ひたすらバットを振り続ける。iOS向けアクション「XLARGE "X-Baseball"」を取り上げる「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第134回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，ワールドワイドで愛されるスポーツ，野球をモチーフにしたiOS向けアクション「XLARGE "X-Baseball"」を紹介しよう。8ビットで表現されたグラフィックがイイ味を出しており，シンプルがゆえに何故かプレイし続けてしまうタイトルとなっている。ちなみに本作は，ゴリラがトレードマークのファッションメーカー「XLARGE」による作品だ。

本作はApp Storeから無料でダウンロード可能だ

「XLARGE "X-Baseball"」ダウンロードページ

　本作では，プレイヤーがバッターとなり，ピッチャーが投げるボールをひたすら打ち返していくのが目的となる。ピッチャーの投げるボールは，球速が速かったり遅かったりするだけでなく，ときには山なりだったりするが，これらはすべてストライクゾーンに収まってくる。画面をタッチするとバットをスイングできるので，タイミング良く打ち返していこう。空振りしたり，見逃したりするとストライクとなり，3回ストライクを取られるとゲームオーバーだ。


　ボールを打ち返すとスコアが加算され，打球の勢いによってスコアが変化する仕組み。とにかくボールを打ち返すタイミングが重要になってくる。
　画面内には，「鳥」や「UFO」「頭にプロペラをつけた人間」などが飛び回っているので，それらにボールを当てて撃ち落とすことができれば，ボーナスポイントが獲得できる。慣れてきたら狙っていくといいかもしれない。
　そのほか，観客席からは希にバナナが飛んでくることがある。見事バナナを打ち返すと，ストライクカウントが1つ減るので，見逃さないようにしよう。

　これらのキャラクターは，プレイ時間が長くなるほど頻繁に登場するようになるが，その分ボールを見失いやすくなってしまう。そのため，画面全体を見渡せるような視野の広さが，一流バッターへと成長するためのカギとなる。

鳥にボールを当てるとボーナスポイントが得られるが，ピッチャーの投げたボールと鳥に当たって跳ね返ってきたボールの見分けが付かなくなることも

　タップ操作のみで，タイミングよくボールを打ち返すというシンプルゲームながら，ドットで描かれたグラフィックスとテンポのいい音楽で，ついつい遊んでしてしまう本作。ファミコン世代の人なら，間違いなく懐かしい気持ちでプレイできるはずだ。

ある程度ゲームをプレイし続けていると，ピッチャーをノックアウトすることができる。その後は，リリーフカーでXLARGEのイメージキャラクター「ORIGINAL GORILLA」が登場する

「XLARGE "X-Baseball"」ダウンロードページ

著者紹介：トリスター＆ケンちゃん
　雑誌やゲーム攻略本などを中心に活躍する格闘ゲーム大好きライター。日々ゲームセンターでバトルを繰り広げ，週末は声優やアニメソングなどのイベントに姿を見せる。格闘ゲームだけでなく，レトロゲームにも詳しい。

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