての現役軍艦・護衛艦もいいですよと小声でそっと囁きつつ,筆者は通常業務へ戻ることにしたい。

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ロナルド・レーガンとは何の関係もないが,帰宅途中で近所にある撮影スポットから撮った,今日のかがさん
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