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「Predator League 2020/21 Grand Final」レポート。次回の開催地は日本に決定
本大会は2020年2月にフィリピンのマニラで開催予定だったが,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて延期となっていた。オフラインで開催できないか模索をしていたが,現在の状況では難しくオンラインでの開催に切り替え,今回の開催に至ったという。
本大会における実施タイトルは「Dota 2」と「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)の2つ。日本チームは「PUBG」に2019年に行われた予選で出場が決まっていたRascal JesterとDetnatioN Gaming Whiteに加え,国際大会「PUBG GLOBAL INVITATIONAL.S」に出場した実績でENTER FORCE.36,国内大会「PUBG JAPAN CHALLENGE」の予選で1位だったSunSisterが招待チームとして参加した。
オフラインだと16チームで開催予定だったが,オンライン開催に伴い,通信環境を考慮してAsiaとAPACの2つのトーナメントが開催されることとなり,その結果,各国の出場枠が2つずつ増えたため,このような形となったそうだ。
大会の結果は,1位のDWG KIAを筆頭にGPS GHIBLI,Danawa Esports,Afreeca Freecsと上位は韓国チームが占める結果となった。日本チームは6位にRascal Jester,7位にENTER FORCE.36,8位にDetonatioN Gaming White,9位にSunSisterとなっている。
日本チームは入賞こそしなかったが,PUBG大会の最終日である10日には4戦中3戦で日本チームがドン勝。とくにRascal Jesterは2ドン勝を獲得し,唯一日本がドン勝を取れなかった最終戦でも3位を取るなど,順位を大きく伸ばした。
また,大会最終日となる11日(大会自体はDota2のトーナメントのみ)には,次回開催地が日本となることが発表された。現時点では実施タイトルが未発表だが,これまでと同様にPUBGとDota2であれば,両タイトルとも日本で国際大会が開催されるのは筆者の記憶している限り初めてだ。
今大会は当初の予定と違ってオンライン開催となったことで,トラブルも多かった印象だが,次回の日本開催ではそれらの経験を糧により洗練された大会が開催されることだろう。続報に注目しておきたい。
「Predator League」公式サイト
- 関連タイトル:
PUBG: BATTLEGROUNDS
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Dota 2
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Predator,Nitro
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