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「片恋いコントラスト ―way of parting―」のポイントやストーリー展開などを紹介。“もしも”の展開が楽しめる4Gamer限定の掛け合いも掲載
アイディアファクトリーの女性向けブランド「オトメイト」とフロンティアワークスが贈る
「triAngle PROJECT」の第2弾
「片恋いコントラスト ―way of parting―」は,
第1巻が2018年9月28日,
第2巻が10月26日,
第3巻が11月30日に発売予定のPC用ソフトだ。
本作では,
“学園×純愛×三角関係”をテーマに
「同級生×主人公×同級生」「後輩×主人公×先輩」「先生×主人公×転校生」といった3つの組み合わせの恋愛模様を少女漫画のように描いている。
今回は,舞台となる
冠咲学園や
物語に欠かせないポイント,
ストーリー展開を紹介しつつ,物語のなかで何度も登場する
ラジオ番組「アルカンジェ舞渡華の微睡みナイト」に“もしも攻略対象となる6人のキャラクターがゲストとして登場したら”といった内容の
4Gamer限定の掛け合いも公開している。
本編ではありえない展開が楽しめるのはもちろん,キャラクターの雰囲気が確認できるような内容となっているので,ぜひチェックしてほしい。
【第1回】「片恋いコントラスト」
オトメイト×フロンティアワークスの
NEWゲームプロジェクトの第2弾タイトル
学園×純愛×三角関係をテーマに、【同級生×主人公×同級生】【後輩×主人公×先輩】【先生×主人公×転校生】の3つの組み合わせの三角関係を、全3巻構成で展開。
キャラクターデザインにはウダジョ氏を迎え、さわやかで透明感のある魅力的なキャラクターたちと学園ものの三角関係を色濃く描き、最後にどちらを選ぶかをプレイヤーにゆだねる少女漫画的恋物語を堪能できます。
【1分で分かるあらすじ】
http://www.otomate.jp/triangle/contrast/system/?page=katakoi
◆舞台は美しい緑の学園
本作の舞台となるのは、冠咲学園という中高一貫校。主人公の暮らす街は『人と植物の共生』というスローガンを掲げているので、学園内にもいたるところに植物が出てきます。自然あふれる学園の中で、主人公の初恋は芽生え始めます。
また、ゲーム内のデザインにも植物がくみこまれていて、漫画のコマ割りのデザインと相まって少女漫画のテイストを楽しむことができます。
◆この青春には所々クセがある……!?
片恋いでは登場キャラクターの一人、椎葉亜樹那がたびたび持ち出してくる変なお菓子が登場します。絶対皆食べないでしょ、と思いつつもつい気になってしまい、作中で亜樹那がお菓子を出してくるたびに妙なワクワク感があります。
作中に登場するマスコットキャラクターのハリネズミ。学園の庭園にいるので、主人公たちの元にたびたび登場します。ピイピイしゃべる姿がとても愛らしく、登場するたび目で追ってしまいます。
主人公が熱中しているラジオ番組、『アルカンジェ舞渡華の微睡みナイト』。ラジオパーソナリティのアルカンジェ舞渡華が番組に投稿されてくるお便りを読み上げ、相談に乗ってくれます。主人公をはじめとする多くのリスナーが彼の温かいアドバイスに救われています。
◆ストーリー展開
ゲーム本編は、初恋編、傷恋編、三角関係編と分かれており、初恋編で一人、傷恋編で一人、そして三角関係編で二人と関わっていきます。初恋編と傷恋編の間で失恋を経験し、三角関係編で二人の間で揺れ動かされていくので、どちらと最終的にエンディングを迎えるかは本当に未知数であり、プレイヤーの選択に運命が委ねられます。
片恋いコントラスト ―way of parting―で、失恋の切なさと、そこから生まれる新しい選択をキラキラの青春の中で体験してみてくださいね。
●片恋い連載企画「もしもゲーム本編で放送中の『アルカンジェ舞渡華の微睡みナイト』に彼らがゲストとして登場したら……?」その1
アルカンジェ舞渡華
「――さ、始まったわね。『アルカンジェ舞渡華の微睡みナイト』。今回のマドナイは、いつもとは違う特別出張バージョンでお届けするわよ。素敵なゲストに登場してもらって、それぞれトークを思う存分に楽しんでもらおうと思うの!」
アルカンジェ舞渡華
「ふふ、あたしもどうなるか想像がつかなくてドキドキしちゃう! それじゃあ早速ゲストに登場していただくわ」
椎葉亜樹那
「おお、これが噂のラジオなのか……なんだか新鮮で面白いな! 俺は椎葉亜樹那。冠咲学園高等部の2年生だ。得意なスポーツはサッカーで、趣味はコンビニやスーパーで新発売のものを買うこと。よろしく!」
樫永和兎
「ええと、僕は亜樹那の幼馴染の樫永和兎です。亜樹那と同じ2年生。文芸部に所属しています。よろしくお願いします」
檜渡鈴太朗
「俺は檜渡鈴太朗です! 高等部1年で、バレー部に所属しています! 皆で話す機会がなかなかないので、これを機に楽しい時間を共有できたらと思います。よろしくお願いします!」
桐阪 保
「ああ、これ部活とかを言っていく流れなんだ。やぁリスナーの皆。冠咲学園高等部生徒会長の桐阪 保だよ。学年は3年生。この中でいうと学年も立場も俺が一番上になるかな。この機会に皆の秘密をどんどん掘り下げていこうと思ってるからよろしくね♪」
楠見清孝
「おい桐阪、立場的に一番上なのは俺だと思うぞ。あー、楠見清孝だ。こいつらの学園で教師をやっている。だいたいは生徒たちがしゃべり倒すと思うからよろしく」
楡居 凪
「はぁ? なんだよその相変わらずやる気のねー態度はよ。せっかくラジオに出るんだからだらけた態度取ってたらただじゃおかねーからな」
椎葉亜樹那
「ん? 楡居はもしかしてマドナイのファンだったりするのか?」
楡居 凪
「へ!? いや、こ、こういう機会はめったにないことだし、貴重な時間を無駄にしたくないだけだ」
桐阪 保
「まぁまぁ、楡居 凪君は転校生なんだし、これが皆と一気に仲良くなるチャンスなんだ。皆も全力で楡居君とのトークに挑もうじゃないか」
樫永和兎
「わかりました」
檜渡鈴太朗
「そうですね!」
椎葉亜樹那
「そうだ楡居、お近づきの印に今日新発売の昆布クリームチュロスやるよ」
楡居 凪
「いやオレ別にそういうのは求めてねーけど……」
アルカンジェ舞渡華
「ふふ、6人もゲストに招くとさすがに賑やかね〜」
アルカンジェ舞渡華
「はい、それじゃあ早速冠咲学園からはるばるお越しのゲストさんたちに質問コーナー! 普段のマドナイではリスナーの皆からお便りをもらってこたえているのだけど、今回はあたしからゲストに色んな質問をしていこうと思うの」
アルカンジェ舞渡華
「じゃあ、まずはそれぞれの関係性について聞いちゃおうかしら。あなたたちって仲良しグループっていうのとはちょっと違うみたいだし、一体どういう接点があるのかしら?」
椎葉亜樹那
「さっき和兎が自己紹介で言っていたが、俺と和兎は幼馴染なんだ。家が近所で幼い頃からずっと一緒に過ごしてきたな」
樫永和兎
「そうだね。家族ぐるみの付き合いだから、亜樹那の忘れ物を僕が届けさせられたりすることもよくあるし。あと小さい頃から変わったお菓子を食べてたよね。僕は小学校の頃に亜樹那からもらったお菓子が不味すぎて泣いたことを今でも覚えてるよ」
椎葉亜樹那
「え、そんなことあったか?」
楡居 凪
「小学生が泣くほど不味いお菓子ってなんだよ」
檜渡鈴太朗
「す、すごい思い出ですね……」
楠見清孝
「よくまだ友情が続いているな」
樫永和兎
「それ以来、迂闊に亜樹那から食べ物をもらわないようにしているんです」
アルカンジェ舞渡華
「あら、幼馴染の仲のいいエピソードが聞けると思ったら、とんでもないエピソードが飛び出したわね……でも、それだけのことがあったのに関係がまだ続いているのは本当に仲がいい証拠じゃないかしら」
椎葉亜樹那
「あ、あと冠咲学園に入学してから面白いやつに出会って。そいつも含めて3人で最近は過ごすことが多いかな」
樫永和兎
「そうかもね。あとは……桐阪先輩のことは入学時から有名人だったので知っていました」
桐阪 保
「え、俺? いやーまいったなぁ。まぁ有名人だっていうのは認めるけど。生徒会長だから皆の目に触れる機会も多いしね」
檜渡鈴太朗
「先輩はいい意味でも悪い意味でも目立つ人ですからね」
桐阪 保
「んん? 檜渡君、それはどういう意味かな? ラジオで誤解を招く発言はよしてくれないかな。いくら俺が皆から愛される生徒会長だからって嫉妬は良くないと思うなぁ」
檜渡鈴太朗
「この人はいつも女子生徒から囲まれているのにそれだけでは飽き足らず、俺の大好ッ……大分慕っている先輩にちょっかいをかけてくるんです」
桐阪 保
「また嫌な言い方をするね。彼女に話しかけるのは同じ生徒会役員なんだから自然なことじゃないか。後輩からあらぬ疑いをかけられて俺は悲しいよ」
檜渡鈴太朗
「そういう思ってもいないこと、よく平気で言えますよね」
桐阪 保
「君のへそ曲がりな考えはどうしたって直らないみたいだね」
楠見清孝
「……なーんかピリついてんなぁ」
椎葉亜樹那
「生徒会長ってこんなキャラだったか? 檜渡もさっきまでこんな感じじゃなかったよな」
樫永和兎
「見た目や雰囲気だけじゃ人の本当の気持ちはわからないからね」
アルカンジェ舞渡華
「ええと、先輩後輩の間では何か揉め事の種があるみたいね。本音を思いきりぶつけられる相手ってなかなかいないからそういった意味ではお互い貴重な存在だと思うのだけど……。にらみ合いが続いているようだし、ひとまず次に進みましょうか」
楠見清孝
「俺は教師だから全員とはまぁ授業で関わっているかな」
樫永和兎
「そうですね、日本史の先生ですし」
椎葉亜樹那
「楡居も同じクラスだし、俺たち割と時間を共有してるんだよな。って言っても楡居はあまり皆と関わろうとしないが」
楡居 凪
「別にいいだろ」
樫永和兎
「僕は全然いいと思うけど。だだちょっとどことなく既視感というか……」
椎葉亜樹那
「既視感? ああ、確かにな! 1年の頃のあいつに似ているんだよな」
楠見清孝
「ぷっ」
楡居 凪
「はぁ? なんだそれ。オレはもともと人と関わらねーし、あいつに似てるとか言われても意味わからねーよ」
楠見清孝
「確かに、1年の頃のあいつは特に一人でいることが多かったしな。奇妙な行動も目立っていたし。俺が庭園の手入れをしている時にハリネズミを捕らえて去って行ったり……」
楡居 凪
「オレはそんなことしねーよ!」
樫永和兎
「確かにそれは……奇妙な行動ですよね」
椎葉亜樹那
「そのハリネズミはあいつの友達だからな。あ、でも実際楡居はあいつとは仲いいよな。ほら一緒に勉強したりしてるだろ?」
楡居 凪
「え? ああ、まぁ……」
樫永和兎
「案外似たもの同士なのかもね」
楠見清孝
「群れない者同士、気が合っているのか。無理にとは言わないが、コミュニケーションは最低限しておいた方がいいからな」
楡居 凪
「なんだよこの扱い……だいたいあいつとは成績に決定的に大きな差がある。その時点で似てねーよ。つーか似ているとか言われんの本当に心外」
樫永和兎
「あーあ、機嫌悪くなっちゃった。どうするんですか先生」
楠見清孝
「なんで俺に振るんだよ。ったく楡居、そのすぐにムキになるとこを直せばもう少し皆とも打ち解けられるし、あいつともしょっちゅう言い合いしなくて済むんじゃないか?」
楡居 凪
「はぁ? いつも適当に過ごしてる人間に態度について言われたくはないね! だいたいあんたにあいつとの関係をどうこう言われたくねーんだけど!」
楠見清孝
「なっ、適当にって……」
楡居 凪
「あんたが熱中してんのクジや懸賞くらいじゃねーか!」
アルカンジェ舞渡華
「ちょっとちょっとストップストーップ! 最近の教師と生徒ってこんなに言い合うものなのかしら。なんにせよ一応これはラジオ番組だから、大声とかはできれば遠慮していただきたいわね」
楡居 凪
「うっ、すみません、つい……」
檜渡鈴太朗
「あははっ、先輩方すごく盛り上がってますね!」
桐阪 保
「ふぅ、やれやれ、君たちはもうちょっと慎みを持った方が良いと思うよ? せっかくのラジオなんだからもっと楽しくいこうじゃないか」
檜渡鈴太朗
「さんざん俺と今まで言い争っておいてどの口が言うんですか、それ」
椎葉亜樹那
「うーん、なんだか収拾がつかなくなってきたな。あ、じゃあこの昆布クリームチュロスを皆で食べながら、来週発売の蜂蜜しじみサンドについて話し合うっていうのはどうだ?」
樫永和兎
「亜樹那、それもっと事態をややこしくさせるから今はしまっておいて」
アルカンジェ舞渡華
「ドタバタでお届けしている最中申し訳ないんだけれど、もう時間みたい。次回からは各ペアずつと話していくから、もう少し落ち着いてお話できると思うわ。楽しみにしててちょうだいね。……それにしても6人一気に相手するのはさすがに難しいわ。あたしもまだまだみたい。それじゃあ今夜はとっても騒がしい夜になってしまったけれど、皆、また微睡む夜にお会いしましょう。おやすみなさい」
〜完〜
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