紹介記事
“ゆめライブ”はプレイヤーへのご褒美だった。「DREAM!ing」を実際にプレイしてみた最速試遊会レポート
2018年6月某日,コロプラが開発中のスマホアプリ「DREAM!ing」(iOS / Android)のメディア向け最速試遊会が実施された。「DREAM!ing」公式サイト
「DREAM!ing」公式Twitter
試遊会とはいえ,現時点ではまだ開発途中のため,世界観やストーリーの流れ,システムの詳しい内容は公開できないことを先に伝えておく。おそらく読者からしたら,もっとゲームの内容を知りたいところだろうが,こればかりは許してほしい。そのかわりといってはなんだが,筆者がプレイしてみた感想などを盛り込みながら本作を紹介したいと思う。
まずは,本作の概要を軽くおさらいしよう。本作は,“ふたりの絆”をテーマとしたコロプラ初の女性向け新作スマホアプリだ。物語の舞台は,全国から才能ある生徒が集う名門校・東雲学園の「特進クラス」で,大富豪の末裔や,国宝級の血筋をひく華族などそうそうたるメンバーが在籍している。誰でも入れるわけではなく,特別に才能のある人のみが選ばれ,入学できるようだ。
桜並木 |
舞台 |
寮の部屋 |
メインキャラクターである望月悠馬(CV:島﨑信長)も特進クラスに選ばれた1人だが,周りの華やかなメンバーとは一風変わった経歴の持ち主で,漫画家のゴーストライターをしながら家計を支えている。なお,公式サイトのキャラクターページに記述されているとおり,彼は第一部の主人公という位置づけのようだ。
公式サイトで一部ボイスが試聴できるので,気になる人はチェックしてほしい。
そんな入学するだけでも大変な学園だが,さらに首席で卒業した生徒には国家レベルで特別な権限が与えられる。叶わない夢はないというほどの国家レベルとは……もはや凡人には想像できないほどの,なにやら“スゴイ”権限だ。それを手に入れるため,生徒たちは選定基準である「学力」「体力」を磨き,首席を目指している。
加えて,今年度から首席をとるためには「人徳」が必要になり,そこで学園が取り入れたのが,本作のポイントとなる「ゆめシステム」だ。「ゆめシステム」でペアを組んで魅力を上げ,「ゆめライブ」を披露してフォロワー数を増やしながら,2人の絆を深めていく。こうして魅力を高めることで,人徳を得られる。また,彼らは2人1組のパートナーとなって,学生寮で共同生活を送るという。ゲーム内ストーリーでは,そういった2人の関係性も楽しめそうだ。
ストーリーの冒頭を試遊した感想としては,ひと言でいうととてもコミカル。学校の設定からして想像はつくだろうが,いろいろ世界観がぶっ飛んでいるし,キャラクターも「え,嘘でしょ」とツッコミどころ満載な登場や発言をする。花房 柳(CV:古川 慎)の信じられない登場シーンに,望月悠馬が「さすが東京の人はわっぜか……」とあっさり受け入れてしまうあたりもおかしい(褒めてる)。
さらに「まさかあの声優さんがあんなモブキャラで……」みたいなことも。冒頭だけでお腹がいっぱいなのだが,どんどんストーリーを読み進めたくなった。世界観・ストーリーの(いろいろな意味での)壮大さと,思わぬ刺客(声優)の登場に,筆者は唇を噛みしめ,笑いをこらえるのに必死だった(最終的に我慢できなかった)。
世界観やストーリーがなんとなく分かったところで,次に「ゆめシステム」について説明しよう。きっと読者のなかには,システムが明らかになっていないながらも「キャラクターソングが出てるからリズムゲームかな?」と予想していた人は多いのではないだろうか。今回体験させてもらったことでわかったことだが,じつは本作はリズムゲームではない。
……リズムゲームでは,ない(大事なことなので2回言った)。
本作は,ストーリーを読み進め,レッスンでカードを育成・強化,育てたカードでライバルNPCとバトルをするシンプルなシステムだが,“2人の絆”をテーマとしたならではの要素がある。
そのほかキャラクターの属性やコンディション,レッスンするたびに溜まっていく「ヘブンゲージ」など,細かい部分はあるのだが,今後時期が来たら明らかになってくるだろう。
レッスンを積んだら,今度は「バトル」に挑戦だ。バトルでは,デッキに編成したSDキャラクターたちが,ギターを弾いたり,大道芸をしたりと,パフォーマンスをしながらキュートに動き回る。ここでもやはり2人の絆が肝で,とあるゲージがいっぱいになるとペアの演出が発生するという。残念ながら筆者は今回,発生させることができなかった……。
ここで気になるのが,公式サイトや公式Twitterで続々と登場しているキャラクターソング,本作でいうところの「ゆめライブ」は一体ゲーム内のどこで登場するのか……ということだろう。それは,ツイート文にも記述されているとおり,プレイヤーへの“ご褒美”で楽しめる。好きなミュージックビデオを,好きなキャラクター2人を選んで鑑賞できるシステムが,「ゆめライブ」なのだ。
「ゆめライブ」では,ゲーム内アイテムであるチケットを消費し,見たいミュージックビデオと好きなキャラクターを2人選ぶと,その2人によるミュージックビデオが視聴できる。プレイヤーがすることといえば,キャラクターを選択するのみだ(ただし,選択できる歌唱キャラクターは曲によって異なる)。
実際に望月悠馬,花房 柳,新兎千里(CV:花江夏樹),獅子丸孝臣(内田雄馬),針宮藤次(CV:豊永利行),三毛門紫音(CV:蒼井翔太)の6人から選べる「TAKE A DREAM!!」を鑑賞させてもらったが,キャラクターによって演出がまったく異なるのに驚いた。カットが変わるのはもちろん,雰囲気もガラッと変わる。望月悠馬と花房 柳のペアは演出がポップに感じたのに,針宮藤次と獅子丸孝臣はロックに感じるといった具合で,同じ楽曲のはずなのに不思議な気分だった(あくまで演出が)。また,詳しくは言えないが,ミュージックビデオの最後にはさらなるご褒美も待っているので,そこも楽しみにしてほしい。
いかがだろうか。まだ言えないことが多すぎるが,ゲームの雰囲気が少しでも伝わったら幸いだ。リズムゲームのように得意・不得意が分かれそうな要素はなく,“ひたすら見て楽しい”というのが今回感じた本作の印象である。
冒頭のストーリーはコミカル一色だったものの,各キャラクターのストーリーになったら違う面も出てくるのではないかと楽しみも感じている。またシステムは王道ながらも,本作ならではの細かい仕掛けがあったりするので,ぜひ本作に注目してみてほしい。
なお,先日「DREAM!ing」のリリースが2018年8月と発表され,事前登録がスタートしている(関連記事)。引き続き公式Twitterでは,ゲーム情報&キャンペーンをはじめ,ミュージックやプロモーションビデオ,ミュージックビデオなどの公開をいち早く知ることができるので,フォローしつつ今後の情報を楽しみに待とう。
「DREAM!ing」公式サイト
「DREAM!ing」公式Twitter
(C)COLOPL, Inc.
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