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ディストピアの現実世界とデジタルのユートピアとの対比を描くSFアドベンチャー「State of Mind」が日本語対応でリリース
「State of Mind」公式サイト
Steam「State of Mind」ストアページ
これまで何度か紹介してきたとおり,「State of Mind」はディストピアとなった2048年のベルリンを舞台にした作品だ。人工知能やロボット工学が果てしなく進化する一方,資源の枯渇や人口増加,環境破壊,犯罪の蔓延はとどまるところを知らない。巨大都市ベルリンでは,人間の意識や記憶をサーバーに移し替える政府公認のプロジェクト「City-5」への移住が推奨されている。
ある日,テクノロジーへの過度の依存について警鐘を鳴らしていた主人公のジャーナリスト,リチャード・ノーランの妻と一人息子が,「City-5での生活を決意した」という手紙を残して失踪してしまう。ノーランは,失踪の背後にある陰謀を追っていくという物語が展開する。
ディストピアである現実社会とユートピアであるデジタル世界の対比が,トランスヒューマニズムや人工知能,シンギュラリティなどといった言葉と共に語られるので,そういうテーマが好物であるという人にはたまらないものがあるだろう。
これまで2Dのアドベンチャーを量産してきたDaedalic Entertainmentが,珍しく3Dグラフィックスを採用しており,少ないポリゴンで描かれたキャラクターなど,独特の雰囲気も魅力的だ。
Steamのストアページには,ゲームではリチャードのほかに5人のキャラクターを操作することになるという情報も追記されており,さらにユーザーインタフェースと字幕が日本語に対応していることも書かれている。ユニークなSFアドベンチャーの世界を日本語でしっかり楽しめそうであり,またPC版の価格も3890円と割とお手頃なので,気になる人はチェックしてみよう。
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(c)2016 Daedalic Entertainment GmbH
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