ホラーゲーム「返校 Detention」を原作とした映画「返校（原題）」が2021年7月に日本公開。Netflixではドラマ版も

　台湾のデベロッパであるRed Candle Gamesが開発した「返校 Detention」（PC / Switch / iOS / Android）を原作とした実写映画「返校（原題）」が，2021年7月より日本公開される。
　

　「返校 Detention」は，1960年代の台湾を舞台にしたホラーアドベンチャーゲーム。プレイヤーは呪われた学校に閉じ込められてしまった学生となり，悪霊が徘徊する校内からの生還を目指す。原作の雰囲気が映画でどのように描かれるのか，原作プレイヤーは期待しておこう。
　またNetflixでは，映画やゲームで描かれた時代の30年後を舞台としたドラマ版が12月5日から配信されるとのことなので，こちらもお楽しみに。

ゲーム版「Detention」公式サイト

第56回金馬奨　主要12部門にノミネート
最優秀新人監督賞を含む最多5部門受賞！
台湾の大ヒットゲーム「返校 -DETENTION-」の映画化
映画『返校（原題）』
2021年7月　日本公開決定！！

台湾人が忘れてはならない　40年にも及んだ負の歴史を正面から描く

映画『返校（原題）』は2017年に発売された台湾の同名大ヒットホラー・ゲームの映画化で、台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史を正面から描き、第56回金馬奨で主要12部門にノミネート、最優秀新人監督賞を含む最多5部門受賞の快挙を成し遂げました。その深いメッセージ性が台湾の多くの人の胸をうち、2019年の台湾映画No.1の大ヒットを記録！今年1月に行われた台湾総統選挙にも影響を及ぼしたと言われ、まさに台湾では社会現象にまでなった本作。日本では2020年10月に劇場公開が予定されていましたが、コロナの影響で延期となり、この度ついに2021年の7月に公開されることが決定しました。

また、映画で描かれている時代の30年後を舞台としたドラマ「返校　-DETENTION-」が、2020年12月５日（土）にNetflixで全世界独占配信されることが決定。その情報を受け、SNS上では「またゲームをやり直したい」「楽しみすぎる！」「映画も観たい」との声があがり、ゲームファンだけではなく映画ファン、ドラマファンの期待も高まっていることがうかがえます。台湾での大ヒットからNetflixでのドラマ配信など、多くの注目を集めている映画『返校（原題）』。『悲情城市』、『牯嶺街少年殺人事件』に続く白色テロ時代を描いた衝撃作の日本公開に、是非ご期待ください！

【ストーリー】1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。翠華高校に通う女子高生のファン・レイシンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰もいなくなっていた。校内を一人さ迷うファンは、政府から禁じられた本を読む読書会メンバーで、秘かに彼女を慕う男子学生のウェイ・ジョンティンと出会い、協力して学校からの脱出を試みるが、どうしても外に出ることができない。消えた同級生や先生を探す二人は悪夢のような恐怖が迫るなか、学校で起こった政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていくー。　

■監督：ジョン・スー　■出演：ワン・ジン、ツォン・ジンファ、フー・モンボー、チョイ・シーワン、チュウ・ホンジャン
■原題：返校／2019年／台湾／カラー／103分　　R-15+ (C) 1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.
■配給：ツイン　　宣伝プロデュース：ブレイントラスト　公式HP：henko-movie.com 公式Twitter：＠henko_movie

2021年７月　TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

ゲーム版「Detention」公式サイト