インタビュー
田中公平氏と伊藤賢治氏のコラボコンサート「BRASS UP! Z〜!!」が4月20日に開催。ブラスバンドで奏でられるアニメ&ゲームの楽曲へのこだわりと意気込みを,お二人に聞く
アニメやゲームミュージックを
ブラスサウンドで演奏する意味
4Gamer:
コンサートをするにあたって,最も大きな苦労はどこにあるんでしょう?
やっぱり譜面の整備っていうのが大変で。
私は今度パリでオーケストラコンサートをやるんですけど,それは去年香港で演奏したものをマイナーチェンジしたくらいで済むんです。オーケストラの譜面を完成させるのって,すごく手間がかかるんですよ。お金も時間もね。
ただ逆に,一回作ってしまえば,それで世界中を回れるんです。
4Gamer:
おお,スケールが大きい話になってきました。
田中氏:
今回のブラスコンサートだって,正直に言ったら一回のコンサートでは赤字だけど,もし次にやるときは新しいのを増やすだけで済む。楽曲の切り売りもできるしね。
4Gamer:
たとえコンサート単体で赤字になろうとも,実行しようという原動力はどこから湧いてくるんですか?
田中氏:
私の場合,ブラスプロジェクトというのを3年前くらいに立ち上げたんです。中高生の吹奏楽団がどこの学校にもあって,しかもレベルが高いというのは,世界中を見渡しても日本だけです。アメリカだってマーチングバンドがスゴイのは大学に入ってからで,芸術性のある複雑な楽曲を中学生や高校生が演奏するという文化は,日本ならではのものなんですよ。
しかもそこでブラスを経験した人達が,どんどんプロの音楽業界に入ってきているという事実があるんです。
4Gamer:
確かに,普通の進学校の吹奏楽部から音大に進学する人も,大勢います。
田中氏:
そうなんです。高校の部活動で日本一になって芸大に入って留学して……っていうケースも珍しくないぐらいで。日本のブラスバンド出身で,海外の有名オーケストラで活躍している人も大勢いるんんですよ。
4Gamer:
知る人ぞ知る……という感じですが,実際には甲子園球児がメジャーリーグで活躍しているのと同じぐらい凄い話ですよね。
田中氏:
そう。だから,そういった世界に打って出るかもしれない若者達に,アニメやゲームという日本を代表する文化を刷り込ませるのは,絶対にいいことだと思うんですよ。
なのに,これまで誰もやってこなかった。アニメの「けいおん!」で,にわかにバンドがブームになったけど,そのレベルよりずっとブラスバンドのほうが高いですからね。
4Gamer:
最近,TV番組でも吹奏楽コンクールに密着したものを放送したりしていますが,舞台裏も含めてけっこう感動的なんですよね。
田中氏:
ああいうのを見ていると,熱血スポーツものみたいな印象を受けますね。そういうアニメ作らないかな。「スウィングガールズ」のアニメ版みたいなの。
伊藤氏:
いいですね!
4Gamer:
タイトルは「ぶらばん!」でしょうか(笑)。
田中氏:
製作者の皆さん,ご興味があれば音楽をやりますので,お声がけください(笑)。
そうそう,実は今,出身地の山口県を盛り上げてくれないかって頼まれていて,2015年の3月に山口でオーケストラコンサートをやるんですね。それとうまく絡められないかなぁ……。萩の女子高生達が大会を勝ち抜いていく物語とかね。
4Gamer:
A編成なら50人の女性キャラを出せますから,いろいろな形で広げられそうですね!
田中氏:
でしょ。まあ,それはともかく音楽発のコンテンツはアリよね。
実は「サクラ大戦」もそうだったんですよ。ベースとなったゲームに広井王子さんが「日本風にして,登場人物が歌を歌うのはどうか?」という味付けをしていって,僕が作った音楽と合体させたんです。
4Gamer:
こういうゲームにするから,こういう音楽を……という発注ではない,と。
“太正ロマン”の世界観は広井さんが最初から?
田中氏:
偉いもんで,広井さんがでっちあげたものです。いまだにあれで食ってますからね,彼は。
イトケン君の場合,そういうのはないの? 「こんな曲を書きましたけど,こんなシーンを作ってくれません?」みたいな。
伊藤氏:
残念ながらそういったことはなくて,ゲームのシーンありきでの曲作りです。植松さんの場合,昔作ったけどそのときはお蔵入りになって寝かせておいたものを,「ファイナルファンタジーX」(以下,FFX)の「ザナルカンドにて」という形で復活させたケースがありますけど,これは特例中の特例ですね。
田中氏:
(鼻歌でメロディを口ずさんだ後に)あれはいい曲だし,いいエピソードですね。FFXは最近リメイクされたのを遊んだけど,いいストーリーだよね。
もうちょっと聞きたいんだけど,スクウェアさんの場合って,ゲームの開発と同時進行で曲を作っていたの?
伊藤氏:
プロジェクトにもよりますが,FFシリーズの場合はシナリオありきで,そういった意味では映画的です。でも僕がやっていたサガシリーズの場合はまるっきり違っていて,音楽の制作中にストーリー付けは一切ないんです。世界観やキャラクターといった基本設定と,「バトル曲が何曲,ダンジョン曲が何曲」といった個条書きを元に作業を進めていきます。
田中氏:
そうなんだ。私もアニメ(の楽曲発注)で「バトルA」「バトルB」「バトルC」って発注があるけど,あれは困るんだよね。
伊藤氏:
まさにそれです(笑)。
田中氏:
心情はどうなのか,悲しい戦いなのか,苦しい戦いなのかを,ちゃんと説明してくれってね。ザコバトル一つをとっても,いろんなシチュエーションがあるわけだから。
伊藤氏:
でも最近はそういうオファーが多いんですよ。説明を求めても「いやもう,イトケンさんのバトル曲を聴きたいんです!」って。
田中氏:
頼むほうがレッテルを張るんですよね。
「昔聞いたこの曲みたいなの」って言ってくれたほうがまだ分かりやすいんだけど……とはいえ,自分の曲を盗作したくないですからね。なかなかたいへんだ。
伊藤氏:
そういう意味では,プロデューサーサイドも音楽のことをある程度知っていてくれるとありがたいんですよね。
4Gamer:
ある程度のイメージを持ったうえで,それを伝えてもらったほうが,お互いに納得のいくものを作れますよね。
田中氏:
そう! 一番困るのは,曲を聞かせたあとに「これじゃないんですけど……」って言われるの。最初にお任せしますって言ったのに,何を言うんだ? と。
伊藤氏:
ああ,よくありますねぇ。
田中氏:
でも私は,今までの作曲家人生の中でNGを食らったのは10回に満たないんです。最近だと「GRAVITY DAZE」でどうしてもシーンに合わないからということで1曲だけNGを食らったんですけど,「そのシーンには新しい曲を書きます。でも,前の曲もボツにしたくないから,どこでもいいから使って!」とお願いしたら,別のシーンでちゃんと使っていてくれたので良かったですね(関連記事)。
伊藤氏:
すごい,そんなことが!
田中氏:
作曲家って,一つのオファーに対してたくさんの曲を書いて提出して,そのうちのどれかでOKをもらおうというタイプと,自分の中にはたくさんあるんだけど提出するのは一つだけにしぼるタイプがいると思うんですが,私は後者なんですね。
だから主題歌のオファーでは,「これが私のベストです。ダメなら別の人に頼んでください」って。だいたいこれで成功してますけどね。
4Gamer:
それが成功するのって,やはり制作側とのコミュニケーションがうまく出来ているからなのでしょうか?
田中氏:
そうですね。それに,プロデューサーの説明を鵜呑みにせず“ファンが何を望んでいるのか”ということを考えて,自分の中でバランスを取って出していくんです。それでうまくいくと,「自分がまだ世間からずれてないな」と思えるんですよ。
例えば「ジョジョの奇妙な冒険」の場合だと,パッと聞たときの古さというのは狙ったものなんです。視聴者に公表するにあたって「ダサい!」って言われるだろうなと予想していたんだけど,狙いが“ダサかっこいい”だったのでなんの問題もない。「ウィーアー!」だって,「早口言葉みたいで歌いにくいから」って直そうとしたプロデューサーがいましたからね。でも私は「子供はこういうのについてくるもんだから直さん!」ってね(笑)。
伊藤氏:
子供は挑戦したがりですものね。難しいことでも「やるっ!」っていって聞かない。それと,ジョジョの“ダサかっこいい”もそうなんでしょうけど,ここ最近は自分達が学生時代に聴いた楽曲が再評価される流れというのがあって,自分達が書いている曲の根っこになっているモノがウケているという実感はあります。
田中氏:
そうですね,イトケン君の場合はとくにそうでしょう。
伊藤氏:
最近「おぉっ」と思ったのは,ワン・ダイレクションというイギリスとアイルランド出身の5人組ボーカルグループの曲を聴いたら,自分達が聴いてきた世代の歌謡曲そのまんまなんですね。世界中でヒットしている今のアイドルなのに。それがウケてるってことは,自分達はまだ大丈夫なんだなって。
田中氏:
アニメソングもそうですよ。ラップだったりがはやったことでメロディが崩壊してしまったけど,イトケン君が言ったような形でメロディが戻ってきている。
アニメソングって,ずっとメロディをやっているんです。ヨーロッパでは「セーラームーン」の主題歌が大人気なように,人間って世界のどこでも(好むものは)そんなに変わってないと思うんです。日本では「クールじゃない」みたいに受け入れにくくなっていますけど,本質的に求めているのは,美しくて,強くて,切なくて……みたいな“メロディ”だと思うんですとね。
4Gamer:
田中さんは,以前掲載した前山田さんとの対談(関連記事)で耳コピをたくさんして,メロディを学んだと話されていましたね。
田中氏:
そりゃそうですよ,譜面が出てないんだから。世界中の作曲家はほとんどやっていると思いますよ。作られた譜面でだけ勉強していたっていい曲は書けませんから。
ただね,譜面やカラオケで間違えられるとイヤだから,自分で譜面を出す(笑)。
伊藤氏:
ベースからして違うことがありますよね。
田中氏:
サクラ大戦しばりのカラオケの場にいって一人一人の歌唱指導をしたりするんだけど,そこで流れる伴奏が間違っていると,すっごい落ち込むんですよね。イトケン君は,カラオケで歌われている曲は少ないの?
伊藤氏:
最近はありますけど,仕事としてはまだBGMのほうが大多数ですね。
もうそろそろ,アニメに来たほうがいいですよ。
友達の菅野祐悟が「アニメ(の劇伴)がやりたい!」というから関係者にちょっと紹介したら,ジョジョはやるわ,富野さんの新作(「ガンダム Gのレコンギスタ」)はやるわ,さらには大河ドラマでしょ? どんだけ持ってくねんて(笑)。
4Gamer:
どんどん活躍の場が広がってますね。
伊藤さんもBGM以外の曲を手がける機会が増えてきたとは思うのですが。
伊藤氏:
ええ。最近だと,「乖離性ミリオンアーサー」(iOS / Android)の主題歌「Million Wars =One Destination」をヒャダイン君と一緒に作りまして。水樹奈々ちゃんが歌ってくれているんです。
実は僕はスクウェア在籍時代,高校生だった彼女と会っているんですけど,ヒャダイン君は初めてだったみたいで。2人で収録に立ち会ったんですけど,水樹さんの歌のうまさに感動していましたよ。
田中氏:
へー。一緒にって,どうやって曲を作ったの?
伊藤氏:
共作です。Aメロを僕が,Bメロを彼がみたいな。
田中氏:
ええーっ! そんな作り方!?
伊藤氏:
2人で1台のピアノを前にして,「ここはこんな感じで。このパートはイトケンさんが考えてください」みたいな感じで。できあがった曲に,ヒャダイン君が作詞をして,編曲は僕がという分担です。面白い作品になりましたね。
アニメやゲームの地位向上を果たすには
学生の頃からの“刷り込み”が効果的?
4Gamer:
田中さんは“アニメ音楽の地位向上”を掲げられていますが,海外での公演も積極的ですね。
そうですね。一昨年パリで行われたJAPAN EXPOに行ったときは同じ会場で,ももいろクローバーZ,田中公平,きゃりーぱみゅぱみゅの順で公演をやったんです。客は全員一緒で,同じノリ。海外の人にしてみれば,どれも“日本の音楽”なんですよ。
だから私はアニメソングだからと卑下するようなことはなく,聴きたい人が好きであってくれる音楽を作り続けることを,一番だと思っているんです。ゲーム音楽を作っている人も,もっと海外で公演すればいいのにね。植松君ぐらいしかいないよね?
伊藤氏:
そうですね……。僕の場合,音楽を担当したタイトルが,海外では日本ほど浸透していないんですよ。今後に期待したいところではありますが(笑)。
田中氏:
そうなのか。僕が曲を書いたゲームだと「レナス」(※)がアメリカでわりと売れていて,何度かアメリカ人からファンレターが届いたよ。GRAVITY DAZEも売れたみたいだし。でもドラクエは海外では受けてないんだよね。
※1992年発売のスーパーファミコン用RPG
4Gamer:
コアなファンはいるようですが,日本のように誰も彼もがドラクエ好きというわけではないですね。
田中氏:
そんなドラクエですら,最近はほとんどブラスバンドで演奏されていないでしょう。あって金管五重奏ぐらいで。だからゲーム業界,アニメ業界の人はブラスバンド,吹奏楽に積極的にアクセスするべきですよ。
4Gamer:
日本の娯楽産業でも,ゲームやアニメって,今も昔もランクが下のほうに位置付けられちゃうんですよね。もともと子供向けの娯楽だったからということもあるからなのか。
田中さんのそういった思いの背景には,中高生のブラスバンドにゲームやアニメの楽曲を提供することで“刷り込み”をして,彼らが大人になったときに,ゲームやアニメの地位を底上げしようという狙いがあるのでしょうか?
田中氏:
もうそのとおりです。私がアニメに関わって35年になりますけど,若い頃に作った楽曲で“刷り込み”された人達……イトケン君も含めてね,そういう人達が自分で物事を動かせるよう世代になってますから。仲間内では「もうちょっとだね」と言ってますよ。
4Gamer:
10代の頃に触れた曲は大人になってからでも体に染み付いていますよね。
田中氏:
そう。前にも話したけど(関連記事),以前,大阪の学校でブラスバンドの顧問をしているという先生から,「トップをねらえ2!」の「立つ鳥跡を濁さず」という曲を演奏したいという相談を受けたことがあって,その時は「分かりました。私が編曲します」と返事したんですよ。自分の曲がヘンな編曲されたってイヤだからね。で,演奏の行事の際に招待してもらって聴きに行ったら,涙を流して喜んでくれましたね。
これって,顧問の先生が好きであることに加えて,アニメの曲の演奏が堂々とできる環境になりつつある証だとも思うんです。アニメは長らく,日陰者だったからね。
4Gamer:
時代が変わりつつある,と。
田中氏:
だからね,結局“黒船”が必要なんですよ。もし,ワンピースが世界的に有名になって,グラミー賞かなんかを獲得したとしたら,日本人の評価もコロッと変わるから(笑)。
伊藤氏:
僕は40代ですけど,世間の30代の人達は生まれたときからアニメやゲームに接しているわけで,そういった意味では色眼鏡なしに評価をしてくれていますよね。
ここ最近は「伊藤さんの曲を聴いてこの業界に入りました」という方とお仕事をする機会が増えています。「月英学園 -kou-games/185/G018537/">月英学園 -kou-」というゲームを一緒に作っている杉田智和君も,子供の頃から僕の音楽を聴いていただいていたようですね。
田中氏:
杉田もそうなんか(笑)。私も声優さんから言われることは多いね。一番面白かったのは福井裕佳梨ね。ファンだっていうから何が一番好きなのかを聞いたら「『光戦隊マスクマン』の挿入歌です!」って,どんだけマニアックなんやって(笑)。
彼女もそうやけど,今の声優さんはほとんどがアニメなんかのファンなんですよ。
4Gamer:
役者を志した人が声優もやるというのではなく,最初から声優になりたいという人が多いですよね。
ですね。アニメが好きだから声優になりました,という人が多いです。
田中氏:
ね。こういう具合に状況はどんどん良くなっているんだから,日本を代表する文化の一つであるブラスバンドに楽曲を提供することには,大きな意義があるんです。
今は私の作品ばかりを編曲しているけど,ほかの有名どころと組んでいったほうがいいとも思うんです。例えば「紅蓮の弓矢」のSound Horizonとかね。理想としては,カラオケに入るのと同じくらいの早さで譜面にしていきたい。
4Gamer:
「ニコニコ動画」の「演奏してみた」ジャンルも活気付きそうです。
田中氏:
最近は,演奏上手な人がたくさんおるからね。それに譜面が出ると「打ち込んでみた」ができるようになる。DTMで譜面を自分で打ち込んでみると,その楽曲がどんなものかが理解できてすごくいい勉強になるんです。
伊藤氏:
でも,田中先生は手書きの譜面なんですよね。
田中氏:
そう。コンピューターで記述する方法も習ったんだけど,私は一生手書きでやろうと決めたの。やっぱりね,手書きの譜面には自分の魂がこもっている。以前,シベリウスの交響曲2番の譜面を見たけど,インクは滲んでいるし,書き換えた跡もあったりですごく感動したんですよ。だいたい,後世“田中公平記念館”ができたときに,プリントアウトされた譜面が並んでいても味気ないでしょ(笑)。
伊藤氏:
そこまでの構想があってのことなんですね(笑)。でもたしかに,田中先生とご一緒した「パズドラ バトルトーナメント」の手書き譜面を見せてもらったんですけど,やっぱり迫力がありますね。肉筆ということ以上に,音符の羅列をずーっと見ていると音楽的にすごく勉強になります。
田中氏:
DTMの人はどうしても,パートパートで展開やコードをボンと切ってしまうけど,僕らは横の流れを意識して,音が重なったりぶつかったりするのが面白いと感じるんであってね。そこにオーケストラやブラスバンドの良さがあるんですよ。
4Gamer:
人が書いたものを人が演奏することでしか生まれない面白さがある,と。
田中氏:
荒木とよひさ先生の歌詞に曲をつけたことがあるんですけど,ものすごい達筆で書かれた歌詞から“ここが盛り上がりどころだ”と言わんばかりに匂い立つものがある。
それがPCを使ったデジタルになるとどうも違う。音楽って,いろんな人間の情感,空気感を読み取ることが重要ですからね。
伊藤氏:
そういった意味でも,今回のコンサートで演奏する東京佼成ウインドオーケストラって,日本でトップ級のクオリティなんですよ。
4Gamer:
吹奏楽経験のある人なら,必ず一度はCDで聴いたことのある楽団だと思います。
ちなみに,今回のコンサート以降にお2人で何かをやったりといったことも?
田中氏:
決まってることはとくにないけど,若い人のためにせっかく立ちあげたんだから継続したいね。このコンサートのほかにも,いろいろと面白いことを仕込んでいきますよ。
伊藤氏:
僕個人としては,自分自身を見つめなおすという意味もあって,ソロでのピアノコンサートをやってみたいですね。そこからまた広げようと思っています。
田中氏:
ああ,いいですね。誰も助けてくれないコンサートというのは,すごくスキルアップしますよ。私は2005年に「田中公平 サクラを歌う」という弾き語りのソロコンサートをやったんですけど,自分でビックリするくらい緊張したね。それまでのコンサートではアガったことがなかったのに。そのときの経験が,ドイツでピアノ一台だけのコンサートをやったときに活きたね。
4Gamer:
お話が盛り上がっていて,ほかにもいろいろとお伺いしたいところですが,残念ながらお時間となってしまいました。
まずは4月20日のコンサートを楽しみにしています!
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