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ライフ イズ ストレンジ

ライフ イズ ストレンジ
公式サイト http://www.jp.square-enix.com/lis/
発売元・開発元
発売日 2016/03/03
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このゲームの読者の評価
73
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 多彩な分岐と究極のマルチエンドの両立が素晴らしい 85
    • 投稿者:Sono(男性/30代)
    • 投稿日:2017/01/03
    良い点
    ・自分の選択が後々の展開にしっかり反映されるので選択に重みが感じられる
    ・ストーリー的に納得のいくマルチエンド
    ・途中途中の分岐とマルチエンドが整合性に破綻をきたすことなく両立している
    ・章立ての各章での引きがうまいのでどんどん先の章を遊びたくなった
    ・主人公がヘッドホンしたらその曲が流れるなど音楽とゲーム演出がうまく連動していた
    ・6年前のローエンドグラボでも遊べる
    ・1章あたり1〜2時間の全5章と比較的短めで各章の始めに前回までのあらすじもあり遊びやすい
    悪い点
    ・ゲーム内で起こっている事件はとても後味が良くない
    ・特に中盤あたりは登場キャラがみんな病んでるし胸くそ悪い結末で疲れる
    ・相手に見つからないように先に進む場面などADVとしては面倒に感じる要素がある
    総評
     ADVゲームにおける選択肢の意味をクローズアップし、答えのないたった1つの究極の選択をさせるためにあったんじゃないかと思えるストーリーとシステムは見事としか言いようがありません。
     かと言ってただの読み物にはせず、ゲームらしくちゃんと途中途中の選択をその後の展開に反映させているのも良かったです。

     途中の選択によってエンディングを分岐させるゲームだと、マルチエンドと言いつつ細かな差異があるだけで実質的には一本道と変わらないというのがほとんどです。
     対して、本作では途中の選択肢による分岐とマルチエンドが完全に切り離されていて、かつどちらも両立するようにストーリー・システムが構築されています。それによってもたらされた多彩な分岐と真の意味のあるマルチエンドは、ADVにとってこれ以上のものはないんじゃないかと思える出来栄えでした。

     正直言って途中の展開はタイムリープものではよくある展開だし、舞台となっている街や人々が全体的に病んでいてそれほど良い印象ではなかったです。しかし、マルチエンドの選択とそこに至るまでの過程は不満点を補って余りある素晴らしいものでした。

     海外のADVゲームはほぼやったことありませんが、昨年非常に話題になったのも納得のいく出来です。Steam版は1章が無料で遊べるので是非とも多くの人に体験してもらいたいと思います。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 4 3 5 3
  • ほぼ一本道シナリオ 50
    • 投稿者:五十三(男性/30代)
    • 投稿日:2016/12/26
    良い点
    洋ドラっぽい雰囲気とストーリー
    チャプター毎の次回予告が実にそれっぽい。
    悪い点
    プレイヤーの介入によって、話の大筋に影響を与える事はほとんど無い。
    基本的に主人公マックスがストーリー進行する為のパズルゲームをやらされる事になる。
    総評
    時を巻き戻す能力を利用して選択肢を増やすADVというのが新鮮ではあるが
    根本的に総当たり作業な部分は他のADVと変わらない。
    気になる人は動画で済ませても特に問題が無いゲームだと思う。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 3 2
  • アメリカの空気、ドラマや小説的思考に触れることが出来る タイムリープアドベンチャー。 85
    • 投稿者:mix92(男性/30代)
    • 投稿日:2016/03/16
    良い点
    設定面
    ・国内産アドベンチャーゲームにはない「海外ドラマ」感
    ・主人公が「時を操る女子高生」という点
    ・タイムリープ系シナリオの王道ネタがぎっしりと詰まっている。
    ・現代でありそうな光景、風景、問題を取り扱っていること。
    ・「イマドキのアメリカの若者」をリアルに再現している。(スマホいじりなど)

    システム面
    ・「焦らなくてもいいが選択を迫ってくる」ゲームシステム
    ・グラフィック、UI、ゲーム内設定ともにセンスが良く、オタクじゃなくても没入感が高い所
    ・エピソードごとに遊べるので「まるで海外ドラマに介入している」様にプレイできる
    悪い点
    ・PC版ではパット操作がやりづらく3D酔いしやすい。
    ・フルボイスなので、1プレイが長くなりがち。やめ時がみつかりにくい。
    ・字幕、吹き替え共に若干「ボイスに違和感」を感じるシーンがある。
    ・日本語化した時のフォントや文字組をもう少し工夫してほしかった。

    ・謎解きで意地悪なものが若干ある(ビン集め、パスワード)
    総評
    海外ドラマに興味のある、見たことある方なら「おっ、この設定」と
    感じることでしょう。僕もその1人でした。

    ストーリーを簡単にいえば、

    「地味なカメラギーク(でもセンスは悪く無い)のアメリカの女子高生が
    時を操る力を得て、様々な問題に立ち向かったり今まで感じ得なかった
    青春の体験をしながら謎に迫っていく。」

    というゲームです。

    「海外映画風」といえば、「アナザー・コード」「ウィッシュルーム」などが上げられますが
    海外開発の作品故、よりリアルな「アメリカ人的構想」を感じることが出来るでしょう

    ゲーム内では若者に蔓延するドラッグ、家庭問題、スクールカーストなど
    アメリカのドラマや映画で取り上げられていたであろう時事ネタを
    巧妙に織り交ぜて、またハイセンスな音楽を流しつつ
    小気味良くストーリー展開させていきます。

    何よりキャラクターも魅力的で、特に
    「内向的で優しいが、詩的な思考を巡らせちょっと毒舌な主人公」マックス
    「現実的で勇ましいが、内面的な脆さを隠し持つ親友」クロエ
    この二人が可愛いくて、共感できて、青春している所なんかは
    思わず羨ましく感じるところもあったりしました。
    クリックポイントを細かく調べたりテキストを読み解くことでキャラクター像の印象が
    変わったり、より理解できる点が多いので、是非飛ばさずに隅々まで調べることを
    強くおすすめします。

    みんなの「選択肢選択率」の表示も面白かったです。
    (他のゲームでも採用されているので目新しいものではないのですが…。)


    ゲームシステム面ではテキストアドベンチャーでは王道である
    「選択肢をやり直しそこから発展させる」というシステムを
    3Dアドベンチャーで破綻せず採用しているのがすごいです。

    テキストアドベンチャーでは「シュタインズ・ゲート」、
    「あの素晴らしい をもう一度」などで採用されてはいますが、
    3Dアドベンチャーではシステムや設定的に制約が多すぎるため、
    採用例が少なかったり、シナリオの整合性がとれなかったりするものですが
    今作ではしっかりシナリオに結びつけ、世界観の構築にも貢献しているのも
    特筆すべき点でしょう。


    悪い点は世界観や雰囲気が気に入れば気にならないほど些細な物だと思います。
    なので気になった方はエピソード1単体でお試しで遊んでみてください。
    (500円程度で変えますし、ローカライズDLCも適用可能です)
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 3
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