連載
MMORPG初心者のFFファンに贈る「新生FFXIV」ガイド。第2回は,冒険に旅立つ前に知っておきたい「クラス」や「種族」などを紹介
(※βテストフェーズ3までの参加者は本日8月16日から参加可能)
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キャラクターも完成して,あとは本番の開始を待つのみ――だけど,どのクラスで始めようかとお悩みの読者も少なくないだろう。ということで,連載第2回では,本作にどのようなクラスが登場するのかを,その特徴やパーティ内での役割りなどを踏まえて,ざっくりと紹介していくことにしよう。
「巴術士」クラスや「召喚士」「学者」といったジョブ,ギャザラークラスの「漁師」など,ギリギリまで詳細が明かされていなかったものもまとめて紹介するので,クローズドβテストに参加していた人もしっかり読み進めてほしい。
連載第1回「ゲームの世界観とプレイ環境作り」
「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」公式サイト
キャラクター作成
冒頭にも述べたように,すでにキャラクター作成機能が搭載されたベンチマークが配信中だが,いま一度本作に登場する種族の特徴をおさらいしておこう。
◆種族紹介
●ヒューラン
平均的な体躯を持つエオルゼアを代表する民族。
古代においては決して多数派ではなかったが,過去三度にわたる大移動を経て,エオルゼアで最も人口規模の大きい主要民族となった。
その半面,同じ民族であってもルーツが多種多様であり,民族意識はきわめて希薄。
自由を是とする気風が強い。
・ミッドランダー
・ハイランダー
●ミコッテ
大きく張り出した耳と,しなやかな尾を有す民族。
第五霊災「大氷雪時代」に,獲物を追って氷結した海を渡ってきた狩猟民族の末裔で,エオルゼアにおいてはマイノリティである。
同族間では縄張り意識が働くため,都市民でも単身で暮らす者が多い。
とくに男性は他者との接触を避ける傾向が強いという。
・サンシーカー
・ムーンキーパー
●エレゼン
長い四肢が特徴的な,痩身長躯の民族。
かつてエオルゼアにおいて,支配的地位を占めていた先住民族であり,非常に誇り高い。過去,大量流入してきたヒューランと激しく戦ったが,相互理解の進んだ今では,共存共栄の道を歩んでいる。
ヒューランに比べ,やや長命であることも特徴のひとつ。
・フォレスター
・シェーダー
●ルガディン
大柄で筋骨逞しい,がっしりとした体格の民族。
かつて北洋を荒らし回っていた海洋民の末裔であり,彼らの祖先の多くが,ロングシップを駆りエオルゼアへと渡ってきた。
蛮勇を競い合う風習を持つため,他民族からは野蛮だと思われがちだが,情に厚く忠義を貫き通すことで知られ,歴史的にも偉大な武人を多く輩出してきた。
・ゼーヴォルフ
・ローエンガルデ
●ララフェル
ずんぐりとした小柄な身体の民族。
主要民族の中でもとりわけ身体が小さく,容姿も得てして幼く見えがちなことから,他民族にとっては年齢を推測しにくい存在といえよう。
南洋諸島の農耕民族を祖とする民で,交易を通じてエオルゼアに進出。
他民族との交流に積極的で,どの民族とも良好な関係を築いている。
・プレーンフォーク
・デューンフォーク
◆キャラ作成
クラス紹介
これに加えて,フィールド上のさまざまな場所から素材を入手する「ギャザラー」や,さまざまな物を作り出す「クラフター」といったクラスが存在する。
本作の大きな特徴の一つに,ジョブチェンジシステムがある。1人のキャラクターでさまざまなクラス/ジョブになれるというもので,さらに修得したアクションはほかのクラスに変更しても(効果は下がるものの)使用可能だ。
クラスチェンジを行うには,初期に選択したクラスを一定レベルまで育て,関連クエストをクリアする必要があるが,ストーリーを進めるなかで自然と通過できるはずだ。クラスの切り替えは,各クラスの使用武器を装備するだけという簡単なもの。そして,どのクラスも最大レベルまで制約なく育てられる。つまり,最初に選んだクラスが合わなかったり,途中で気が変わったり,仲間内で足りないクラスを補おうと思ったりといった場合でも,新たにキャラクターを作る必要はないのだ。
ちなみに,バトルクラスだけでなく,クラフターやギャザラーに切り替えるときも,それぞれのクラスの道具を装備するだけという,非常に分かりやすいシステムとなっている。
それでは,基本となる「バトルクラス」から,それぞれの特徴と合わせて紹介していこう。
◆バトルクラス
●剣術士
「魅せる戦い」が求められる剣闘士達の技を源流とするため,盾でたくみに攻撃を防ぎ,流れるような剣さばきで敵を切り刻む防御主体の剣術が発達。
集団戦においては切り込み役として真っ先に攻めかかると同時に,敵をひきつけ味方を守る文字通りの「盾」となる。
開始都市:ウルダハ
使用武器:片手剣
ロール(※):タンク(TANK)
特徴:
「フラッシュ」や「挑発」など,敵視(ヘイト。この値が最大のプレイヤーに対してモンスターは襲いかかる)を高める効果を使いながら,敵を自分に引き寄せて戦うパーティ内の盾役を担う存在。敵からのダメージを一定時間軽減したり,回復魔法の効果を一時的に高めたりといった盾役ならではのアクションも持ち合わせる。さらに,通常のウェポンスキルにも敵視を高める効果が付与されているなど,パーティには欠かせないクラスだ。
※ロールとは:クラスの役割。タンク(TANK)は盾役,アタッカー(DPS)はダメージ確保役,ヒーラー(HEALER)は回復役に相当する。括弧内の単語は,コンテンツファインダーというシステム上での表記
●格闘士
鍛え抜かれた拳はすでに武器を帯びているに等しいが,手の延長上に「格闘武器」を装着することによって,その破壊力はさらに倍加される。
肉体の動きを阻む甲冑を嫌い軽装を好む彼らは,一見すると無防備にも見えるが,その素早い身のこなしで打撃を重ね,確実に敵を追い込んでいく。
開始都市:ウルダハ
使用武器:格闘武器
ロール:アタッカー(DPS)
特徴:
格闘武器を両手に装備し,多彩なコンボ攻撃によって高いダメージを積み上げていく近接アタッカー。基点となるアクションから,そのアクションの効果中に次をつなげていくことで,さまざまな効果を発動させ,戦いを有利に進めていくのが特徴。自身のHPを一定割合回復できる「内丹」は,ほかのクラスで使用しても効果的。
●斧術士
伝統的な海賊武器という印象が強いが,都市間の戦争や強大な魔物の討伐戦で大暴れし,英雄として武名を残した斧術士も少なくない。
鍛え上げた肉体で,巨大な戦斧を力任せに振り回す豪快な戦闘スタイルは圧巻。
敵陣の只中で,悠然と踏みとどまる度胸こそが最大の武器となるだろう。
開始都市:リムサ・ロミンサ
使用武器:両手斧
ロール:タンク(TANK)
特徴:
剣術士と並び,パーティ内の盾役を担える存在。ロールはタンクに分類され,高い体力と自身の周囲の敵も巻き込む,広い物理範囲攻撃などを持ち合わせる。剣術士のようにダメージを与えずに敵視を高めるアクションはないが,敵視を高める物理攻撃アクションとダメージの蓄積により,敵をがっちりキープしていく。アクションの組み合わせで,多彩なコンボボーナスが得られるのも斧術士の特徴となっている。
●槍術士
強盛を誇ったアラミゴのパイク兵の影響で,かつては柄の長さを競う風潮があったが,現在は多用な形式の槍が混在している。
長柄の得物を思いのままに操るのは,決して簡単ではない。
しかし,ひとたびその技を学びとれば,吹き荒れる嵐の如く次々と戦技を繰り出すことができるだろう。
開始都市:グリダニア
使用武器:両手槍
ロール:アタッカー(DPS)
特徴:
両手槍により,敵の側面や背後から高い威力の攻撃を仕掛ける近接アタッカー。剣術士や斧術士ほどの体力/防御力はないが,敵にデバフ(弱体化)効果を与えられる攻撃を持ち合わせ,それを駆使して戦う。長期戦になると枯渇しがちなTP(アクション/アビリティの使用に必要な消費ステータス)を回復できる「気合」が取得できるのも槍術士の特徴だ。
●弓術士
エオルゼアでは,エレゼン族の弓兵が得意とした長弓術とミコッテ族の猟人伝統の短弓術が普及している。
それぞれ異なる弓の特性を理解し,射かけるのに有利なポジションを選ぶことが,良き弓術士に至る第一歩となるだろう。
なお,熟練の弓術士ともなれば,雨の如く矢を降らせる妙技を放つとも言われている。
開始都市:グリダニア
使用武器:弓
ロール:アタッカー(DPS)
特徴:
弓による遠距離から多彩な攻撃を仕掛ける遠隔アタッカー。敵を足止めする「影縫い」や,一定範囲に大量の矢を降らせる「クイックノック」といった多彩な攻撃に加え,一定範囲内のパーティメンバーの移動速度を上げる「スウィフトソング」なども使える。また,多彩な遠隔攻撃のほとんどが,移動しながら行えるので,敵のエリア攻撃を避けながらも,安定したダメージを叩きだせるのが魅力。
●幻術士
己の周囲に満ちる万物を観想し,土,風,水の属性元素を見出すことができる。
自然物から作り出された杖状の魔器「幻具」を携帯しており,それを依代(よりしろ)として己のエーテルと周囲の元素を魔法に変換する。
回復や強化といった肉体に働きかける魔法にも長けるため,高位の幻術士は癒し手としても一流の腕を持つ。
開始都市:グリダニア
使用武器:幻具
ロール:ヒーラー(HEALER)
特徴:
物理防御力を高める「プロテス」や,「ケアル」などの多彩な回復魔法,戦闘中でも仲間を蘇生できる「レイズ」などを持つ,パーティには欠かせない支援クラス。また,敵を眠らせる魔法「リポーズ」を修得する。攻撃魔法としては「土」「風」「水」の属性魔法が修得可能で,威力はそれほど高くないが,ある程度単独での戦闘もできる。
●呪術士
己の本性を内観することで,心の内に秘める力を操ることができる。
念珠を嵌め込んだ笏状の魔器「呪具」を携帯しており,それを注力点として己のエーテルを魔法に変換する。
彼らが操る呪いと破壊の魔法は,時に剣よりも鋭く敵を傷つけ,致命傷を与えるだろう。
開始都市:ウルダハ
使用武器:呪具
ロール:アタッカー(DPS)
特徴:
高ダメージの魔法攻撃を得意とする遠隔アタッカー。「火」と「氷」の2属性のスタイルを使い分けながら,離れた場所から魔法による攻撃を繰り出す。持続効果をもった雷系魔法も使用可能。呪術士と同様に,敵を眠らせる「スリプル」を修得し,複数の敵との戦闘になりがちなインスタンスダンジョンで大活躍だ。瞬間火力の高さも魅力。
●巴術士
南洋渡来の算術を源流とし,独特の幾何学模様「魔紋」で精神力を制御する。
数々の魔紋が描かれた魔器「魔道書」を携行しており,これに己のエーテルを奔らせ魔法に変換する。
また,宝珠の神秘を解き明かした魔紋を用いることで,使い魔「カーバンクル」を生み出し,使役するという。
開始都市:リムサ・ロミンサ
使用武器:魔道書
ロール:アタッカー(DPS)
特徴:
2種類のカーバンクルを召喚して共に戦う,唯一のペットクラス。無属性の単体攻撃魔法はあるが威力は低く,複数の持続ダメージ魔法を重ねて高いダメージを生成するのが主な戦術となる。また,アタッカーながら回復魔法を持ち合わせているのも特徴。パーティでは,敵にスタックしている持続ダメージ魔法を周囲の敵に撒き散らして感染させる「ベイン」により,殲滅速度を高めることもできる。
●双剣士
「無法者の法」の番人として,掟破りに制裁を加え,不法品を奪還し,富を貧者に分配する者たち……。かつてシーフと呼ばれ,海賊の都「リムサ・ロミンサ」を裏から支えてきた彼らは,船乗り用の短剣を操る独自の技「双剣術」を発展させてきたという。
開始都市:リムサ・ロミンサ
使用武器:双剣
ロール:アタッカー(DPS)
特徴:
双剣による素早い攻撃が特徴の近接アタッカー。アクションの効果が変化する毒を使い分けたり,姿を消してからの強力な一撃を仕掛けたりと,トリッキーな攻撃手段をいくつも持つ。また,敵から「ぶんどる」ことで,倒したときにより多くのアイテムを得たり,アクション「叱咤」で味方のTPを回復させたりも可能だ。
◆ギャザラークラス
ギャザラークラスは,自然界のあらゆる場所から素材を採取する職業だ。採掘師は,フィールドの岩場などを掘り,金属類の元となる鉱石を採取する。同時に骨片やアースシャードなどの貴重な素材も入手できる。園芸師は木を切ることで,枝や木材を入手するクラスだ。また,木の上に巣を作っている鳥の羽やウィンドシャードなども入手できる。
いずれのクラスも,自身のレベルに応じて採取が可能な場所をマップに表示できるアクションを持ち合わせている。フィールドを移動する時はギャザラークラスにジョブチェンジして,採取を行いながら歩き回るといいだろう。
●採掘師
ギルド:ウルダハ
道具:ピック
●園芸師
ギルド:グリダニア
道具:ハチェット
●漁師
ギルド:リムサ・ロミンサ
道具:フィッシングロッド
オープンβテストからようやく遊べるようになる漁師。採掘師や園芸師のように,採取するものすべてが素材となるわけではなく,その一部はほかに使い道がない場合もあるため,一種の自己満足を味わうためのギャザラークラスでもある。使用する道具はフィッシングロッドとエサ,採取場所はエオルゼア全土の水辺だ。今後のアップデートで,砂海や雲海といった場所にまで広がっていく。
操作はシンプルで,一度エサを選んだら,「キャスティング(釣りの開始)」「フッキング(釣り上げる)」の2ステップで行える。ただし,釣れるものは多種多様。エサの種類や天候,時間帯など,さまざまな条件が合わなければ釣れない魚も存在するというが……。
荷物にエサがある場合,釣る前に餌を選択する |
エサは街中の道具屋などで入手できる |
なお,釣った魚の情報は「釣り手帳」に記載され,釣ったエリアやそのエリアで釣れる魚の種類,釣り上げた魚の大きさなどを後から確認できる。ギルドはリムサ・ロミンサにあるので,立ち寄ったらギルドに加入し釣竿を手に入れておこう。
モンスターとの激しいバトルで疲れたときや,コンテンツファインダーで仲間を集めている間など,ちょっとした時間に釣りをして,プレイヤー同士で釣り場情報を交換しながら,エオルゼア全土の釣り場を回ってみよう。
◆クラフター
クラフターは,素材を加工して,武器や防具,アクセサリ,薬品類,さらには食料まで作り出せるクラスだ。ハウジングシステムが実装されれば,家具などの飾り付け品を作ることもできる。そんなクラフターは,全部で8種類。それぞれのギルドがある街と,制作に必要な道具の種類は以下の通りとなっている。
●木工師
ギルド:グリダニア
道具:ハンドソー
作れるもの:杖・ワンド・盾・家具など
●鍛冶師
ギルド:リムサ・ロミンサ
道具:クロスペインハンマー
作れるもの:金属類・片手剣・両手斧・金属パーツなど
●甲冑師
ギルド:リムサ・ロミンサ
道具:レイジングハンマー
作れるもの:金属の板・鎧など
●彫金師
ギルド:ウルダハ
道具:チェイサーハンマー
作れるもの:ネックレス・指輪・イヤリングなど
●革細工師
ギルド:グリダニア
道具:ヘッドナイフ
作れるもの:なめした皮・皮製防具類など
●裁縫師
ギルド:ウルダハ
道具:ニードル
作れるもの:糸・布系防具類など
●錬金術師
ギルド:ウルダハ
道具:アレンピック
作れるもの:蒸留水・薬品類
●調理師
ギルド:リムサ・ロミンサ
道具:スキレット
作れるもの:食料
いずれのクラフターも,必要な素材とシャード(クリスタル)の組み合わせによってアイテムを作り出せる。序盤のうちは,素材もギルド内や街中のショップで購入可能だ。モンスターを倒して得た素材や,ギャザラーで採取してきた素材を使えば,ある程度まで自給自足もできる。
また,早めにクラフターレベルを上げておけば,プレイヤー間でのアイテム売買で一財産を築くこともできるだろう。もちろん,高レベル帯になればバトルの必需品になりそうな薬品類を作ったり,高品質の装備品を作ったりと大活躍できる。
ジョブシステムの紹介
本作のジョブは,クラスの紹介でも少し触れたように,いわゆる上位職といった位置付けとなる。ジョブを育てることで,ベースとなるクラスの特徴をさらに特化させた新たなアクションが得られるのだ。なおジョブの能力を使うには,ベースとなるクラスとサブとなるクラスの,レベル条件を満たすことで発生するジョブクエストをクリアする必要がある。ベースとなるクラスと,そこから派生するジョブは以下のとおりだ。
●ナイト
ベースとなるクラス:【剣術士】
●モンク
ベースとなるクラス:【格闘士】
●戦士
ベースとなるクラス:【斧術士】
●竜騎士
ベースとなるクラス:【槍術士】
●吟遊詩人
ベースとなるクラス:【弓術士】
●白魔道士
ベースとなるクラス:【幻術士】
●黒魔道士
ベースとなるクラス:【呪術士】
●召喚士
ベースとなるクラス:【巴術士】
●学者
ベースとなるクラス:【巴術士】
●忍者
ベースとなるクラス:【双剣士】
さて,ファイナルファンタジーシリーズをプレイしてきた読者であれば,これらのジョブの名前を見て,どのジョブがどういった役割になるのかはだいたい想像がつくだろう。ここでは,情報も乏しく,読者がもっとも気になっているであろう巴術士から派生する2つのジョブ,「召喚士」と「学者」について簡単に紹介しておこうと思う。
召喚士は「イフリート・エギ」「タイタン・エギ」「ガルーダ・エギ」の3体をペットとして扱う,巴術士の上位職だ。基本的な戦い方は,巴術士と同様にペットを敵と戦わせながら,持続ダメージ魔法を重ねていくというもの。それぞれのエギは,名前のとおりその蛮神の力を持っており,一定間隔でそれぞれの必殺技のようなアクションを使用して,大ダメージを与えることができる。
タンクタイプの「タイタン・エギ」。ターゲットに当てて,自身は遠くから魔法による攻撃を行うのが基本スタイルだ |
イフリート・エギの“必殺技”は,イフリートと同じく炎の柱がほとばしるド派手な一撃だ。小さくなった分,見た目はちょっと可愛らしくなった |
これに対して,学者は戦い方が若干異なるジョブになる。巴術士がアタッカーだったのに対し,学者は“ロールがヒーラー”に変化するのが特徴だ。そのため,ヒーラーとして回復効果を発生させたり,敵から受けるダメージを減らしたりするエリアを作り出せる魔法が学者には与えられる。さらに,学者が召喚できるペットは「フェアリー」となり,主に術者やパーティメンバーを支援してくれるのだ。
フェアリーは,巴術士のカーバンクルや召喚士の各エギのように敵に立ち向かわせることはできない。そのため,学者がソロで戦闘を行う場合には,術者が敵の攻撃を受けながら戦うことになる。
とはいえ,フェアリーの支援効果はなかなかのもので,エリア魔法と組み合わせて回復していけば,敵の攻撃を受けながらでも,持続ダメージによって敵を十分に倒しきれる。
ソーサラー系のジョブとしては少々手荒い戦い方になるが,それが成り立つほど,フェアリーの支援効果やエリア魔法と,持続ダメージ魔法がうまく噛み合っているというわけだ。
敵に対して体を張って戦う学者。フェアリーによる支援魔法のおかげで,同レベル程度のモンスターとならかなり余裕を持って戦える |
本を持って近接で戦うため,近接攻撃として本で殴る姿も見られる |
というわけで,どんなクラスやジョブになりたいのか,イメージができてきただろうか。もちろん文中にもあるように,本作は基本的に,いつでもジョブチェンジが可能なシステムになっているので,ときにはほかのクラスを試してみるといいだろう。
さて,冒険に旅立つキャラクターも完成したということで,第3回は,冒険者が降り立つ都市を紹介しつつ,いよいよ冒険に出発しよう。次回をお楽しみに。
公式コミュニティサイト「The Lodestone」
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