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スティール ラッツ公式サイトへ
  • 3goo
  • Tate Multimedia
  • 発売日:2018/11/29
  • 価格:パッケージ版:3980円(税別)
    ダウンロード版:2980円(税別)
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戦闘マシン(バイク)で走り回って,敵を蹴散らすバイクアクションゲーム「スティール ラッツ」のプレイレポートをお届け
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印刷2018/11/29 00:00

プレイレポート

戦闘マシン(バイク)で走り回って,敵を蹴散らすバイクアクションゲーム「スティール ラッツ」のプレイレポートをお届け

 3gooから本日(2018年11月29日)発売となった,戦闘マシン(バイク)で敵と戦うPS4向けバイクアクションゲーム「スティール ラッツ」。“新感覚ホイール格闘アクション”を謳う本作のプレイレポートをお届けしよう。

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 プレイヤーは,バイクギャング“スティール ラッツ”のメンバーで,かつて近未来都市コースタルシティを支配していた。しかし,今はジャンク・ボットと呼ばれる謎のロボット軍団がコースタルシティを支配しており,破壊の限りを尽くしている。
 “スティール ラッツ”のメンバーは,この都市に残された最後の砦となり,武装した戦闘マシン(バイク)を駆って,ジャンク・ボットたちとの激しい戦闘に身を投じることになる。

 本作の開発は,バイクアクションゲーム「アーバントライアル プレイグラウンド」などの「アーバントライアル」シリーズを手がけた,ポーランドのTate Multimediaが行っている。3Dグラフィックスを使った横スクロールのゲームスタイルや,バイクを使った派手なアクションなどから,アーバントライアルシリーズがベースになっていることが見てとれる。

 アーバントライアルシリーズでは,ステージの走破タイムやド派手なアクロバティック走行がメインとなっていたが,本作ではそれらが“やり込み要素”であり,サブ的な扱いになっている。
 「スティールラッツ」は,ステージ内に現れる敵を倒しながらゴールを目指すというアクションや探索がメインのゲームで,ここがアーバントライアルシリーズとの違いだ。

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バックフリップ(宙返り)などのアクロバティック走行をすることで,クリア後に資金となるスコアが増えていく
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ロボットが支配する世紀末のような世界が舞台ということもあり,薄暗いステージが多い

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 上の写真を見ていただくと分かるとおり,バイクの操作には方向キー以外のほぼすべてのボタンを使用する。ボタンによっては押し方で複数の動作が割り当てられているものもある。そのせいか,操作に慣れるまで少し戸惑うこともあった。

 アーバントライアルシリーズは左から右へスクロールして行くだけだったが,本作では[○]ボタンを押すことで,左右への方向転換が可能になり,右から左へ,左から右へ進むことができる。さらに,ステージ内に奥行きの概念が再現されており,プレイ画面内を自由に走れるようになっている。
 ステアリング操作にあたるものがレーン変更だ。左スティックを上下に操作することで,バイクはゲーム画面内の上方(奥)または下方(手前)へと移動する。レーン変更は,ルート選択のために使用する以外にも,途切れた道を回避したり,敵に体当たりしたり,敵の攻撃をかわすときにも欠かせない。

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敵は移動しており,一直線に並んでいない場合がほとんど。上下にレーン変更しながら体当たりで倒していく
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常に左から右へ移動するのではなく,ターンをして反対方向に進むことも多い

階層になっているステージも多く,さまざまなルートを探索しながらゴールを目指していく
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 また,[×]ボタンを押し続けることで,バイクのタイヤからノコギリのような歯が飛び出す“ホイールソー”が使える。ホイールソーは,コース上の障害物を破壊したり,敵に体当たりしてダメージを与えたりできるほか,ステージ内に設置されているパイプの上を走るときにも利用できる。壁や天井に這わせてあるパイプにホイールソーを食い込ませて,垂直の壁を登ったり,逆さまになって移動したりと,天地無用,縦横無尽に走り回れる。

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 ゲームの舞台となるコースタルシティは,5つのエリアに分かれており,それぞれがいくつかのステージで構成されている。合計で28のステージが登場するが,ゲーム開始時に選べるのは,オルバローの最初のステージのみ。ここをクリアすることで次のステージがアンロックされていく流れだ。
 どのステージも,スタートからゴールまで走破するとクリアとなる。怖いくらいの猛スピードでステージを疾走する,派手なジャンプができるといった要素は,アーバントライアルシリーズを手がけたTate Multimediaらしい仕上がりだ。

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 本作はバイクの向きを左右へ変えられ,ステージを自由に移動できるので,探索要素が盛り込まれており,アクションアドベンチャーゲームのような展開が待ち受けているのもポイントだ。
 スイッチを操作すると操作して離れた場所のドアを開き,方向転換して左に進んで階段を降り,開いたドアを目指して進むといったギミックが随所に登場する。

発電機を作動させて,離れた場所のギミックを解除する要素は登場するが,分かりやすいので行き詰まることはない
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 “スティール ラッツ”のメンバーは,改造したジャンクボットを操る“トシ”,衝撃波で攻撃する“ジェームス”,チェーンの付いたハープーン(銛)を使う“ランディー(ランドール)”,炎で攻撃する“リサ”の4人が登場する。
 バイクの基本性能やホイールソーでの体当たり,さらにステージ内に落ちているマシンガンやショットガンなどを使った武器攻撃(弾薬は有限)は共通だが,エネルギーセルを消費して使用できる,プライマリ攻撃,チャージ攻撃,マキシマム攻撃などがそれぞれ異なっている。

マシンガンやショットガンはステージ内で箱を拾うと使用できる。銃弾に限りはあるが,遠距離攻撃が可能なところが魅力だ
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 たとえば,ジェームスのプライマリ攻撃は,ラムを地面に落として衝撃波を発生させる“ハンマータイム”,チャージ攻撃は,衝撃波を出しながら敵をなぎ倒していく“ラムチャージ”,マキシマム攻撃は,周囲の敵にダメージを与える“ジャックハンマー”が使える。
 また,それぞれの攻撃は,ステージを進めていくと最大3段階まで強化可能になる。前述の“ジャックハンマー”を2段階目の“クラック”に強化すると敵をスタンさせられるようになり,さらに3段階目の“震動”になると時間経過ダメージを与えられる。

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プライマリ攻撃,チャージ攻撃,マキシマム攻撃はエネルギーセルを消費する。エネルギーセルは時間経過によって,自然回復する
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トシは,電撃攻撃の“チェーンライトニング”,爆弾を使って攻撃する“スマート爆弾”など改造ジャンク・ボットを使った攻撃が特徴

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ランディーは,敵の動きを止める“チェーンストーム”,敵を切り刻む“カッティングエッジ”といったハープーン(銛)を使った攻撃を得意とする
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リサは,ジャンプ中に下にいる敵を燃やす“バーニングジェット”,周囲の敵を炎で焼き尽くす“炎の輪”などが使用できる

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 本作は,ステージごとにキャラクターを選んでプレイするのではなく,プレイ中にキャラクターを自由に切り替えられる。基本的にザコ敵はホイールソーで突進するだけで倒せるが,敵の集団や,防御力の高い中ボスクラスと遭遇したときに,状況に応じてキャラクターをチェンジしながら戦えるところが面白い。

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マシンガンなど遠距離攻撃ができる武器攻撃はボス級の敵と戦うのに有効なので,入手したら温存しておきたい
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電撃攻撃をする“ドローン”や“強化ドローン”,砲台で攻撃してくる“ガンナーグーン”や“メガグーン”が登場する

画面に収まりきらない“キルドーザー”などの巨大ロボットから逃げる。結構,シビアでワンミスが命取りになる
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[R3]ボタンで,リサ,ジェームス,ランディー,トシの順で瞬時に切り替わり,[R3]ボタン長押しでキャラクター選択メニューが表示される
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 また,バイクの耐久力を表す“ヘルスチャンク”が各キャラクターにあり,高所から落ちたり,敵の攻撃を受けたりすると減る。ゲージがゼロになると,そのキャラクターは使用できなくなり,すべてのキャラクターのヘルスチャンクがゼロになるとゲームオーバーだ。
 ちなみに,ヘルスチャンクを回復できる修理ステーションのあるステージも登場する。

 なお,バイクゲームでは転倒するとダメージを受けたり,ミスになったりするが,本作には転倒という要素はなく,もしひっくり返る状態になっても勝手に正しい姿勢へと戻される。最初は「転ばないってバイクゲームとしてどうなの?」と思ったが,本作に転倒という概念があったら,ステージ内を爆走する爽快感やゲームのテンポの良さが失われただろう。

修理ステーションを見つけたら,忘れずに全キャラクターのヘルスチャンクを回復させておこう
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 もちろん,同じステージを何度も挑戦したくなる“やり込み要素”も用意されている。ステージごとに3つの課題があり,「3分未満でステージをクリア」「5秒間ウィリー」などアクロバティックなテクニックが必要になるものから,「キャラクターを1人も失わずにクリア」「修理ステーション未使用でクリア」といった,アクション性が高く,高難度の課題も用意されている。
 ほかにも,ステージ内のどこかに配置されている黄色いネズミマークを獲得すると,シークレットメニューから,そのステージの補足情報を見ることができる。1度のプレイですべての課題をクリアするのは難しく,トライアル&エラーが必要なものも多いので,やり応えも十分だ。

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 アーバントライアルシリーズのノウハウを活かし,タイトルのとおり“鋼のネズミ”となって,敵を蹴散らしながらステージの中を縦横無尽に走り回り,探索的なアドベンチャー要素も楽しめる本作。バイクゲームではあるが,バイクの知識やテクニックは一切必要なく,バイクを使ったアクションゲームという,これまでにない感覚で楽しめるので,興味のある人は挑戦してみてほしい。

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